MINIの系譜 クロスオーバーミニは邪道か? イギリス魂とはいかなるものか?

9月11日(水)18時25分 財経新聞

MINIの生誕60周年記念特別仕様車「MINI 60 YEARS EDITION」。(画像: ビー・エム・ダブリューの発表資料より)

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 MINIと言うと、どのようなイメージで見ているであろうか?イギリス車であることはMINI自身がアピールしているのでご存知であろう。

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 現代のMINIを見て触って乗ってみると、正直かつてのMINIクーパーを連想させるものではない。2001年から傘下となったBMWの小型車と言える印象が強い。

 エクステリアデザインについて、かつてはイギリスの合理性を垣間見る思いであったし、ロールスロイス、ジャガーなどの高級車を持つオーナーたちのセコンドカーという位置づけを感じたものだ。また、ヨーロッパの街並みは日本と同様に狭く、石畳の道を機敏に走り抜けるMINIの姿は、その街並みに溶け込んでいる印象だった。

 現代のMINIは、テールランプに左右に分けてユニオンジャックをデザインしている。これは「かわいらしい」としか感じない。MINIクーパーの時代には、合理性が生んだデザインであると受け止めてきたが、やはり現代では「かわいらしさ、おしゃれ」と受け止められているようだ。

 インテリアにおいても、FFでパッケージングがなされているので室内が広く、その代わりアンダーステアのハンドリングを当然としている。タックインを利用して小気味よく街中を走り回るMINIの姿が、大変懐かしい。

 現代のMINIはFFであるのは変わりないが、その特性をかなり抑えているようで、スズキ・スイフトスポーツのほうが、MINIクーパーに近いフィーリングではなかろうか?室内のデザインも細かく選択できるシステムは、女性のオーナーに受け入れられるであろう。

 クロスオーバーなど、MINIにはあまり大きくなってほしくないのは筆者の本心だが、中身はBMWの持つ信頼感で、新生MINIとして受け入れてあげてほしい。実用的にははるかに進歩しているのだから。

財経新聞

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