連なってついていく「トラック自動隊列走行」の実証実験、新東名などの本線で実施 2021年の商用化目指す

10月19日(金)10時44分 ねとらぼ

11月、12月にかけて実施される、自動追尾システム搭載「トラック隊列走行」の実証実験

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 国土交通省と経済産業省は、国内トラックメーカー4社(日野自動車、いすゞ自動車、三菱ふそうトラック・バス、UDトラックス)と共同で「トラックの自動隊列走行」に関する実証実験を高速道路の本線で実施します。
 2018年11月6日から22日に上信越自動車道(藤岡〜更埴JCT 上下線)で、12月4日から14日に新東名高速道路(浜松SA〜遠州森町PA上下線)でそれぞれ実施。最大4台の大型トラックが、短い車間距離で隊列を組んで走行します。
 この実験は、複数のトラックが自動で隊列を組んで走る追従システムの効果検証、そして、自動隊列走行を行うことで発生する周囲を走るクルマへの影響を確認するのが目的です。実験では、最大4台の大型トラックが隊列を組んで走行します。
 全長は4台隊列時で約160メートル。一般的に高速道路では前車との車間距離を車速と同じ数値の距離──時速100キロならば100メートルほどを確保せよと教わりますが、それよりかなり短い車間距離になります。先頭の1台は通常通りの運転で、後ろの3台は先頭(前車)のトラックの動きや状況に合わせて車間距離を適切に保つ「協調型車間距離維持支援システム(CACC)」や、車線から外れないように自動操縦する「車線維持支援システム(LKA)」を使い、自動で隊列を組んで走行します。
 現時点では、隊列を組むトラックすべてに運転手が乗車する「後続車有人システム」での開発が進んでいますが、将来は1人の運転手だけで複数台のトラックを連ねて高速道路を移動する「後続車無人システム」へと発展させる計画。トラック4社は、2021年を目処にまずは後続車有人システムの商用化を目指します。
 物流業界の人手不足が叫ばれる中、無人システムはもちろん、開発中の有人システムもドライバーの負荷を大きく軽減しながら、効率を高められる可能性を秘めています。物流のさらなる安全と効率化に期待です。

ねとらぼ

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