ピアニスト・角野隼斗氏推薦の音楽理論書! 気鋭の脳科学者が挑む音楽の正体─『脳と音楽』10月10日発売
2024年10月9日(水)17時16分 PR TIMES
世界文化社は、基礎から身につく「大人の教養」シリーズ最新刊『脳と音楽』(伊藤浩介・著) を10月10日(木)に発売いたします。
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本書は、音楽とは何か? ヒトはなぜ音楽に感動するのか? 深淵なる命題に脳科学者が挑みます。
音階とは何かを耳の構造から読み解く序章に始まり、なぜドレミなのかを経て、脳が音楽に感じる「感動の実態」を考察。角野隼斗さんも「多くの演奏家に気付きの多い内容。“緊張と弛緩”の話は全ての時間芸術においても成り立ちそうです」と絶賛の一冊です。
音楽とは何か? ヒトの脳があるからこそ音楽がある
音楽理論・楽式論を脳科学が補強する本書は、多くの音楽家・クリエーターにとって刺激に満ちて実践的であるとともに、哲学的余韻にも満ちています。ベートーヴェン、モーツァルト、マーラー、ビートルズ、AKB48、ジョン・ケージなどの名曲を、QRコード付で分析。あなたのよく知っている曲の、新鮮な魅力に気づくことでしょう。
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本書では、音階・ドレミの誕生について、角野隼斗さんも納得の考察を展開。
「音階/音律の成り立ちに関する本は私もたくさん読みましたが、本書がもっとも理にかなってかつ分かりやすい説明でした。臨界帯域の話もなるほどと思いました。ただ“周波数が簡単な整数比で表されるほど協和して聴こえる”という以上に直感的で説得力があると思います」。
ベートーヴェンからAKB48まで、名曲の秘密に脳の「緊張と弛緩」あり
本書は、脳が感じる「感動の実態」を、多角的重層的に探究。音の強弱からカデンツなどによる「緊張と弛緩」、モノフォニーからホモフォニーへ……。どのように音を使うと効果的か人類が試行錯誤してきた試みを、楽式論と脳科学により考察。創造に関わる全ての人、必読の内容です。
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著者プロフィール 伊藤浩介
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新潟大学脳研究所統合脳機能研究センター准教授。
1972年生まれ。京都大学理学部卒業。同大学理学研究科(霊長類研究所)博士課程修了。博士(理学)。専門は認知脳科学、無侵襲脳機能計測学、霊長類学。ヒトや動物の知覚や認知の仕組みおよびその進化を、脳波やMRIなどの無浸襲の脳機能計測で調べている。著書に『ドレミファソラシは虹の七色? 知られざる「共感覚」の世界』、『絶対音感を科学する』など。
CONTENTS 本書目次
はじめに/口絵1/口絵2
第一章●音波と音 物理学と心理学
音は空気の振動ではない/音とは何か?/音の感覚の三要素素/音の大きさ(ラウドネス)/
音の高さ(ピッチ)/音色/サイン波と純音の音色/複合音の音色/フーリエ変換とスペクトル/
複合音は脳の解釈/複合音のピッチ/倍音と音楽/音色の謎/まとめ
第二章●音の誕生 耳のしくみ
耳で音が誕生する/音波の振動の旅路/音の誕生/再び、音とは何か?/基底膜と音の大きさ/
基底膜と音の高さ(場所符号化)/基底膜と音の高さ(時間符号化)/基底膜と音色基底膜とフーリエ変換/
うなりと粗さと全音/臨界帯域と音楽/単純な整数比と協和・不協和/まとめ
第三章●音から音階へ 聴覚心理学
脳科学と心理学/音階とは何か?/ウェーバーの法則/ ウェーバー・フェヒナーの法則(の前に対数)/
対数軸/対数軸と音楽/(ついに)ウェーバー・フェヒナーの法則/ピッチではどうか?/メル尺度/
メル尺度と臨界帯域/メル尺度とピアノ/感覚的ピッチと音楽的ピッチ/ラウドネスと音色/まとめ
第四章●ドレミの誕生 音楽心理学
音楽的ピッチの螺旋モデル/音楽的ピッチと音階/ドレミファソラシは不揃いな音階/テトラコルド/
ピタゴラスのレシピ/ ピタゴラスの説明への疑問/アリストクセノス/ドレミファソラシの誕生/
ドレミファソラシの生まれる条件/ステップ1「全音」の誕生/ステップ2 五音音階の誕生/
ステップ3 全音階の誕生/ステップ4 ドレミファソラシの選択/その他の音階/二つのコンマ/音律/まとめ
第五章●音から音楽へ 音楽理論と音楽史
音楽理論とは/音楽理論の誤解/音楽による心の動き/物理的エネルギーによる弛緩と緊張/
音高変化による弛緩と緊張/音程による弛緩と緊張/〈メモ1〉音程/音階音のキャラによる弛緩と緊張/
