Zoom、Zoomtopia 2024 にて AI ファーストのワーク プラットフォーム イノベーションを発表
2024年10月15日(火)14時16分 PR TIMES
※本メディアアラートは、2024 年 10 月 9 日に米国で発表されたニュースリリース(https://news.zoom.us/zoomtopia-2024-unveiling-ai-first-work-platform-innovations/)の抄訳版です。
- 次世代の Zoom AI Companion は Zoom Workplace 全体から情報を取り込み、効率的な仕事を実現
- Zoom AI Studio をはじめとした高度なカスタマイズ機能を提供する、AI Companion の新しいカスタムアドオンが登場
- Zoom Workplace の機能を拡張し、ユーザーが業務の中でタスクを検出、提案、完了するのを支援する Zoom Tasks を提供予定
2024 年 10 月 9 日、カリフォルニア州サンノゼ - Zoom Video Communications, Inc.(https://www.zoom.com/) (NASDAQ: ZM)は年次の基幹イベントである Zoomtopia 2024 を本日開催し、Zoom Workplace と Zoom Business Services 向けの新しい AI ファーストのワーク プラットフォーム イノベーションを発表しました。これにより、チームのコミュニケーション、コラボレーション、生産性を変革し、顧客が効率的に仕事をこなせるよう支援します。
Zoomtopia 2024 では、AI Companion をカスタマイズ / パーソナライズする新しいアドオン オプションである Zoom AI Companion 2.0、Zoom Workplace 全体にわたってユーザーがアクションを実行できるようにする Zoom Tasks、最先端の AI によって支えられた従業員と顧客の体験イノベーションの強化が発表されました。
Zoom の創業者兼 CEO の Eric S. Yuan は、以下のように述べています。
「Zoom では、単にコミュニケーションを再構築するだけでなく、仕事におけるあらゆる体験に革命を起こそうとしています。 私たちのビジョンは、チームがこれまで以上の成果を達成できるような、人と人とのつながりのための AI ファーストのワーク プラットフォームを創造することです。すでに AI Companion は生産性を向上させており、私たちはお客様の働き方改革を支援しています。これは単なる進化ではなく、デジタル時代における作業の進め方を完全に見直すものです。」
Zoom の AI イノベーション
Zoom のミッションは、人と人とをつなげる AI ファーストのワーク プラットフォームを提供することです。Zoom Workplace と Zoom Business Services におけるこの AI ファーストのアプローチにより、個人もチームも時間を有効活用することができます。また、人々との関わりやつながり、そして創造的で洞察に富んだ仕事といった、自分たちが得意とする作業に注力することができます。
Zoom の AI へのフェデレーテッド アプローチは、Zoom の技術スタックが複数の AI モデルからダイナミックに選択して、高品質のアウトプットを提供することを可能にします。また、責任(https://www.zoom.com/en/lp/zoom-ai-whitepaper/)(英語)を持って顧客に管理システムを提供し、ユーザーがコラボレーションの強化、時間の最適化、タスクの効率的な優先付けができるよう支援します。さらに Zoom AI Companion は、対象となる Zoom アカウントの有料サービスに追加費用なしで含まれているため、ユーザーはすべての仕事の過程で AI の利点を活用し、効率よく仕事をこなすことができます。
Zoom AI Companion 2.0
Zoom は AI Companion の継続的な改善に取り組んでおり、ユーザー体験をよりシームレスで生産的なものにするために、最新かつ高品質の AI ツールをお客様に提供しています。
AI Companion 2.0 の機能は以下のとおりです。
- 持続性:ユーザーは Zoom Workplace 全体を通してシームレスに利用可能で、常時表示される便利なサイドパネルから AI Companion を利用できるようになりました。グラフィカル ユーザー インターフェース(UI)と対話型 UI をシームレスに統合した AI ファーストの UI を提供することで、Zoom Workplace 全体の情報フローを向上させます。
