「鵺はレッサーパンダ!?」でお馴染みの荒俣宏妖怪探偵団が、東北各地を歩き、ゲストと共に旅先で出会う数々の怪奇を検証する、ディープな実録ルポ。8月29日「荒俣宏妖怪探偵団ニッポン見聞録」発売

8月31日(木)17時18分 PR TIMES

このご時世に、なんと1冊まるごと取材&書き下ろし。そして、これが本当に荒俣宏最後の妖怪本!? 本書にて初公開。お殿様の珍品コレクションもお見逃しなく!「すごいぞ!河童の尻子玉って本当にあったんだ!」

株式会社 学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、株式会社学研プラス(東京・品川/代表取締役社長:碇 秀行)は、『荒俣宏妖怪探偵団ニッポン見聞録』(定価:本体1600円+税)を8月31日(木)に発売します。

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◆荒俣宏と、古生物学者・荻野慎諧、小説家・峰守ひろかずが東北を行く。妖怪探索で口火を切った旅は、宮沢賢治、南方熊楠、刀剣の堀川国広、薩摩藩主の島津重豪まで話題が広がる、オドロキの展開となってしまった。

本書は妖怪探索を入り口に、荒俣宏妖怪探偵団が地元の専門家と共に東北各地の妖怪・化け物を検証するディープな実録ルポです。

探偵団のメンバーは、ご存じ博物学の泰斗・荒俣宏と、古生物学者の立場から妖怪に向き合うことを試みている、荻野慎諧。そして、妖怪をテーマにした小説を多く発表している、峰守ひろかずです。彼らが各地を歩き地域の専門家と知のバトルを繰り広げることで、誰も知らなかった東北、地元のひとも知り得なかった東北を掘り起こします。

妖怪ファンはもちろん、自然科学好き、博物館好き、『遠野物語』や宮沢賢治、南方熊楠のファン、古生物ファン、刀剣ファン、研究者を目指す人たちにも楽しんでいただきたい1冊です。

本書の目的の一つに、「学問の分野を超えて、専門家が対話を重ねれば、新しい発見やモノの見方が生まれるのではないか。その過程を楽しもうよ」というものがあります。ですから専門家の眼が多いほうがうれしいですし、反対意見はむしろ歓迎。
本書を手にとっていただいた多くの先生、読者からのツッコミをお待ちしております!
「妖怪探偵団はそう言っているけれど、わたしはこう思う!」というのをぜひぜひお聞かせください。


【著者紹介】

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「我ら、荒俣宏妖怪探偵団」

[ 荒俣宏(中央) ]
作家。地球の生命の謎にふかく関心をもつ博物学者でもある。故・水木しげると平田篤胤を大師匠と尊敬し、こよなく愛する知の巨人。

[ 荻野慎諧(左) ]
丹波竜化石工房所属。理学博士。現在は兵庫県丹波市で、恐竜を活かした地域おこしを行っている。
古生物(哺乳類)の専門家として、妖怪に向き合い、「妖怪古生物学」を提唱。「“ナショジオ”よりも“ムー”に載せていただいたほうが嬉しい」とは本人の弁である。2016年9月号の『トランヴェール』(JR東日本)http://www.jreast.co.jp/railway/trainvert/では、「鵺の正体はレッサーパンダ」を提唱。SNSでは妖怪ファンのみならず刀剣ファンをも巻き込み鵺=レッサーパンダ旋風を巻き起こした。
本書では、荒俣宏のアイデアを引き出す旅の相方として登場。
団長・荒俣宏に「鵺はレッサーパンダみたいなやつ……ないの?」と問われ続け周囲をハラハラさせたが、ついに「河童はゴミ箱説」を導き出し、妖怪界隈に新しい話題を提供する……予定!
☆ちなみに「鵺の正体はレッサーパンダ」の話題は、
『月刊ムー2017年10月号』で購読可能です。
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[ 峰守ひろかず(右) ]
小説家。2008年に『ほうかご百物語』でデビューし、妖怪ものを多く手掛ける。妖怪や怪異や怪獣など「怪」の字の付くもの全般を広く浅くこよなく愛するが、怪談だけは苦手。なぜなら怖いから。
本人は否定しているが妖怪や怪異に関する知識は膨大で、周囲があっけにとられて黙り込むほど。本書ではその豊富な知識をベースに探偵団の旅を第一章から三章まで、実録ルポとしてまとめ上げた。ちなみに紀行文は本書初。
氏の代表作『絶対城先輩の妖怪学講座』シリーズは、長身色白のイケメン妖怪博士・絶対城阿頼耶(ぜったいじょうあらや)が原因不明の怪奇現象に挑むミステリ小説だが、荒俣宏妖怪探偵団の3人が怪奇に挑む本書は、リアル絶対城先輩ともいえる……のか!?(いま、遠くからブーイングが聞こえました)