脇役キャラ/調性音楽と無調音楽/音楽の進化とテクスチャー/ポリフォニーと感覚的不協和/
感覚的不協和と文脈的不協和/ポリフォニーからホモフォニーへ/まとめ
第六章●調性音楽の登場 和声楽
和音と調性音楽/〈メモ2〉和音記号/〈メモ3〉音名と階名(と絶対音感)/和音のキャラによる弛緩と緊張/
カデンツによる弛緩と緊張/カデンツのしくみ/様々なカデンツ/和声による弛緩と緊張:基本/
和声による弛緩と緊張:発展/旋律による弛緩と緊張/まとめ
第七章●音楽のしくみ 情報理論と楽式論
音楽で何が伝わるのか?/音楽でびっくりさせる/なぜ驚くのか?/“驚き”の正体/情報量とは何か?/
脳は情報に反応する/ 脳は情報が好き/音楽と情報/適度な情報量/緊張からの弛緩/繰り返しと変化/
バール形式/楽式論/音階の情報量/ 調性音楽と情報量/音楽の情報理論の限界/音楽の好みと究極の音楽/
認知的な緊張と感覚的な緊張/まとめ
第八章●音楽のしくみ 音楽と脳
モーリス・ラヴェル/音楽と言語/大脳の機能局在/ブローカとタンさん/ブローカ失語とウェルニッケ失語/
失音楽の発見/失音楽と個人差/音楽野はない/なぜ音楽野はないのか?/言語が特殊/絶対音感と相対音感/
音楽の感覚処理と認知処理/ミスマッチ陰性電位と情報/ミスマッチ陰性電位と音楽/音楽の情報分析/
音楽と情動/自由エネルギー原理/音楽の進化/まとめ
第九章●音楽とは何か? 総合
Water Walk/百台のメトロノーム/“普通の音楽”とは?/現代音楽の投げかける問い/無調音楽/
音楽の必要条件/科学から哲学へ/Water Walkは何を伝えているか/ポエム・サンフォニックは何を
伝えているか/雨の音は音楽か雨の音を音楽に/ サイコロの音楽/音のない音楽/音、音楽、言語/
音楽のなかの言語のしくみ 1.単語/音楽のなかの言語のしくみ 2.統語/音楽の“意味”/
言語のなかの音楽—韻律/音楽は翻訳できない/Music just is
あとがき/もっと学びたい方へ/索引
刊行概要
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基礎から身につく「大人の教養」
『脳と音楽』
■発売日:2024年10月10日 (木)
■定価:1,980円 (税込)
■著者:伊藤浩介
■仕様:四六判/352ページ
■発行:株式会社世界文化社
https://www.sekaibunka.com/book/exec/cs/23216.html
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4418232168/sekaibunkacom-22
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本書は、音楽とは何か? ヒトはなぜ音楽に感動するのか? 深淵なる命題に脳科学者が挑みます。
音階とは何かを耳の構造から読み解く序章に始まり、なぜドレミなのかを経て、脳が音楽に感じる「感動の実態」を考察。角野隼斗さんも「多くの演奏家に気付きの多い内容。“緊張と弛緩”の話は全ての時間芸術においても成り立ちそうです」と絶賛の一冊です。
音楽とは何か? ヒトの脳があるからこそ音楽がある
音楽理論・楽式論を脳科学が補強する本書は、多くの音楽家・クリエーターにとって刺激に満ちて実践的であるとともに、哲学的余韻にも満ちています。ベートーヴェン、モーツァルト、マーラー、ビートルズ、AKB48、ジョン・ケージなどの名曲を、QRコード付で分析。あなたのよく知っている曲の、新鮮な魅力に気づくことでしょう。
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本書では、音階・ドレミの誕生について、角野隼斗さんも納得の考察を展開。
「音階/音律の成り立ちに関する本は私もたくさん読みましたが、本書がもっとも理にかなってかつ分かりやすい説明でした。臨界帯域の話もなるほどと思いました。ただ“周波数が簡単な整数比で表されるほど協和して聴こえる”という以上に直感的で説得力があると思います」。
ベートーヴェンからAKB48まで、名曲の秘密に脳の「緊張と弛緩」あり
本書は、脳が感じる「感動の実態」を、多角的重層的に探究。音の強弱からカデンツなどによる「緊張と弛緩」、モノフォニーからホモフォニーへ……。どのように音を使うと効果的か人類が試行錯誤してきた試みを、楽式論と脳科学により考察。創造に関わる全ての人、必読の内容です。
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著者プロフィール 伊藤浩介
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新潟大学脳研究所統合脳機能研究センター准教授。
