「自動ブレーキ」ミニカーの仕組み 本物の車と同じなの?

10月5日(水)11時0分 J-CASTニュース

SUBARU「ぶつからない!?ミニカー」に「アイサイト」搭載?

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富士重工業(SUBARU)が開発した運転支援システム「Eyesight(アイサイト)」を搭載した「ぶつからない!?ミニカー」を紹介する動画が、あらためて話題となっている。

アイサイトの実物は現在、SUBARUの「レガシィ」や「インプレッサ」、「レヴォーグ」などほぼすべての車種に搭載。搭載車の販売台数は2016年3月末時点の累計で40万台を突破している。



「アイサイト体験会」でもらえる「非売品」のミニカー



SUBARUのクルマに搭載されている「アイサイト」。常にステレオカメラで前方を監視して必要に応じて自動ブレーキなどの制御を行う、「ぶつからない」技術による衝突回避の仕組みで、2008年に世界で初めて市販車に搭載して実用化された。現在は「ver.3」まで進化。ステレオカメラの視野角と視認距離を約40%拡大することで、認識制度をアップ。さらにカラー画像にすることによってブレーキランプの認識も可能した。また、ステアリング操作のアシストなど新たな機能も搭載している。


最近は、どの自動車メーカーも安全運転技術を競うようになったが、SUBARUの「アイサイト」は、いわばその先駆けとなった安全運転支援システムだ。



2016年9月30日、あるツイッターの投稿主が「アイサイト体験会でもらったミニカーがまさかのアイサイト対応」とつぶやくと、


「芸が細かいw」

「レヴォーグのミニカーだと止まるだけでなく線の上にそって走る機能も付いてますよ!」

「はぇ〜すっごい... 私もこれほしい!」

「アイサイトの機能の説明としては適切ですね」

といった声が寄せられた。


このツイートが注目を集めると、以前から投稿されていた関連の動画を探し出して視聴する人が増えたようだ。いくつかの動画を見ると、ミニカーを壁に向かって走らせたところ、ぶつかる前にピタリと止まる、自動ブレーキ機能が再現されている。また、停車時にはブレーキランプが灯るなど、実物そっくりの完成度の高さに称賛の声があらためてあがった。
富士重工業によると、「ぶつからない!?ミニカー」は非売品で、「アイサイト」の技術をわかりやすく伝えるために開発。本来、アイサイトは車両の前方のステレオカメラでクルマを制御するが、ミニカーは「赤外線センサーで、前方に障害物がある場合に自動で停止する仕組みを採用しています」と話す。



「ヤフオク!」では、1000円弱で売られている



SUBARUの「ぶつからない!?ミニカー」は、2012年にテレビCMにも使われて、話題になったことがある。
1台のミニカーが「アイサイト」の働きで壁の直前で停車。それにより、たくさんのミニカーが次々と停まり...... ところがその壁が取り除かれると、ミニカーがぶつからずに整然と走っていく。


このCMにも、


「スゲェ〜」

「なにこの大行進... 鳥肌もんじゃね」

などと、驚きの声が多く寄せられていた。



今回のツイッターの投稿主はこのミニカーを、「アイサイト」の体験会でもらったという。富士重工業によると、テレビCMのオンエア当時はディーラーなどでの試乗体験会のほか、「ぶつからない!?ミニカー キャラバンキャンペーン」として高速道路サービスエリアでも進呈していた。現在は総合スーパー(GMS)などで開かれる「出張試乗会」などで、プリクラッシュブレーキ(先行車両や歩行者などへの追突回避を支援する自動ブレーキシステム)の模擬体験に参加した人や、2016年9月1日から予約販売がはじまっている新型インプレッサのディーラーで、11月までにSUBARU車に試乗した人を対象にプレゼントしている。


「ただ、数に限りがあります」と、必ずしも手に入るものではないらしい。


ちなみに、オークションサイトの「ヤフオク!」では、「SUBARU ぶつからない!?ミニカー」が600円〜1000円弱ほどで出品されている。


一方、富士重工業は「実物」の安全性能について、2010〜14年度に国内で販売したSUBARU車のうち、アイサイト搭載可能モデル(搭載車24万6139台、非搭載車4万8085台)の人身事故件数を分析したところ、アイサイト搭載車は非搭載車に対して1万台当たりの事故件数が、車両同士の追突事故で約8割減、歩行者事故では約5割減少したことを公表している。


J-CASTニュース

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