HEROZ、19年5〜7月期は増収増益 BtoB向けAIサービスの成長見込む

9月11日(水)12時33分 財経新聞

■1Qは増収増益 売上高は26.8%増
 HEROZ(4382)は10日、20年4月期第1四半期(19年5月〜7月)の単体決算を発表。売上高は前年同期比26.8%増の3億7,600万円、営業利益は同6.7%増の1億1,100万円、経常利益は同5%増の1億900万円、純利益は同4.6%増の7,500万円だった。

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 通期予想の修正はなく、売上高は16億3,000万円、営業利益は5億2,000万円、純利益は3億5,000万円を見込む。営業利益と減価償却費を加味したEBITDAでは、前年同期比17.2%増の1億2,600万円とまずまずのスタートを切った。BtoC向けゲームタイトルやBtoB向けAIサービス事業それぞれ好調だった。

■下期にかけBtoB向けAIサービスの多くが完了する予定
 BtoBおよびBtoC向けにAIサービスを提供するHEROZ。2018年4月の上場時には公開価格の約11倍の初値を付けるなど、株式市場から非常に注目された会社。法人向けには金融・建設・エンタメ向けのAIシステムの開発、一般向けにはAIを生かしたゲームアプリの開発および提供を行っている。有名なタイトルは「将棋ウォーズ」。

 20年4月期は、下期にかけてBtoB向けのAIサービスにおける継続案件や新規案件が拡大しており、現状上回っているBtoC向けAIサービスの売上高を上回る公算だ。一方、BtoC向けゲームアプリ「ポケモンコマスター」は19年10月末で運営終了し、BtoB向けに事業集中していく方針。

■AIソフトウェア(BtoB)市場の年平均成長率は43%
 HEROZが10日に発表した決算説明会資料によると、BtoB向けAIソフトウェア市場の年平均成長率は43%で、HEROZは今期末にこれら成長率を上回る売上高を計上する見込みだ。また既存タイトルである「将棋ウォーズ」等は堅調に推移しているが、「ポケモンコマスター」の終了が予定されているため、BtoC向けサービスは減収を予想している。

 HEROZが向かうは「BtoB」向け事業。事業会社向け機械学習サービス「HEROZ Kishin」は、初期設定によるフィーと、レベニューシェア型の継続フィーにより収益の積み上げを狙う。実例では、竹中工務店向けの構造設計支援システムに、SMBC日興証券やマネックス証券向けの投資サポートおよび市場予想システムなどの提供を行っている。

財経新聞

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