1972年生まれ。京都大学理学部卒業。同大学理学研究科(霊長類研究所)博士課程修了。博士(理学)。専門は認知脳科学、無侵襲脳機能計測学、霊長類学。ヒトや動物の知覚や認知の仕組みおよびその進化を、脳波やMRIなどの無浸襲の脳機能計測で調べている。著書に『ドレミファソラシは虹の七色? 知られざる「共感覚」の世界』、『絶対音感を科学する』など。
CONTENTS 本書目次
はじめに/口絵1/口絵2
第一章●音波と音 物理学と心理学
音は空気の振動ではない/音とは何か?/音の感覚の三要素素/音の大きさ(ラウドネス)/
音の高さ(ピッチ)/音色/サイン波と純音の音色/複合音の音色/フーリエ変換とスペクトル/
複合音は脳の解釈/複合音のピッチ/倍音と音楽/音色の謎/まとめ
第二章●音の誕生 耳のしくみ
耳で音が誕生する/音波の振動の旅路/音の誕生/再び、音とは何か?/基底膜と音の大きさ/
基底膜と音の高さ(場所符号化)/基底膜と音の高さ(時間符号化)/基底膜と音色基底膜とフーリエ変換/
うなりと粗さと全音/臨界帯域と音楽/単純な整数比と協和・不協和/まとめ
第三章●音から音階へ 聴覚心理学
脳科学と心理学/音階とは何か?/ウェーバーの法則/ ウェーバー・フェヒナーの法則(の前に対数)/
対数軸/対数軸と音楽/(ついに)ウェーバー・フェヒナーの法則/ピッチではどうか?/メル尺度/
メル尺度と臨界帯域/メル尺度とピアノ/感覚的ピッチと音楽的ピッチ/ラウドネスと音色/まとめ
第四章●ドレミの誕生 音楽心理学
音楽的ピッチの螺旋モデル/音楽的ピッチと音階/ドレミファソラシは不揃いな音階/テトラコルド/
ピタゴラスのレシピ/ ピタゴラスの説明への疑問/アリストクセノス/ドレミファソラシの誕生/
ドレミファソラシの生まれる条件/ステップ1「全音」の誕生/ステップ2 五音音階の誕生/
ステップ3 全音階の誕生/ステップ4 ドレミファソラシの選択/その他の音階/二つのコンマ/音律/まとめ
第五章●音から音楽へ 音楽理論と音楽史
音楽理論とは/音楽理論の誤解/音楽による心の動き/物理的エネルギーによる弛緩と緊張/
音高変化による弛緩と緊張/音程による弛緩と緊張/〈メモ1〉音程/音階音のキャラによる弛緩と緊張/
脇役キャラ/調性音楽と無調音楽/音楽の進化とテクスチャー/ポリフォニーと感覚的不協和/
感覚的不協和と文脈的不協和/ポリフォニーからホモフォニーへ/まとめ
第六章●調性音楽の登場 和声楽
和音と調性音楽/〈メモ2〉和音記号/〈メモ3〉音名と階名(と絶対音感)/和音のキャラによる弛緩と緊張/
カデンツによる弛緩と緊張/カデンツのしくみ/様々なカデンツ/和声による弛緩と緊張:基本/
和声による弛緩と緊張:発展/旋律による弛緩と緊張/まとめ
第七章●音楽のしくみ 情報理論と楽式論
音楽で何が伝わるのか?/音楽でびっくりさせる/なぜ驚くのか?/“驚き”の正体/情報量とは何か?/
脳は情報に反応する/ 脳は情報が好き/音楽と情報/適度な情報量/緊張からの弛緩/繰り返しと変化/
バール形式/楽式論/音階の情報量/ 調性音楽と情報量/音楽の情報理論の限界/音楽の好みと究極の音楽/
認知的な緊張と感覚的な緊張/まとめ
第八章●音楽のしくみ 音楽と脳
モーリス・ラヴェル/音楽と言語/大脳の機能局在/ブローカとタンさん/ブローカ失語とウェルニッケ失語/
失音楽の発見/失音楽と個人差/音楽野はない/なぜ音楽野はないのか?/言語が特殊/絶対音感と相対音感/
音楽の感覚処理と認知処理/ミスマッチ陰性電位と情報/ミスマッチ陰性電位と音楽/音楽の情報分析/
音楽と情動/自由エネルギー原理/音楽の進化/まとめ
第九章●音楽とは何か? 総合
Water Walk/百台のメトロノーム/“普通の音楽”とは?/現代音楽の投げかける問い/無調音楽/
音楽の必要条件/科学から哲学へ/Water Walkは何を伝えているか/ポエム・サンフォニックは何を
伝えているか/雨の音は音楽か雨の音を音楽に/ サイコロの音楽/音のない音楽/音、音楽、言語/
音楽のなかの言語のしくみ 1.単語/音楽のなかの言語のしくみ 2.統語/音楽の“意味”/
言語のなかの音楽—韻律/音楽は翻訳できない/Music just is
あとがき/もっと学びたい方へ/索引
刊行概要
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基礎から身につく「大人の教養」
『脳と音楽』
■発売日:2024年10月10日 (木)
■定価:1,980円 (税込)
■著者:伊藤浩介
■仕様:四六判/352ページ
■発行:株式会社世界文化社
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