吉田志穂個展「印刷と幽霊」
2024年8月23日(金)12時46分 PR TIMES
吉田はこれまで、アナログとデジタルを往還させる写真作品の制作、空間全体を使ったインスタレーションにて独自の風景を築き上げてきました。 第11回写真「1_WALL」グランプリ受賞(2014)、その後第11回 shiseido art egg入選(2017)、Prix Pictet Japan Award 2017ファイナリスト、第46回木村伊兵衛写真賞(2020+2021年度)など数々受賞してきた写真家です。
本展で吉田は、これまでとは全く異なるアプローチで新作を発表します。写真の現像やプリント、イメージの重ね合わせなどを手作業で行ってきた吉田が、オフセット印刷機で大量に複製したイメージを用いて空間を構成します。
写真や印刷は、機械を通してはじめて私たちにイメージを提供します。時折、機械は人間の意図を離れ、肉眼で捉えられないものも表出させてしまいます。吉田は不可視の存在への探究により、イメージの実態とその現出について解き明かそうとします。
機械と手を組み、予期せぬエラーに身を委ねた時、イメージはどのように崩れ、何が現れるのでしょうか。日々大量のイメージを目にする私たちに、見えるもの/見えないものとは何かを改めて問いかけ、その境界線を探ろうと試みます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/30084/144/resize/d30084-144-cf24e7316119690dc119-0.jpg ]
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アーティスト紹介
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[画像2: https://prtimes.jp/i/30084/144/resize/d30084-144-53a457ad98b32ecee57a-2.jpg ]
吉田 志穂 / Shiho YOSHIDA
1992年千葉県生まれ。東京都を拠点に活動。2014年東京工芸大学芸術学部写真学科卒業。
主な展覧会に、「この窓から見えるものが変わったとしても」(写大ギャラリー、東京、2023)、「記憶は地に沁み、風を越え 日本の新進作家 vol.18」(東京都写真美術館、2021)、「あざみ野フォト・アニュアル とどまってみえるもの」(横浜市民ギャラリーあざみ野、神奈川、2021)、「TOKAS-Emerging 2020」(トーキョーアーツアンドスペース本郷、東京、2020)、など。「第11回写真 1_WALL」グランプリ受賞(2014)、「第11回 shiseido art egg」(2017)入選、「Prix Pictet Japan Award 2017」ファイナリスト。写真集『測量|山』(T&M Projects)などで第46回「木村伊兵衛写真賞」受賞(2020+2021年度)。
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展覧会概要
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<タイトル> 吉田志穂個展「印刷と幽霊」
<会期> 2024年10月30日(水)- 12月1日(日)
11:00〜19:00 火曜休館 入場無料
<主催> BUG
BUG
〒100-6601 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー1F
Gran Tokyo SOUTH TOWER 1F, 1-9-2, Marunouchi, Chiyoda-ku, Tokyo
交通アクセス
JR東京駅八重洲南口から徒歩3分
東京メトロ京橋駅8番出口から徒歩5分
東京メトロ銀座一丁目駅1番出口から徒歩7分
※BUGには専用駐車場はありません。ご来館には公共交通機関をご利用ください。
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【本件に関するお問い合わせ先】
https://recruit-holdings.co.jp/support/form/
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