【イベントレポート】「スターバックス リザーブ(R) ロースタリー 東京」 - AMU セッション第2回 – 日本茶をブームではなく持続させ、広げるために必要なこととは?

8月16日(金)10時30分 Digital PR Platform


スターバックス コーヒー ジャパンは8月1日、東京・中目黒「スターバックス リザーブ(R) ロースタリー 東京」の「AMU(アム)インスピレーション ラウンジ」で、AMU セッションを開催しました。

人々が気軽に集い、語らいながら各々の想いを編み上げる「AMUセッション」。今回は「日本茶のサステナビリティ」をテーマに、生産者からティーバリスタまで、日本茶業界の最前線に立つ6名のキーパーソンが、日本茶の未来を想い意見を交わしました。


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モデレーターを務めたのは、最高の日本茶を日常化するプロジェクト「すすむ屋茶店」の創業者、新原 光太郎さん。「徐々にお茶専門のカフェが増え、日本茶がブームになりつつある」と現状を語りながらも、全国各地から集まったスピーカーに、それぞれの日本茶に対する課題や疑問を尋ねていきます。
梅雨明けの暑い夜、きりっと冷やされた玉露の冷茶を片手にセッションがスタートしました。


■変化が生まれにくい日本茶業界
長年のスターバックスでのバリスタ経験を経て、現在スターバックス リザーブ(R) ロースタリー 東京のTEAVANA(TM) で働く川島 佳子さんは、「コーヒーは色々な形で楽しめる業界になってきている。一方で日本茶は、私たち日本人に馴染みすぎていて変化が生まれにくいのかな」と語ります。
変化が生まれにくい背景のひとつには、日本茶業界における女性の立ち位置があるのでは、と議論は展開。日本茶の就農環境に精通する参加者の1人は、「お茶農家の女性の割合は正直多くない」とリアルな現状を伝えます。
600年の伝統を誇る滋賀・政所(まんどころ)茶の復興に尽力し、自身も女性就農者の1人である山形 蓮さんは、「男性は探究心があって、作り手としてお茶を突き詰めるのに向いている。一方女性は、『お茶を楽しむ』のが得意。女性目線の緩やかで自由なお茶の楽しみ方ができる場はまだ少ない」と、女性ならではの視点で語ります。
一方、京都宇治で製茶場を営む西出 孝さんは、「宇治は手摘みのお茶も多い産地で、手摘みの時期になるとむしろ女性が主役。入り口は狭く感じるかもしれないが、入ってしまえば居づらい場所ではない」と女性就農者の今後の活躍に期待を寄せました。


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■今後のお茶の発展のためには?
「今後の日本茶の発展のためにできることは…?」新原さんがトークの枠を広げ、参加者にマイクを向ける中でヒントになったのが、お茶を楽しむ「茶器」。
40個以上茶器をコレクションしていると語る参加者の男性は、「香りを楽しむなら中国茶器…という風に、香りや味別に茶器を用意している」とこだわりを語ります。
山形さんも、「暮らしに馴染む茶器があると、もっと生活に取り入れてもらえるのかなと。置いておくだけで可愛い急須が増えてきて女性心をくすぐりますよね」と続きます。
一方見た目だけでなく、日本茶を楽しむシーンも大切と語ったのは、農林水産省で“農業女子プロジェクト”など、女性農業者の活躍推進に携わる鮫島 梨紗さん。
「例えばウイスキーならちょっと大人な気分になりたいときに。コーヒーならすっきりしたいときに…などと考えていくと、お茶を飲むシーンはやっぱり、落ち着きや安らぎ。そういった場を提供していくと飲む機会も増えるのでは」と未来に期待を寄せました。


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■「ペットボトルで飲む」と「お茶を入れる」の隔たり
脱サラし、東京から移住して兵庫県で茶園を営む野村 俊介さんは、「コンビニエンスストアで一番棚の面積を占めているのがお茶。日本人はお茶を好きだと思うんです。ただペットボトルのお茶と、茶葉で入れるお茶の乖離がすごく大きい」と、日本人のお茶への姿勢を分析します。
いざ茶葉でお茶を楽しむとなると、「一番美味しいお茶はどれ?」と尋ねられるといいますが、野村さんはこういった言わば「ランキング主義」から離れて、バリエーションをもっと楽しんでほしいと語ります。
「コーヒーやワインのマッピングを見て味が浮かぶように、日本茶を飲んだ時に『これは静岡っぽいな』と日本地図が浮かぶ位まで、バリエーションを感じてもらえたら嬉しい」と希望を語りました。