- 拡張されたコンテキスト:ユーザーが Zoom Workplace アプリ内で閲覧したものや過去の会話に基づく高度なコンテキストを理解し、インテリジェントな提案や引用を伴う回答を提供して、ユーザーが業務に集中できるようにします。
- 高度な統合:Zoom Workplace 全体からやり取りを取り込み、連携させることで Microsoft Outlook、Gmail、Google カレンダー、および Microsoft Office と Google Docs でアップロードされたファイルの情報も取り込んで、ユーザーがコンテンツややり取りを要約し、すばやくキャッチアップできるよう支援します。
- ウェブとの接続:ウェブで情報をリアルタイムに検索し、ユーザーの質問に答えることができるようになります。
- アクションの実行:Zoom Workplace のさまざまなワークロードでアクションを検出、追跡、完了できるようになり、ユーザーは効率的に仕事をこなせるようになります。
AI Companion 2.0 は今後数週間以内に、Zoom Workplace アカウントの有料サービスで追加料金なしでご利用いただけるようになります。
AI Companion 向けカスタム アドオン
新しいオプションのアドオンは、個々のユーザー向けにカスタマイズ / パーソナライズされた AI Companion 体験を可能にします。Microsoft や Google のメールおよびカレンダー サービスだけでなく、他のアプリへのデータアクセスも拡張し、さらなる企業データソースにアクセスすることで、ナレッジを拡充します。また、企業用語集を用いたカスタマイズを可能にし、検索機能の強化、およびユーザーに代わってアクションを実行できるようにします。パーソナライズ機能により、ユーザーのアカウントにおける AI Companion のパフォーマンスを向上し、パーソナライズされたコーチを活用したスタッフ育成の取り組みを拡充することができます。また、カスタム アバター クリップによって、時間とリソースの節約にも役立ちます。新しいアドオンの主な機能は以下の通りです。
- AI Studio で体験をカスタマイズ: 企業は、カスタム辞書、ミーティング要約、ナレッジ コレクションを活用して、独自のビジネスニーズに合わせて AI Companion 体験をカスタマイズすることができます。また、企業のデータソースに接続することで応答精度が向上します。
- サードパーティ製アプリとの連携:Zoom の AI 機能と統合するサードパーティのデータソースとの接続オプションにより、包括的な洞察を得ることができます。これにより AI Companion は、Atlassian (Jira & Confluence)、Glean、Workday、Zendesk、ServiceNow、Box、Asana、Hubspot などのサードパーティ製アプリ全体から回答を得たり、アクションの編成ができるようになります。
- パーソナライズ機能:AI Companion のカスタム アドオンにより、ユーザーはパーソナル コーチング機能でスキルを向上し、Zoom Clips 向けカスタム アバターで時間と制作コストを節約することができます。カスタム アバター機能は、ユーザーが用意したスクリプトを使用して、パーソナライズされた AI 生成アバターでクリップを作成することで、何度も撮影をする手間を省き、ビデオクリップ作成の効率化をサポートします。
AI Companion のカスタム アドオンは、1 ユーザーあたり月額 12 ドルで、2025 年上期に提供を開始予定です。Zoom の最新の AI イノベーションの詳細については、Zoom ニュースルーム(https://news.zoom.us/zoom-introduces-ai-companion-2-0/)(英語)をご覧ください。
Zoom Workplace の進化
仕事の進行を管理
Zoom Workplace を使えば、従業員は一日を効率よく過ごし、効率的に仕事をこなすことができます。新しいイノベーションには、AI ファーストの製品である Zoom Tasks や、Zoom Phone の機能強化が含まれます。
- Zoom Tasks:AI Companion を使用して、Zoom Workplace 内の会話に基づきユーザーのタスクを検出、提案、完了します。
- リアルタイム クエリ:Zoom Phone で通話の際に、リアルタイムで要約を提供します。
- Zoom Phone ボイスメール生成:ユーザーが設定することで AI Companion がユーザーの声紋から、旅行予定などユーザーのスケジュールに合わせてパーソナライズされたボイスメールの挨拶を自動的に作成します。これにより、手動によるボイスメールの更新が不要になります。