【目次】
●はじめに 岩手の不思議は『遠野物語』だけではない 荒俣宏
●第一章  探偵団、まずは岩手で妖怪を考える
◎旅の始まり、もしくは早々の前途への不安
◎河童百態、百花繚乱!
◎河童はゴミ箱なんだと古生物学者は言った
◎本堂守って百四十五年だニャアと乾いた河童は言った(かもしれない)
◎牙と角と体毛と ──遠野の古刹に眠る妖怪の遺物×3!
◎ザシキワラシが守った家宝はホロタイプ標本?
◎鯨の来た海は世界に向かって開けていた
◎鯨の骨は○○の頭蓋骨!
◎意外! 宮沢賢治に連なる怪しい人脈
◎開かれていた遠野とハイパー文学の秘密!
◎佐々木喜善の迷い道とその果てに残したもの

●コラム  宮沢賢治は剣士だった?
●対談   宮沢賢治×南方熊楠談義 岩手と和歌山をつないだ超絶な日本人

●第二章 地獄と極楽、この世とあの世。探偵団、死後の世界を歩く
◎健康で文化的な最高限度の生活atあの世
◎青色絵の具は富裕の印
◎開眼!美術解剖学的怪異鑑賞メソッド(地獄絵編)
◎堪能!美術解剖学的怪異鑑賞メソッド(幽霊編)
◎死体以外はみんな生き生き
◎絶対に見たく ない幽霊画

●第三章 君はもう見たか !? 好奇心が爆発する殿様の博物コレクション
◎即金で購入された「珍しいだけ」の奇魚
◎南部特製博物コレクションフルコース
(1)まずはバラバラの人魚から
(2)妙薬秘薬オンパレード
(3)好奇心が集めた珍品宝物
(4)前世代の医薬品と博物学的整理法
◎最後に 事典と実用書の中の妖怪たちが教えてくれること

●第四章  座談会  京都 VS東北 中央から見た鬼の国
●おわりに 荻野慎諧



★『シャーマンキング』でおなじみ、漫画家・武井宏之氏が挿絵を担当



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【本書のハイライト1.】担当は見た! この夏一の背筋が凍る恐怖の一コマ

東北、しかも岩手で妖怪本モノをやるといったら、『遠野物語』と柳田國男がテッパン。妖怪ファンの常識だし、『水木しげるの遠野物語』という有名漫画だってある。

し・か・し! 団長・荒俣宏団長は、取材当日の朝になって突然、こう言ってのけたのだ。「遠野物語は、やらない! 岩手で化け物をやるなら、宮沢賢治、佐々木喜善、南方熊楠。取材先、今からぜんぶ変更しよう!」

突然の提案に動揺し、顔を見合わせる荻野慎諧と峰守ひろかず。
宮沢賢治と妖怪にいったい何の関係が? なぜ和歌山の南方熊楠まで出てくるのだ? しかし団長は、肩を揺らして笑うばかりで、彼らの疑問にすぐには答えない。

始まりと同時に解散!?  どうなる!? 探偵団!

【本書のハイライト2.】荒俣さん、大変です! 河童はゴミ箱でした!

東北をそして、日本をも代表できる妖怪界ナンバー1の存在といえば、河童。
そんなわけでまずは河童の正体に迫ってみようと考えた探偵団。

向かった先は、河童についての詳細な記録「水虎之図」を所有している、もりおか歴史文化館だった。

河童はウミガメ?アカハライモリ? いや、カワウソなんじゃないか?
飼育観察の記録があればすごい証拠になったのに!
水虎之図に記された河童の目撃証言を前に、首をひねり地団駄を踏む探偵団の面々。

そして、つかみどころのないその答えを、ついに荻野が切り拓いた!
「荒俣さん!河童はゴミ箱なんだ!」

その言葉の真意は一体……?
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【本書のハイライト3.】ザシキワラシが守った家宝はホロタイプ標本だった!?

妖怪ファンにはおなじみ、ザシキワラシが出る宿といえば岩手県二戸市にある「緑風荘」である。不幸にも2009年に火災で全焼してしまったが、今では立派に再建されている。

実はここのザシキワラシには亀麿(かめまろ)という立派な名前があり、敷地内の神社に祀られている。妖しい妖怪ではなく、宿を守る守護神なのだ。

火事のとき、その亀麻呂が守ったともいえる緑風荘の家宝が、これ。
カメ?化石にも見えますが、一体これは……?
古生物学者の荻野が答えます!
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【本書のハイライト4.】宮沢賢治と南方熊楠がつながった! 驚け、これが荒俣宏の新説だ。

「宮沢賢治は妖怪につながるんだから!」と言い張る荒俣団長。
首をかしげる荻野、峰守をしり目に向かった先は、花巻市にある宮沢賢治記念館。待ち受けていたのは学芸員・牛崎敏哉氏である。

