「模倣品・海賊版商品 パトロールサービス」の提供開始。ECサイトの監視を通してキャラクターの権利を有する企業の権利侵害対策を支援
2024年9月19日(木)15時16分 PR TIMES
デジタルエコノミー特化のカスタマーサクセスソリューション・プロバイダーであるアディッシュ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役 江戸 浩樹、証券コード:7093、以下 アディッシュ)は、「模倣品・海賊版商品 パトロールサービス」の提供を、2024年9月19日より開始します。
キャラクターの権利を保有する企業を対象に、ECサイトで販売されている非正規商品を検索・報告をするサービスを通して、企業の知的財産権保護の一助を担っていきます。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/29662/221/29662-221-23ab337fadff4e9a1888a9c88442e293-1800x945.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
コンテンツ産業活性化に伴う課題
2021年における日本のコンテンツ市場規模は12.9兆円におよんでいます。日本のコンテンツの海外売上はゲームやアニメの割合が高く(※1)、中でもアニメ関連グッズに関しては、2016年に聖地巡礼によるインバウンド観光客の購入額は356億円の試算になるなど(※2)、日本のコンテンツは国内にとどまらず海外からも大きな人気を獲得していることがわかります。
このような市場活性化の一方、権利侵害もこれまで以上に目に留まるようになっています。
非公式のグッズや商標・キャラクターを無断使用した商品がフリマサイトで売買されたり、絵本読み聞かせ動画サイトが出回ったり、またメタバースなどの仮想空間で現実世界の商品の模倣品やコンテンツのコピーアイテムが売買されるなど、業者だけでなく個人による権利侵害がコンテンツ産業界全体の課題となっています。
(※1)内閣官房 新しい資本主義実現本部事務局 |「新しい資本主義実現会議(第26回)基礎資料」(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai26/shiryou1.pdf)| 2024年4月17日
(※2)株式会社日本政策投資銀行 |コンテンツと地域活性化(https://www.dbj.jp/topics/region/industry/files/0000027774_file2.pdf) | 2017年5月
権利侵害により企業が被る損害
キャラクターを提供する企業は権利侵害されることにより、キャラクターや商品価値の下落、収益の減少、社会的信用を損なうリスクを負うため、知的財産権保護の対策が重要となります。
企業は、権利侵害商品がECサイトで販売されていないか監視するサービスを利用することで、非正規商品の現状把握や通報するための情報収集ができ、今後の対応策を講じることができます。
(※)本サービスでは、キャラクターを使って商品化されたものを「コンテンツ」と定義しています。ゲーム、アニメ、出版、映画・テレビなどデジタル商品のほか、日用品や文房具やアパレルなどのキャラクター関連商品を含みます。
「模倣品・海賊版商品 パトロールサービス」概要
アディッシュの「模倣品・海賊版商品 パトロールサービス」は、ECサイトで販売されているキャラクター商品を対象に監視を実施します。
最初にキャラクターの権利を保有する企業へヒアリングを実施し、事前に監視手法の設計を行います。
アディッシュで事前に調査した模倣品や海賊版商品が販売されている可能性が高いサイトを提案、キャラクターごとに選択します。
監視は、平日の9時〜18時に、予め定めた時間数の中で個々の新着商品を有人監視し、監視後は権利侵害の可能性がある商品を企業に報告します。
企業は報告書をもとに、通報する商品の選定やガイドラインの整備、販売しているプラットフォーマーへの削除依頼など、どのような対応を講じていけばよいか検討することができます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/29662/221/29662-221-5b7152dddbed380e420ff7fc01d3e8bb-1240x602.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
キャラクターごとの販売傾向の差が顕著に表れる(アディッシュ独自調査)
アディッシュで2024年8月下旬の平日の9時〜18時に、2つの著名キャラクターを用いてサイト別に非正規商品がどの程度販売されているのかを調査しました。子供向けキャラクターA、ゲームキャラクターBにおいて、それぞれ5日間にわたって合計50分間4つのECサイトを検索し、新着商品を確認しました。
<調査概要>
調査名称 :キャラクターの非正規商品販売比率の比較
調査時期 :2024年8月下旬の平日9時〜18時
調査方法 :子供向けキャラクター商品とゲームキャラクター商品の新着商品を、4つのECサイトで合計50分ずつ巡回し目視により監視