より効率的なコラボレーション
Zoom Workplace のユーザーは、AI Companion のミーティング アジェンダとリアルタイム サマリーを使用して、より生産的なミーティングと、効率的な共同作業を行うことができます。
- ミーティング アジェンダとリアルタイム サマリー:ミーティングにおける最重要トピックが網羅されていることを確認し、ミーティングを予定通りに進行するのに役立ちます。
- Zoom Clips:事前に選定されたアバター ライブラリを使用して、テキストからプロフェッショナルな動画コンテンツを生成することができます。
- Zoom Docs:より細かい制御を可能にする組織および権限の新しい設定オプション、プロジェクトでのコラボレーションを促進するための新しいデータテーブルの表示や列、API とワークフローの自動化、さらに、執筆シナリオや追加のデータソースに合わせたテンプレートからコンテンツを生成し、執筆を効率化する AI Companion 機能を提供します。
これらの Zoom Workplace の機能拡張は、Zoom Workplace アカウントの有料サービスに追加費用なしで含まれています。
対面での体験
Zoom は、モバイル デバイスの Zoom Workplace アプリを通じてミーティング要約とアクション アイテムを提示する、対面ミーティング向け AI Companion を発表しました。オフィス内のミーティングでは、AI Companion がワークスペース予約内に拡張され、チームメイトがオフィスにいる時間に基づいてオフィスに行くべき日を提案したり、場所や広さに基づいてミーティング ルームを勧めたりすることで、チームメイトとの調整、コラボレーションを容易にし、オフィス内のスペースを最適化します。
従業員エンゲージメント
従業員とのつながりを促進する AI ファーストの新しい従業員エンゲージメント ソリューションには、下記が含まれます。
- AI Companion for Workvivo:コンテンツを迅速に作成することで、従業員への情報提供、エンゲージメント、結びつきを強化します。
- Workvivo Employee Insights:従業員のエンゲージメント、幸福度、パフォーマンスの測定を支援します。
これらの Zoom Workplace の機能やその他の詳細については、Zoom ニュースルーム(https://news.zoom.us/zoom-unveils-new-ai-innovations-for-zoom-workplace-zoomtopia)(英語)をご覧ください。
Business Services の強化
Zoom の顧客体験
Zoom は、セルフサービス ソリューションの強化と、エージェントおよび管理サポート機能の向上を実施し、ワールドクラスの顧客体験を提供できるようにしました。
- セルフサービス チャットボットである Zoom バーチャル エージェント は、より複雑な顧客の問題を処理するために、複数の意図を検出する機能を追加しました。これにより、一回のやり取りで複数の問題に対処することができることに加え、現在のトレンドや一般的な問い合わせから得た学習に基づき、顧客の意向を自動的にアップデートします。また、Zoom バーチャル エージェントの機能をセルフサービスの音声通話に取り込んだ、AI バーチャル ボイス エージェントも提供します。
- 新しい Auto Quality Management により、スーパー バイザーはエージェントのパフォーマンスに関する包括的なインサイトを得ることができ、顧客とのやり取りを自動的に採点することができます。
- 新しい AI エキスパート アシスト機能には、ダイナミック エージェント ガイドが含まれます。これは、AI エキスパート アシストが会話の文脈を分析したうえで、エージェントがこれまでどのプロセスを経たかを把握し、関連する次のステップへと案内します。
これらのカスタマー エクスペリエンスに関する発表や、セールスおよびマーケティングに関するさらなるイノベーションの詳細は、Zoom ニュースルーム(https://news.zoom.us/zoom-bolsters-business-services-offerings-with-ai-first-innovations)(英語)をご覧ください。
各業界に特化したサービス
働く場所や業界など、異なる職種の人々には独自のニーズがあります。そこで Zoom は、AI で強化された新しい独自のソリューションを発表しました。