荒俣団長による、熊楠と賢治をつなぐ驚きの新説や、『風の又三郎』の風は、トトロの風。
牛崎氏による賢治と堀川國宏の関係など、オドロキの話題が満載。

映画『妖怪大戦争』の「妖怪大会議」のネタ元、荒俣ファンなら知りたいですよね!?
本書のなかでお教えします!
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【本書のハイライト5.】日本の幽霊 VSフランケンシュタインの怪物 美術解剖学で読む幽霊画

幽霊画を芸術として鑑賞するだけでなく、人体の形態や構造から観察したら、どうなるのか。探偵団は、『進撃の巨人と解剖学』『人体5憶年の記憶』などの著作で知られる美術解剖学者・布施英利に教えを請うた。

単に見る者を怖がらせるだけのために描かれたのだろうか?
精密な筆致に垣間見られる作者の意図とは?
美術解剖学の大家が、フランケンシュタインの怪物を例に導いた答えとは!?
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【本書のハイライト6.】すごいぞ! 河童の尻子玉って本当にあったんだ!

東北に残る妖しいモノがすべて怪異がらみということではない。中にはただただ珍しく、貴重で未知だからこそ集められ遺された……そんな物品だって、残っている。

探偵団が最後に訪れた先は、青森県八戸市にある、八戸市博物館。ここには幕末の殿様、南部信順がコレクションした珍品の数々が所蔵されている。

信順は、蘭癖大名としてしられる薩摩藩主・島津重豪の十二男。幼いころに父親の博物好き、収集癖を見ていて、自分もハマっちゃった口らしい。

人魚のホネ、人魚の歯、人魚の牙、西洋の魔女の使う毒草・マンドラゴラに、何に使うか分からない妙薬、謎の左手。記録が散逸してしまった秘蔵コレクションの数々に歓声をあげる探偵団。
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そしてついに見つけてしまった!これが河童の尻子玉だ!!!
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【著者+ゲスト+担当よりひとこと】

荒俣宏:お化けに会いたい、お化け相手に恋もしたい。そういう気持ちで過ごしてきたが、そろそろお化けについての考えをまとめ、後進に材料を引き渡すべき年齢になってしまった。多分、この本はそんな一冊になると思う。

荻野慎諧:Wunderbereich,Tohoku! 来訪前に想像していた「ありきたりな」東北像は、現地に入って大きく覆された。いまも人々を惹きつける東北文化は、意外なほど盛んだった他地域との交流に加え、冬場に「閉じこもる」事によってじっくり醸成されるものだった。これはまさに「驚異の部屋」ヴンダーカンマーの地域版、すなわちヴンダーベライヒである。東北博物学の魅力を余すところなく伝えた本書は、歴史・文学好きだけでなく、自然科学愛好家にも手に取ってほしい。

峰守ひろかず:東北に妖怪の話を聞きにいく!そう聞かされて想像した内容は、実際の取材とはまったく違っていた。遠野物語は宮沢賢治や恐竜を経て中国文学へたどり着き、幽霊画は鮮やかに腑分けされ、コレクター論は通販目録に記載された人魚へと至る。ひたすらオールラウンドに飛び交う知識とアイデア、それらすべてに食いついていく知の巨人……荒俣宏の存在感、ただ圧倒されるしかない私。これは、私の味わった一生分の納得と驚愕の記録である。

布施英利:幽霊画と九相図を訪ねる旅のところで、遠野、盛岡へと急遽、参戦させていただきました。幽霊画の怖さ、美しさ、九相図の迫真性や創造性、そういう現物を前に、荒俣さんたちと語り合う時間は、まるで幽霊や腐乱する死骸を前に語り合っているようにリアルで、しかも夢の中のように耽美的で幻想的でもある時間でした。
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担当:校了2週間前のことです。ゲラを受け取りに、荒俣先生のお宅に伺いました。「2日……寝てない……」と言いながらふらふらと玄関口まで出てきてくださった先生。わたしを見ると破顔し、「だいじょうぶ!面白くなったからっ!」と力強くおっしゃいました。うれしいやら、ほっとするやら、朱を見て青ざめるやら……帰りの車のなかでゲラを見ながら号泣しました。いろいろな意味で……。というわけで、内容については、先生のお墨付きです。本当に面白いです! 先生の話が止まらなくなって、校了直前に10ページも増量しました!

[商品概要]
「荒俣宏妖怪探偵団 ニッポン見聞録」
著者:著荒俣宏/荻野慎諧/峰守ひろかず
判型:四六判
ページ:248ページ
発売日:2017年8月31日
定価:本体1,600円+税
ISBN:978-4-05-406585-7
発行所:(株)学研プラス
【ネット書店でのご購入はコチラ】
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・楽天ブックス http://books.rakuten.co.jp/rb/15042975/
・セブンネット http://7net.omni7.jp/detail/1106790990
・学研出版サイト http://hon.gakken.jp/book/1340658500

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