米国債、日本が2年ぶり保有残高首位…中国抜く

8月16日(金)12時22分 読売新聞

 【ニューヨーク=小林泰明】米財務省が15日発表した6月末の国際資本収支統計によると、日本の米国債保有残高は1兆1229億ドル(約119兆円)と、これまで首位だった中国を抜いて、米国債の最大保有国になった。中国の保有額が減少傾向にあるなか、日本は2017年5月以来、約2年ぶりに首位に戻った。

 日本は5月末に比べ、保有残高が219億ドル増えた。利回りの低い債券が増えるなかで、機関投資家が比較的利回りの高い米国債への投資を増やした可能性がある。

 一方、中国は23億ドル増で、保有残高は1兆1125億ドル(約118兆円)にとどまった。直近のピークだった17年8月には1兆2017億ドルに達したが、その後、減少傾向が続いている。米国との貿易摩擦の激化や、通貨・人民元レートの下落が影響しているとの見方もある。

 市場では、米政府による制裁関税への報復として、中国が米国債を大量に売却するとの観測もあるが、今のところ目立った動きは出ていない。

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