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■日本茶をもっと気軽に、自由に。
西出さんは、「私の地元、宇治田原の小学校では蛇口ひねるとお茶が出る。そんな風に気軽にお茶を飲んでいいし、うがいをしたっていい。この自由さが一つの文化だと思う」と語ります。
「一人ひとりが『このお茶美味しい』と思えるものを見つけるのが一番素晴らしいこと」と、形式に縛られない自由な楽しみ方を提案しました。
モデレーターの新原さんは「肩肘張ってお茶を売るのではなく、もっと自由に。ここにいる僕たちがまず楽しんでいきたいですね」と呼び掛けてセッションを締めくくりました。
女性活躍、茶器、バリエーションやシーンの提案…。方法は様々ですが、参加者が共通して語ったのは、「日本茶は歴史や伝統があり、日本に根付いている。だからこそ、自由でいい」という発想。日本茶の自由で楽しい未来への期待が編み上げられ、インスピレーションあふれるセッションが幕を閉じました。


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モデレーター
新原 光太郎(しんばら こうたろう)
1983年鹿児島県生まれ。
(株)ユナイテッドアローズを経て2007年帰鹿。家業である製茶会社を引き継ぐ。
当時より日本茶の仕入れ焙煎を一手に担い、全国各地の製茶会社の目利き人として活躍。
2012年には、最高の日本茶を日常化するプロジェクト「すすむ屋茶店」を立ち上げる。2016年に東京自由が丘。2018年、2月にはスポーツブランド「デサント」との共同ショップをOPEN。

スピーカー
山形 蓮(やまがた れん)
1986年(昭和61年)京都府生まれ、滋賀県大津市育ち。滋賀県立大学人間文化学部在学中、県内各地の農山村でフィールドワークを行う。卒業後の2012年、母校のフィールドワークの引率で政所茶に出会い、在校生とともに「政所茶レン茶゛—」を立ち上げ、週末政所町へ通いながら茶づくりを始める。2014年より3年間、東近江市地域おこし協力隊1期生として政所町へ移住し、政所茶の復興に向けた活動を実施。協力隊卒業後の2017年4月、地元生産者とともに政所茶生産振興会を立ち上げる。現在、同会理事兼事務局、政所茶縁の会代表。

西出 孝(にしで たかし)
京都府宇治田原町出身
平成6年4月 父である先代を慕い、家業である製茶問屋西出製茶場に入社
平成20年4月より株式会社西出製茶場 代表取締役
「お茶及びお茶文化の普及を通じて、心豊かな人々の生活と、思いやりに満ちた社会の実現に貢献する事」が経営理念。
産地とお客様を結ぶ良き橋渡し役として、日本茶の持つ多様な価値や楽しさを伝えたいとの思いで、日々日本茶の鑑定と生産に取り組む。
世界各地のティーショップを顧客に持つ。

野村 俊介(のむら しゅんすけ)
株式会社仙霊 代表
神戸出身1978年生まれ
2015年に、12年務めた医療機器の会社を退職し、就農を目指し竹田城で有名な兵庫県朝来市に移住。地元のお茶「朝来みどり」の農家である池本晃市氏より紹介を受け、継承者を募集していた兵庫県神河町の「仙霊茶」の茶園を知る。茶園の景観に一目惚れし、継承を決意。
2年間の茶業の手伝いを経て、2018年春より神河町に移住し、「株式会社仙霊」を立ち上げ茶園を継業した。

鮫島 梨紗(さめしま りさ)
農林水産省 経営局就農・女性課 女性活躍推進室
大学在学時に古代米で日本酒を造るプロジェクトに参加したことで食と農業に強く関心を持つようになる。14年、管理栄養士の資格を取得。同年に(株)三越伊勢丹に入社し、伊勢丹新宿本店のリビング、食品売場にて販売スタッフとして経験を積んだあと、食品部門の商品部に異動し、和洋酒の調達や商品づくりなどを経験。18年から農林水産省に出向し、現在、「農業女子プロジェクト」などの女性農業者の活躍支援に携わる。

川島 佳子(かわしま よしこ)
2000年3月愛知県1号店でもある名古屋JRセントラルタワーズ店にアルバイトとして入社。社歴はアルバイトも含めると19年。来店されるお客様の期待、それに応えようとするパートナーのキラキラとした表情を生み出す場所である スターバックスに感動し入社を決意。
自身の新しいチャレンジとしてロースタリーの社内公募に手を挙げTEAVANAのオペレーションマネージャーとして現在に至る。スターバックスの新しいチャレンジとしての魅力に加え、日本のお茶の文化に誇りを持ちそれを伝えていくことが今の自分の使命と考えている。

【AMU TOKYO】
人々が社会にインパクトを与えるような対話を行い、世の中に発信していくための場所です。 「AMU(編む)」という言葉に込められたコンセプトは、多様な人や価値観がつながり、情熱が一つになる、というスターバックスがこれまでずっと大切にしてきた想いをベースにしたものです。さまざまな人の想いや情熱がつながり、編まれることで、新たなアイデアやクリエーションが生まれるきっかけをつくります。それを積み重ねていくことで、革新的なコミュニティを作り、社会により良い変化を起こしていきます。コーヒーを楽しみながら、つながりを生み出し、より良い未来のために、一人ひとりがどう行動すべきか、考えます。
https://www.starbucks.co.jp/roastery/amutokyo/



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