「軽自動車が非関税障壁」は本当か アメリカ車が日本で売れない理由

3月25日(月)6時0分 ダイヤモンドオンライン

スズキ「スペーシア」報道陣向け試乗会・会場にて。中間モデルの「X」と、最上級ターボモデル「T」を公道で試乗した Photo by Kenji Momota

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「TPPと軽自動車の関係というのは、何もないと思うんですよ。僕はこじつけだと思っております」


 2013年2月26日、スズキが都内で開催したハイト系新型軽自動車「スペーシア」の記者発表会で、同社・鈴木修会長兼社長は記者団の質問にそう答えた。

 

 そして2013年3月15日、安倍晋三内閣総理大臣はTPP(環太平洋連携協定)への参加を正式表明。


 同じ日に、筆者は東京ディズニーランドに隣接するホテルオークラ東京ベイを基点として行われた、「スペーシア」報道陣向け試乗会に参加した。同車は2008年〜2013年2月に製造販売された「パレット」の後継車だ。「パレット」は、ライバルであるダイハツ「タント」に大敗。さらには一昨年末に登場して急速にシェアを拡大中のホンダ「N Box」の影響もあり、今回の車名変更を伴う全面改良に至った。



「スペーシア」はその名の通り、「タント」に負けた最大の原因である車内スペースを拡大した。


 具体的には、車体の側面を立ててルーフ部分を60mm拡張、Aピラーを5mm前方へ、さらにリアハッチ上部点を40mm後方へ移した。これにより、車内は「パレット」比で、室内幅が40mm増、左右ドアガラス間が40mm増、乗員頭部と天井角の間が45mm増、乗員頭部とドアガラスの間が10mm増、そして乗員とドアトリム間が5mm増とした。室内長はクラストップの2215mmとなった。


 軽自動車の外観規格寸法での最大値は、全長×全幅×全高=3400×1480×2000(mm)。これに対して「スペーシア」は、同=3395×1475×1735(mm)と、走行安定性を考慮した上で軽自動車規定ギリギリで作られている。これはハイト系軽自動車での常識だ。


 また、90kg軽量化によりクラス最軽量。クラストップの29.0km/リッターの低燃費を実現した。




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