小さなものは小さな箱に。再配達や緩衝材を減らし社会に貢献する「ぶかぶか梱包をやめようプロジェクト」の立ち上げ経緯と想いとは

2023年10月27日(金)10時32分 PR TIMES STORY

最近、インターネット通販を利用する人が増え宅配で荷物が届く事が多くなりましたが、小さな商品を大きな段ボール箱にたくさんの緩衝材が詰めて送られてくるケースをよく見かけます。われわれはこの梱包スタイルを「ぶかぶか梱包」と呼び、逆に商品サイズに見合った段ボール箱に最小限の緩衝材を使う梱包を「ぴったり梱包」と呼ぶことにしました。

Lock株式会社は厚さ2㎝程度の薄い商品はぶかぶか梱包にせずポストに投函できる3㎝以下の厚さのぴったり梱包にすることで再配達を出来るだけ減らし、且つ余分な梱包資材を減らすことで環境問題の改善の手助けをする「ぶかぶか梱包をやめようプロジェクト」を立ち上げました。

このストーリーでは、「ぶかぶか梱包をやめようプロジェクト」立ち上げのきっかけと解決したい課題や想いについてご紹介します。

大きな箱に小さな商品が入って届くことに違和感を感じ、ポストインできる梱包サイズにテープを貼れる機械を開発

きっかけは当たり前のように大きな箱に小さな商品が入って届くことに違和感を感じたことです。最近は子供がコンビニで買い物しても、環境に配慮してレジ袋は有料で買わないといけません。一方でぶかぶか梱包で大量に出る緩衝材は当たり前のように使われて捨てなければいけません。この矛盾を子供にどう説明すればいいのか困ってしまいます。

当社は過去から段ボール箱にテープを貼って封をする機械(封函機)を生産販売してきましたが、ポストインできる3㎝以下という薄い箱にテープを貼る機械は技術的な制約があり実現できませんでした。そこで厚さ2㎝の箱でもテープ貼りができる封函機「LCB‐H20」を独自で開発し(特許取得済み)、ポストインできる薄い段ボール箱でも自動でテープを貼ることを可能にしました。

このところ 運送関連の問題としてトラックドライバーさんの再配達時間が年間約1.8億時間もあると言われています。多くのドライバーさんが再配達するために時間を取られている中で、今後 2024年問題に伴い時間外労働時間が規制され 配達できないものが増えていくことが懸念されています。梱包を小さくしポストインできるサイズの荷物が増えることで再配達の時間を少しでも減らしていきたいと考えています。そして世の中を少しでもいい方向へ回していけたらと思っています。

大人が買ったものの中には捨てないといけない緩衝材が沢山あるという矛盾を解消したい

環境問題の視点から包装資材の使われ方を考えると、現状では、緩衝材のような包装資材はプラスチック製のものがほとんどです。ぴったり梱包にすることで包装資材を削減し環境問題解決の手助けとなります。

運送会社の課題解決の視点では、小さい商品を厚さ3㎝以下の段ボールで梱包することでポストインができ再配達を減らすことができます。

また、消費者の視点に立つと、ぶかぶか梱包で出る大領の緩衝材をピッタリ梱包にし減らすことで家庭内ゴミが減少します。また、ポストインの荷物が増えることで再配達を手配する手間が省けます。

ロック株式会社 代表取締役社長 岡部 真治より

日本は風呂敷文化なのでモノの沿うように包むというのが梱包の形態であり、

大きな箱に何でも入れる今のやり方に違和感を感じています。

通信販売の商品の中には捨てなくてはならない緩衝材が非常に多く使われ

レジ袋が有料の世の中になり子供でもお金をとられてしまう。

大人が買ったものの中には捨てないといけないものが沢山ある矛盾を大人達は子供達にどう説明するのか。そんな世の中を変えられるかもしれない。それならやってみようという熱意から「ぶかぶか梱包をやめようプロジェクト」を立ち上げました。

小さなものは小さな箱に入れる。風呂敷文化に戻して、社会の環境に貢献していきたい

「低ハイト(最小2㎝)対応半自動封函機 LCB-H20」を開発するにあたって厚さ2㎝の段ボール箱に対して1.8㎝という長さでテープをカットするテープヘッドの開発では図面とにらめっこしながら何度も試作を重ね結果的に1年以上かかってしまいましたが開発に成功し、弊社の独自技術として特許の取得もできました。

実際に販売してみてお客さんごとに細かな要望仕様が違う為、様々な調整などをしなければいけませんが、できるだけ多くのお客様のご要望に応えて この機械をより多くのお客様に使っていただき、環境にやさしい より良い社会の実現に貢献したいと思います。

「ぶかぶか梱包をやめようプロジェクト」を進めることによって今まで当たり前だった小さなものを大きな箱に梱包する形態から小さなものは小さな箱にいれる、そんな風呂敷文化に戻していきたいと考えております。社会の為に貢献できているのだろうか。もっと自分にはできる作業があるんじゃないだろううか。これからもLock株式会社は少しでも良い世の中になるよう努めて参ります。

