こんな簡単に儲かっていいの? 富裕層は皆知っている「史上最強の不労所得」
2024年9月21日(土)6時0分 ダイヤモンドオンライン
無収入となる65歳から70歳、もしくは75歳までの空白期間を、自己責任で穴埋めしなければならなくなる未来が、相次ぐ法改正でほぼ確定しました。雇用義務は65歳までなので、2つ目の稼ぎ口がない人は下層老人まっしぐら。株や為替の乱高下で新NISAも怖い。そんな人生最大の危機がいずれ訪れますが、解決策が1つだけあります。それはいますぐ、「稼ぎ口」を2つにすること。稼ぎ口を2つにすれば、年収が増えて、節税もでき、お金が貯まるからです。『やりたいことが絶対見つかる神ふせん』から稼ぎ口のタネを見つけて、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』で、月10万円以上の副収入を誰でも得られるメソッドを公開しています。6000名を超える受講者を成功に導いた新しい働き方を手に入れましょう!
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あなたは不労所得向き? それとも勤労所得向き?
配当金や家賃収入など、働かずに手に入るお金を「不労所得」といいます。不労所得があれば、左うちわの生活が実現します。これに対して、汗水たらすのが「勤労所得」で、サラリーマンはこっちです。
自分が不労所得向きか勤労所得向きかは、すぐにわかります。あなたは、どっちのタイプの蔵書が多いですか? あるいはどっちの本に惹かれますか?
1.投資系の本2.ビジネス系の本3.どっちも4.どっちでもない
「投資系の本」の人は不労所得向き、「ビジネス系の本」の人は勤労所得向き、「どっちも」の人は、両方に向いています。「どっちでもない」人は判定不能なので、手当たり次第、本を読みましょう。
万人向けの「史上最強の不労所得」はこれ!
「投資系の本」「どっちも」を選んだ人は不労所得向きですが、「ビジネス系の本」を選んだ人にも嬉しい「史上最強の不労所得」があります。
不労所得とは、「配当金」や「家賃収入」、「本や音楽の印税」などを指しますが、いずれも純粋な不労所得ではありません。なぜなら最初の段階では、汗水たらすからです。
株式投資をする前には、必ず株の勉強や市場分析をします。不動産投資も事前に勉強したうえで不動産業者や銀行と関係性を築きます。執筆や作曲にも、時間と労力がかかります。後半の収益化された場面だけ切り取るから、不労所得に見えるにすぎません。
このように、不労所得だと思っていた収入の大半は、勤労所得なみに手間暇がかかっています。サラリーマンで例えるなら、給料なしで働いて、後から年金だけ受け取るようなものです。
では、純粋な不労所得は存在しないのか? 1つだけあります。それが「節税」です。節税とは、万人向けの「史上最強の不労所得」だったのです。
ノーリスク・ハイリターンが叶う「史上最強の節税装置」とは?
節税とはノーリスクの資産形成術です。ふるさと納税とiDeCoが身近な例でしょう。ふるさと納税もiDeCoも、数千〜数万円程度の儲けなのでローリターンですが、ノーリスクなので、ひと手間かける価値があります。
そしてもう1つ、財務担当や銀行の法人担当、経営者や税理士などが知っているノーリスク・ハイリターンの節税法があります。それが「法人化」です。
近所にある小さなお店の多くは法人なので身近です。なぜ法人化するかというと、数十万〜数百万円も差がつくから。これに気づくと、ふるさと納税やiDeCoでの節税が足元にも及ばないくらい、法人は「史上最強の節税装置」だったのです。
節税装置を活用した人だけが富裕層になれる
日本には、資産1億円超の富裕層が約150万世帯あります。総世帯数が約5400万なので、3%が富裕層です。こうした富裕層には共通項があり、「一家に一台」、法人を備えているということです。
30年近い銀行勤めを通して、私は数千件の法人融資や資産家対応をしてきました。しかしその中には、給料だけで富裕層になった人が一人もいませんでした。富裕層は例外なく、法人を節税装置として活用していたのです。日本には法人が約200万社ありますが、富裕層の150万世帯と重なっているとしか思えません。
サラリーマンを続けながら、自分や家族を法人化しよう
「起業家になれってこと?」と思われたかもしれませんが、そうではありません。これまで通り、サラリーマンを続けてください。
そのうえで、自分や家族を法人化します。3時間と7万円あればできます。あとは、法人名義で副収入を得るだけ。事務所も従業員もいりません。自宅が事務所を兼ね、家族が従業員を兼ねられれば上出来です。副収入の目処が立ってからで構いません。
私もサラリーマンを続けましたが、5年で副収入が数千万円になりました。私の周りも続々と、給料を上回る副収入を得ています。
法人化はこのように効果抜群です。それゆえ、「やらない言い訳」を作らないことです。一歩さえ踏み出せれば、今まで見えなかった景色が見え始め、対応策はすぐに見つかります。
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**本記事は、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』著者による書き下ろしです。