「左足ブレーキ」は踏み間違い暴走事故防止の切り札になるか

8月21日(火)6時0分 ダイヤモンドオンライン

「左足ブレーキ」は踏み間違い事故防止の“切り札”になるか? (Photo:DOL)

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クルマの暴走事故がしばしば報道されている。その多くがオートマチック(AT)車によるアクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いによるものだ。そこで、AT車しか運転しないドライバーは、「いっそのこと、左足でブレーキ操作する“左足ブレーキ”を身につけるべき」という指摘もある。「左足ブレーキ」は踏み間違い事故の切り札になるのだろうか。(モータージャーナリスト 鈴木ケンイチ)


なくならないアクセルと

ブレーキの踏み間違い事故


 アクセルとブレーキの踏み間違いによるクルマの暴走事故。


 これは昔からあって、なかなかなくならない事故でもある。ペダルの踏み間違い事故が発生してしまう理由には、さまざまなものがあるが、その1つに構造的な問題がある。


 それは、アクセルとブレーキが、どちらも“ペダルを踏む”という同じ操作であることだ。しかも、“異なった結果”を生む2つのペダルが並んでいる。


 これがいけない。知識がない状態で直感的に操作することは不可能であり、焦ったときに間違ってしまうのも無理はない。


 これが、例えばペダルではなく、レバーになっていて、前に押せばアクセル=加速で、後ろに引けばブレーキ=減速となれば、アクセルとブレーキの操作の間違いはぐっと減るだろう。しかし、今さらクルマの操作系を、一から新しくすることは現実的ではない。


 そこで「2つのペダルを、せめて別々の足で踏めば間違いが減るのではないか」という提案がある。


 それが左足ブレーキだ。アクセルは右足、ブレーキは左足に置いて操作するというものだ。





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