- Zoom Workplace for Frontline:現場で働く方向けのサービスで、従業員の生産性、エンゲージメント、コラボレーションを促進するモバイル中心の体験を提供します。AI Companion が生成する勤務シフトの要約や、シフト制の職場におけるコミュニケーション、業務管理、洞察などが含まれます。
- Zoom Workplace for Healthcare:ヘルスケア業界向けのサービスで、AI Companion 2.0 を導入し、担当者がより多くの仕事をこなせるよう支援します。医療機関のユーザーは、医療辞書のカスタマイズおよびパーソナライズ機能や、電子健康記録のようなサードパーティのデータソースへのアクセスを提供する、AI Companion for Healthcare のカスタム アドオンを購入することもできます。
- Zoom Workplace for Clinicians:臨床ワークフローを自動化することで臨床医の時間の節約を支援します。このソリューションの中核は診療記録で、専門的なヘルスケア AI を使用することで、書類作成の負担を軽減し、医師と患者のやり取りを強化します。
- Zoom Workplace for Education:AI Companion 2.0 を導入した教育機関向けのサービスです。授業計画、授業の要約、パーソナライズされたフィードバック、授業内での生徒のエンゲージメントといった教育に特化した機能強化を行います。生徒向けの機能には、AI Companion が生成するライブノート、Zoom Docs などがあります。AI Companion for Education のカスタム アドオンは、生徒情報システム、学習管理システム、その他機関のコンテンツなどサードパーティのデータソースへの追加アクセスを提供します。
その他の業界機能強化の詳細については、Zoom ニュースルーム(https://news.zoom.us/zoom-unveils-ai-first-industry-offerings-including-solutions-for-frontline-workers/)(英語)をご覧ください。
Zoomtopia ご視聴のご案内
これらのイノベーションの詳細については、Zoomtopia(https://zoomtopia.com/)(10 月 9 日米国、10 月 10 日APAC、EMEA、日本で開催)をご覧ください。また、製品の最新情報については、Zoom ブログ(https://www.zoom.com/en/blog/ai-first-solutions/)をご覧ください。
こちら(https://events.zoom.us/ev/AoxT4MaP-VnShfZziTslC-8yRWMRBIqGBSA9it3kVBon-LIuA_26~Ap3onuwSg10n0bjgQUOVr8NwnI14uDTaxgRc5rUoOb5MuI-G8Ep5XlCsSQ)からご登録いただくと、10 月 10 日(木)に開催した Zoomtopia Japan Virtual 2024(https://events.zoom.us/ev/AoxT4MaP-VnShfZziTslC-8yRWMRBIqGBSA9it3kVBon-LIuA_26~Ap3onuwSg10n0bjgQUOVr8NwnI14uDTaxgRc5rUoOb5MuI-G8Ep5XlCsSQ) のレコーディングがご覧いただけます。
Zoom について
Zoom のミッションは、無限に広がる人とのつながりを可能にする AI ファーストのワーク プラットフォームを提供することです。Zoom Workplace でチームワークを再構築 - Zoom の AI Companion を搭載したオープン コラボレーション プラットフォームで、チームの生産性を向上します。Zoom Workplace とともに、Zoom Contact Center を含む営業、マーケティング、カスタマー エクスペリエンス チーム向けの Zoom の Business Services は、顧客ライフサイクルを通じて顧客との関係を強化します。2011 年に創業した Zoom は上場しており(NASDAQ: ZM)、米国カリフォルニア州サンノゼに本社を置いています。詳細については zoom.com (https://www.zoom.com/)をご覧ください。
ここに記載されている内容は、情報提供のみを目的としたものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。現在提供されていないサービス、製品、または機能については、Zoom の独自の判断により変更される場合があり、計画通りまたは全く提供されない場合があります。Zoom から購入されるお客様は、現在利用可能な価格、特徴、機能に基づいて購入をご判断ください。