『物流の2024年問題』の解決を「梱包」からアプローチ

 現在、日本では、トラックドライバーの時間外労働960時間上限規制などで労働時間が短くなることで輸送能力が不足し、物が運べなくなる可能性が懸念される『物流の2024年問題』を眼前にしています。この問題は輸配送の業者のみならず、生活者にとっても様々な面で課題があると考えています。

 現在、国内貨物は全体の9割がトラックの輸送に頼っており、また、トラックドライバーの多くは歩合制が多く、労働時間が制限されることで給料が大きく下がることを、ドライバーは不安視しています。ドライバーを抱えるトラック事業者は、今まで通りの輸送を継続するためには「トラックと人員の確保」が必要ですが、今年4月の貨物自動車運転者の有効求人倍率は2.11(全職業1.13)※1と高く、トラックドライバーが現在でも不足しています。

 2024年に向け、何も対策を行わないと輸送能力が2024年には14.2%、2030年には34.1%不足するとみられています。※2

 「物が運べなくなる懸念」は、トラック事業者・荷主・消費者と取り組むべき解決策は複数ありますが、本プロジェクトでは、物を包む「梱包」に着目し、”トラックにいかに多くの荷物を積むか”といった効率的な輸送形態を追求していきます。

 例えば、高さ100mmの60サイズ段ボールをすべて高さ20mmの『ぴったり梱包』の荷物にした場合、2トントラックでは約3倍の積載数量となり効率化できます。

 さらに、高さ20mmまで“ぴったり”にできると、一般的な郵便受けに入るサイズとなるため、玄関先で受け取る必要もなく、再配達の手間も省くことができます。

 2021年度の宅配便取扱個数は約49.5億個、そのうち約11.8%が再配達となっています。再配達はトラックなど自動車を使って行われることがほとんどで、再配達を労働力に換算すると、年間約6万人のドライバーの労働力に相当します。また、再配達のトラックから排出されるCO2の量は年間で約25.4万トンと推計され、宅配便の再配達は地球環境に対しても負荷を与えています。※3

※1…厚生労働省「一般職業紹介状況」より ※2…全日本トラック協会試算より 

※3…国土交通省「宅配便の再配達削減に向けて」より

https://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/re_delivery_reduce.html

【一般生活者】再配達の削減・適正な送料でストレスのない輸送形態に「ぴったり梱包」のすすめ

 『物流の2024年問題』は、輸配送の方法などが取り沙汰され、生活者の手に届く商品の「梱包」に関してはこれまでフォーカスがあまり当たってきませんでしたが、一般生活者にも時間や送料のコスト面で影響が懸念されます。

 当プロジェクトの調査※4によると、小型の商品を注文したのに商品のサイズに合わない大きすぎる梱包の『ぶかぶか梱包』で届くケースに遭遇した生活者は実に40%以上に上りました。これは3人に1人以上が『ぶかぶか梱包』を経験していることになります。

 その結果、本来商品自体は郵便ポストに収まるサイズであるにもかかわらず、箱が大きいため受取人が不在の場合には再配達が発生し、さらに、その時間に再度家に居なければならず、時間的な制約も生まれます。当プロジェクトの同調査では『ぶかぶか梱包』のため再配達を余儀なくされた生活者は2人に1人以上が経験している結果でした。

 また、送料が必要以上にかかってしまうことがあり、『ぶかぶか梱包』の場合と郵便ポストで受け取れる場合を比べると最大4倍以上の送料の差が発生します※5。

 一般生活者が適正な送料で輸送を利用し続けることができるよう、また、環境への配慮の側面からも、広く『ぴったり梱包」』を呼びかけます。

※4…「ぶかぶか梱包をやめようプロジェクト」調べ(2023年9月)

※5…日本郵便の60サイズの送料810円(東京から東京)と、クリックポスト185円(全国一律)を比較した場合

     

 商品に対して梱包が大きすぎる『ぶかぶか梱包』をやめて『ぴったり梱包』にすることで『物流の2024年問題』の解決の一助、ならびに関連業界従事者の働き方改革につながるのではないかと考え、この「ぶかぶか梱包をやめようプロジェクト」を発足しました。

■プロジェクトの目的と活動内容:『ぶかぶか梱包』から『ぴったり梱包』への啓発活動

 本プロジェクトは、再配達の原因などにもなる商品のサイズよりも大きすぎる『ぶかぶか梱包』から商品のサイズに適した『ぴったり梱包』へのスイッチを、各EC事業者や流通業者などに向けて促し、梱包形態や配送の無駄を見直すことで、荷物を運べなくなるかもしれない『物流2024年問題』の解決に向けて挑戦してまいります。

主な内容としては、

  • 『ぶかぶか梱包』がもたらす物流課題の見える化
  • EC事業者、流通業者および生活者への理解促進
  • 『ぴったり梱包』に適した資材や梱包方法の提案

など多角的な活動を通して物流ドライバーの就労環境改善、生活者、環境面においても三方良しの世の中を目指します。


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