子供向けキャラクターAとゲームキャラクターBでは非正規商品販売傾向が異なり、子供向けキャラクターAについては、メーカー名やタグ表記がない非正規品と見られるアパレル商品や、他社製品にキャラクターAのシールを貼り当該キャラクター商品と称して販売している商品が確認できました。一方でゲームキャラクターBでは正規品の転売が大多数を占めていました。
また、特にFサイトにおいて非正規商品販売比率の差が顕著に出ています。ゲームキャラクターBについては、Fサイトではほとんどの商品が非公式のものと見られるという結果になっています。
このような、キャラクターやサイトによる販売傾向の違いも加味したうえで、見るべきサイトの提案や企業への報告方針などを設計し、企業毎に適切な監視を実施します。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/29662/221/29662-221-530359a7f3da88ebf3c66ab42cc97323-555x359.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
長年の知見を発揮
アディッシュでは、SNS監視、ソーシャルリスニング、記事審査サービスなどを提供しています。インターネット上の書き込みや画像の目視監視業務では17年におよぶ知見があり、今回開始する「模倣品・海賊版商品 パトロールサービス」でもその強みを発揮していきます。
アディッシュのリスク対策「MONI」 概要
アディッシュのリスク対策「MONI(モニ)」は、「あんぜんあんしんをあたりまえに」というサービスミッションのもと、企業のソーシャルリスク対策全般を支援しています。SNSアカウント監視、ソーシャルリスクモニタリング、従業員向けSNS研修サービス、SNSガイドライン策定支援などを通じて、企業のソーシャルリスク・風評被害を最小限に抑えます。https://monitor.adish.co.jp/(https://monitor.adish.co.jp/)
■アディッシュ株式会社 概要
設立 :2014年10月1日(東証グロースコード:7093)
代表者 :代表取締役 江戸 浩樹
本社所在地:東京都品川区西五反田1-21-8 ヒューリック五反田山手通ビル6階
事業内容 :スタートアップの成長支援、カスタマーサクセス/カスタマーサポートの設計・コンサルティングおよび運用サービスの提供、誹謗中傷および炎上対策、学校向けネットいじめ対策
URL :https://www.adish.co.jp/(https://www.adish.co.jp/)
【サービスに関するお問い合わせ先】
アディッシュ株式会社 サービスデリバリー事業部
Tel:03-5759-0334(代表)
お問い合わせフォーム:https://monitor.adish.co.jp/contact/
※記載されているサービス・商品名、会社名は各社の商標および登録商標です
※本リリース情報は、2024年9月19日現在の情報です
キャラクターの権利を保有する企業を対象に、ECサイトで販売されている非正規商品を検索・報告をするサービスを通して、企業の知的財産権保護の一助を担っていきます。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/29662/221/29662-221-23ab337fadff4e9a1888a9c88442e293-1800x945.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
コンテンツ産業活性化に伴う課題
2021年における日本のコンテンツ市場規模は12.9兆円におよんでいます。日本のコンテンツの海外売上はゲームやアニメの割合が高く(※1)、中でもアニメ関連グッズに関しては、2016年に聖地巡礼によるインバウンド観光客の購入額は356億円の試算になるなど(※2)、日本のコンテンツは国内にとどまらず海外からも大きな人気を獲得していることがわかります。
このような市場活性化の一方、権利侵害もこれまで以上に目に留まるようになっています。
非公式のグッズや商標・キャラクターを無断使用した商品がフリマサイトで売買されたり、絵本読み聞かせ動画サイトが出回ったり、またメタバースなどの仮想空間で現実世界の商品の模倣品やコンテンツのコピーアイテムが売買されるなど、業者だけでなく個人による権利侵害がコンテンツ産業界全体の課題となっています。
(※1)内閣官房 新しい資本主義実現本部事務局 |「新しい資本主義実現会議(第26回)基礎資料」(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai26/shiryou1.pdf)| 2024年4月17日
(※2)株式会社日本政策投資銀行 |コンテンツと地域活性化(https://www.dbj.jp/topics/region/industry/files/0000027774_file2.pdf) | 2017年5月
権利侵害により企業が被る損害
キャラクターを提供する企業は権利侵害されることにより、キャラクターや商品価値の下落、収益の減少、社会的信用を損なうリスクを負うため、知的財産権保護の対策が重要となります。
