トライトはウエルスアドバイザーが「オーバーウエート」継続
2024年8月29日(木)10時50分 サーチナ
リポートでは株主還元策の導入に注目。24年12月期に配当性向30%を基準に期末配当(初配)11円を計画し、来期以降も配当金水準の維持、または増配を目指すという。加えて、24年12月期は自社株買いの代替手段として、第3四半期(24年7−9月)末にも10円の配当を別途実施する予定。積極的な株主還元姿勢が株価の支援材料になる可能性があるとした。
一方、医療福祉従事者の転職市場では回復期待が高まるが、介護・看護領域の求職者の獲得単価高騰につながり、中核の医療福祉紹介事業で登録求職者の獲得数が鈍化する影響が出たという。同社は広告媒体への出稿の強化などで登録求職者数を積み上げ、25年12月期以降の本格的な転職支援案件の取り込みを狙うとしている。