凸版印刷が金融業界向けAI校正サービス、コンテンツの品質向上を支援

10月22日(火)9時0分 MONEYzine

 凸版印刷は、金融向けにAI校閲・校正サービスを提供。確認業務の自動化で業務の負荷を削減し、紙・デジタルを問わず増え続けるコンテンツの品質向上を支援する。


 凸版印刷は、AI技術を活用することで、印刷物・デジタル媒体に関する業界・企業特有の表記や専門用語を学習し、企業ごとの基準に合わせて文章の校閲・校正を行う「AI校閲・校正支援システム」を開発。2019年10月から、全国の銀行やカード、生損保会社など金融業界向けに、サービスとして提供・販売を開始する。


 このシステムは、これまで凸版印刷がパンフレット・メルマガなどの多種多様な印刷物やデジタル媒体の制作を通じてつちかってきた校閲・校正ノウハウをもとに開発し、実証実験などを経て改良を行い、商品化に至ったもの。AIを活用した自動チェック機能によって「正しい日本語」のチェックだけでなく、専門用語の間違いや制作レギュレーションの違反までを検出する。


 特に金融機関の制作物は難解な専門用語も多く、人によって制作スキルのばらつきがある。また、制作レギュレーションを複数の作業者に徹底するのは難しいなどの課題があった。このシステムでは、各企業が求めている基準に合わせて誤表記を検出し、「てにをは」の誤用や漢字誤変換、誤字脱字なども文脈と合わせて判断・検出が可能となっている。


 また、媒体制作のルールや基準をシステムが管理し、異なる制作者・管理者による品質のばらつきを防止。媒体ごとに異なるレギュレーションを複数管理することも可能となる。


 また、確認者による完成文書に対するチェックだけでなく、制作段階からの文章チェックにも合わせたインターフェースをそれぞれ提供することで、制作時のチェックからオンラインでの赤字入れ、修正指示出しまでの制作フロー全体のデジタル化・効率化を支援する。


 初期費用は500万円から。運用費用は月額50万円から。凸版印刷はこおサービスを金融機関に向けて拡販し、2020年度までに20社の導入、2022年度までに関連受注を含めて累計100億円の売上を目指す。


MONEYzine編集部[著]


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