インドネシアの世界的アートコレクティブ、ルアンルパと、日本のSIDE COREが、10月19日(土)、20日(日)に代官山で開催の都市型フェス「DEFOAMAT」にて、各々新プロジェクトを発表。
2024年10月9日(水)18時16分 PR TIMES
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アジア初、ドクメンタ15 (2022年)の芸術監督として迎えられたインドネシアの ruangrupa(ルアンルパ)が、東京をテーマとするリサーチプロジェクトを発表します。また、日本を代表するアートコレクティブSIDE COREも新たなプロジェクトを発表します。
両インスタレーションは、 “アジアの文化的連帯の中で、新しい社会のありかたを模索する”をコンセプトに10月19日(土)、20日(日)の2日間、代官山で開催されるアートと音楽の都市型フェスティバルDEFOAMAT(デフォーマット)にて公開されます。
DEFOAMAT公式サイト:https://www.defoamat.com
ドクメンタ15 の芸術監督をアジアで初めて務めた「ルアンルパ」
ruangrupa(ルアンルパ)は2000年、インドネシアのジャカルタを拠点とするアーティスト集団によって設立されたアーティストイニシアティブおよびアートスペース。展覧会、フェスティバル、アートラボ、ワークショップ、研究、書籍、雑誌、オンラインジャーナルの出版などその活動は多岐にわたり、2022年開催のドクメンタ15では芸術監督に任命されています。
●ruangrupa(ルアンルパ)コメント
ルアンルパは発展を遂げ、私たちは現代アートのコレクティブと学びのエコシステムへと進化しました。現在は2つの組織(セルム、およびグラフィスフルハラ)を共同で持ちながら、平等、共有、連帯、友情、そして共生の価値を大切にする公共の学びの場「グッスクル・エコシステム」を提供しています。
この場の重要な取り組みのひとつに「セララサ・ジャガカーサ・フードラボ」があります。これはCOVID-19パンデミックの際に浮き彫りとなった、他地域からの食料供給に依存する都市における、食料主権の必要性に応えたものです。また食を協働と学際的な議論を促進する媒介および技術として捉える「OK.Pangan(OK.フード)」の精神も、インドネシアの都市における食の問題に取り組むフードラボの発想源となっています。
今回DEFOAMATが提案したテーマ「食べること」に応じて、ルアンルパは東京の地域コミュニティが始めた都市農業の実践に関するさまざまな課題や気づきについて探求しました。この成果は、DEFOAMAT開催期間に、ルアンルパの「リビングルーム」として公開されます。この日本での経験、知識、関係性を今後も持続的に発展させ続けることを目指しています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58854/966/58854-966-54a413f4d1c60e3bd2509fe3da50f9c9-3508x2480.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]ruangrupa作品イメージ画像
日常から脱線していく遊びを通じて未来や過去と繋がろうとする「SIDE CORE」
一方、日本のアートコレクティブSIDE COREも、DEFOAMATに参加。渋谷川の暗渠ツアー(予約制、予約方法は追ってアナウンス)と、代官山T-SITEの駐車場で野焼きを行うプロジェクト「RED EARTH ON RED FIRE」を発表します。
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●SIDE COREコメント
今回SIDE COREは渋谷川の暗渠で土を採取し、それを代官山で野焼きします。 陶器は人類最初の産業廃棄物と言われており、人の営み、都市の記憶を後世に残す・残してしまう媒体です。会場となる代官山 蔦屋書店から徒歩5分の場所でも弥生土器が発掘されていますが、このことは渋谷という街に、遠い時代のストーリーを与えました。
本プロジェクトは、暗渠に入り込む、街中で野焼きをする、作品を路上に設置する、など日常から脱線していく遊びを通じて、未来や過去という「遠い時間」に繋がりを見つけ出そうとする試みです。 素材となる土の採取は、渋谷川の暗渠で行います。渋谷川はかつて湧き水に含まれる鉄分の沈殿によって赤かったと言われており、この赤い(渋色)水が渋谷の語源の一つとも言われています。現在川はコンクリートで固められ、蓋をされており、赤い川を見ることはできませんが、その片鱗は時に都市の隙間から染み出しており、暗渠にも赤い土が流れ込んでいます。今回の企画では、参加できるイベントとして渋谷川の暗渠ツアー(予約制)を開催する他、野焼きの会場では炊いた火でお茶などを沸かします。
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「DEFOAMAT」開催概要
■参加アート作家
SIDE CORE、ruangrupa、エコ・ヌグロホ(ART FRONT GALLERY連携プログラム)
■出演ミュージシャン(音楽ライブと映画は10月19日のみ、入場には有料チケットが必要)
LEENALCHI、YONLAPA、Soft Pine、寺尾紗穂、VIDEOTAPEMUSIC、滞空時間 TAIKUH JIKANG、さらさ、OMK(Soi48,MMM,YOUNG-G)、HOME、民謡クルセイダーズ、DJ YESYES、大石始、MOOLA、ASOUND
■スケジュール
・イベント開催日時|2024年10月19日(土)、20日(日)
・音楽プログラム時間|OPEN14:00、START 15:00
・映画上映(19日)「Bring Minyo Back!」
※その他のプログラム時間|会場の営業時間に準拠
■会場
以下の4会場にて開催。タイムスケジュール等、詳細は公式サイト、SNS等で告知。
・代官山T-SITE:東京都渋谷区猿楽町16-15 https://store.tsite.jp/daikanyama/
・フォレストゲート代官山:東京都渋谷区代官山町20 https://forestgate-daikanyama.jp/
・代官山UNIT:東京都渋谷区恵比寿西1-34-17 ZaHOUSE https://www.unit-tokyo.com/
・晴れたら空に豆まいて:東京都渋谷区代官山町20-20,B2 http://haremame.com/
■概要
チケット販売(音楽/映画プログラムのみ有料)|7,500円
主催・企画制作・運営|DEFOAMAT実行委員会
協賛|東急不動産株式会社、株式会社ワンダーパワードユー、株式会社 モデュレックス
制作協力|microAction LLC.
お問い合わせ|DEFOAMAT実行委員会 info@defoamat.com
※音楽ライブは10月19日(土)のみの開催です。
※今回イープラスで販売するチケットの対象は音楽/映画プログラムのみであり、その他アート展示、トークイベント、マーケット等の催しは無料でご入場いただけます。
イープラス|https://eplus.jp/defoamat/
公式サイト|https://www.defoamat.com
公式Instagram|https://www.instagram.com/defoamat/
アートと音楽の都市型フェスティバル「DEFOAMAT」とは?
「DEFOAMAT」はDaikanyama Edutainment Festival of Art, Music, and Technologyの略称です。カルチャーが生活と地続きのものであるということを認識し、ものごとを思考するきっかけを与えることを目的とした同フェスティバルは、DEFOAMATで出会う音楽やアートが発する問いに来場者が興味を持ち、生活や価値観に変化をもたらすきっかけとなることをめざします。アジア各国から総勢15組以上のミュージシャン、アーティストが集結します。
アーティスト発表(1)|https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000896.000058854.html
アーティスト発表(2)|https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000927.000058854.html
トーク/マーケット|https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000944.000058854.html
CCCアートラボ
CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
https://www.ccc-artlab.jp/