企業は、権利侵害商品がECサイトで販売されていないか監視するサービスを利用することで、非正規商品の現状把握や通報するための情報収集ができ、今後の対応策を講じることができます。
(※)本サービスでは、キャラクターを使って商品化されたものを「コンテンツ」と定義しています。ゲーム、アニメ、出版、映画・テレビなどデジタル商品のほか、日用品や文房具やアパレルなどのキャラクター関連商品を含みます。
「模倣品・海賊版商品 パトロールサービス」概要
アディッシュの「模倣品・海賊版商品 パトロールサービス」は、ECサイトで販売されているキャラクター商品を対象に監視を実施します。
最初にキャラクターの権利を保有する企業へヒアリングを実施し、事前に監視手法の設計を行います。
アディッシュで事前に調査した模倣品や海賊版商品が販売されている可能性が高いサイトを提案、キャラクターごとに選択します。
監視は、平日の9時〜18時に、予め定めた時間数の中で個々の新着商品を有人監視し、監視後は権利侵害の可能性がある商品を企業に報告します。
企業は報告書をもとに、通報する商品の選定やガイドラインの整備、販売しているプラットフォーマーへの削除依頼など、どのような対応を講じていけばよいか検討することができます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/29662/221/29662-221-5b7152dddbed380e420ff7fc01d3e8bb-1240x602.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
キャラクターごとの販売傾向の差が顕著に表れる(アディッシュ独自調査)
アディッシュで2024年8月下旬の平日の9時〜18時に、2つの著名キャラクターを用いてサイト別に非正規商品がどの程度販売されているのかを調査しました。子供向けキャラクターA、ゲームキャラクターBにおいて、それぞれ5日間にわたって合計50分間4つのECサイトを検索し、新着商品を確認しました。
<調査概要>
調査名称 :キャラクターの非正規商品販売比率の比較
調査時期 :2024年8月下旬の平日9時〜18時
調査方法 :子供向けキャラクター商品とゲームキャラクター商品の新着商品を、4つのECサイトで合計50分ずつ巡回し目視により監視
子供向けキャラクターAとゲームキャラクターBでは非正規商品販売傾向が異なり、子供向けキャラクターAについては、メーカー名やタグ表記がない非正規品と見られるアパレル商品や、他社製品にキャラクターAのシールを貼り当該キャラクター商品と称して販売している商品が確認できました。一方でゲームキャラクターBでは正規品の転売が大多数を占めていました。
また、特にFサイトにおいて非正規商品販売比率の差が顕著に出ています。ゲームキャラクターBについては、Fサイトではほとんどの商品が非公式のものと見られるという結果になっています。
このような、キャラクターやサイトによる販売傾向の違いも加味したうえで、見るべきサイトの提案や企業への報告方針などを設計し、企業毎に適切な監視を実施します。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/29662/221/29662-221-530359a7f3da88ebf3c66ab42cc97323-555x359.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
長年の知見を発揮
アディッシュでは、SNS監視、ソーシャルリスニング、記事審査サービスなどを提供しています。インターネット上の書き込みや画像の目視監視業務では17年におよぶ知見があり、今回開始する「模倣品・海賊版商品 パトロールサービス」でもその強みを発揮していきます。
アディッシュのリスク対策「MONI」 概要
アディッシュのリスク対策「MONI(モニ)」は、「あんぜんあんしんをあたりまえに」というサービスミッションのもと、企業のソーシャルリスク対策全般を支援しています。SNSアカウント監視、ソーシャルリスクモニタリング、従業員向けSNS研修サービス、SNSガイドライン策定支援などを通じて、企業のソーシャルリスク・風評被害を最小限に抑えます。https://monitor.adish.co.jp/(https://monitor.adish.co.jp/)
■アディッシュ株式会社 概要
設立 :2014年10月1日(東証グロースコード:7093)
代表者 :代表取締役 江戸 浩樹
本社所在地:東京都品川区西五反田1-21-8 ヒューリック五反田山手通ビル6階
事業内容 :スタートアップの成長支援、カスタマーサクセス/カスタマーサポートの設計・コンサルティングおよび運用サービスの提供、誹謗中傷および炎上対策、学校向けネットいじめ対策
URL :https://www.adish.co.jp/(https://www.adish.co.jp/)
【サービスに関するお問い合わせ先】
アディッシュ株式会社 サービスデリバリー事業部
Tel:03-5759-0334(代表)
お問い合わせフォーム:https://monitor.adish.co.jp/contact/
※記載されているサービス・商品名、会社名は各社の商標および登録商標です
※本リリース情報は、2024年9月19日現在の情報です