給料が意外に高い/低い米国の職業10選

8月13日(日)12時30分 Forbes JAPAN

給与の額は職業によって違うものだが、中には給与が一般的な予想より高かったり低かったりする職業がある。

キャリア情報サイトのグラスドア(Glassdoor)は、米国内のさまざまな職業の給与情報を集めている。このデータからは、職業によっては給与の予想額と実際の平均額の差が際立っているものがあることが分かる。

以下に、給与が一般の予想よりも低かったり、高かったりした職業を10種ピックアップした。金額は2017年7月時点の年収中央値だ。

・薬剤師/12万4443ドル
・薬剤技師/3万543ドル
・副大統領/23万700ドル
・救急救命士/3万4038ドル
・医療補助員/3万2992ドル
・大統領執務室業務担当主任/16万5000ドル
・レストラン調理師/2万8696ドル
・データ科学者/9万5217ドル
・グラフィックデザイナー/4万3577ドル
・バス運転手/2万7000ドル

大方の予想よりも年収が高かった職業の一つが薬剤師で、米国内の年収中央値は12万4443ドル(約1370万円)だった。ただし、薬剤師になるにはかなりの勉強と資格認定が必要だ。仕事内容は、薬局運営の監督、規制薬物の管理、処方箋記録の保持などで、控えめに言っても責任重大な仕事だ。

同じ職場で働きながらも、給与が一般の予想より低い職種が、薬剤技師だ。処方薬を調剤し、一般的に顧客対応も行う。グラスドアによれば、薬剤技師の年収中央値は3万543ドル(約340万円)で、前年から3.9%増加した。

米国内のレストラン調理師の年収中央値は2万8696ドル(約316万円)。現場の調理師が毎年10万ドル以上を稼いでいるとは誰も思わないだろうが、ストレスや熱気の中で汗だくで働く環境や、普通とは違う勤務時間を考えると、もう少し高くてもよいのではと思えるかもしれない。給仕係とは異なり、調理師はチップで稼ぐこともできない。

少ない給与で大変な仕事に従事する人々といえば、救急救命士の年収中央値が3万4038ドル(約370万円)という事実に驚く人もいるだろう。救急救命士は、助けを必要とする人々の元に救急車で駆けつけ、ほぼ常に時間に迫られる中で、応急処置や、時に救命措置までもを行う。ストレスや責任も重く、要求される能力も当然高いことから、給与は実際よりも高いと思われているのかもしれない。

給与額が議論の的となることが間違いない職業は、副大統領だ。マイク・ペンス副大統領の年収は23万700ドル(約2540万円)。多くの人から見れば素晴らしい額だが、副大統領は世界で最も力を持つ国で、ナンバー2の地位にある仕事だ。

ペンス副大統領の給与は、低すぎるだろうか、高すぎるだろうか、それともちょうど良いだろうか? 民間企業の役員の多くが、賞与やストックオプションを除いても副大統領よりかなり高い額を毎年稼いでいる点も、考慮すべきだろう。

とはいえ、副大統領には他の仕事にはないさまざまな特典がある。豪華仕様のボーイング757型機に乗れ、33部屋を備える19世紀の豪邸に家族と住め、さらにはホワイトハウス西棟にオフィスを構えられるのだ。

Forbes JAPAN

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