オリエンタルランド、顧客満足向上と人財力強化、開発推進で成長へ挑む

10月27日(日)15時43分 財経新聞

東京ディズニーランド。(c) 123rf

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 オリエンタルランドは21日、東京ディズニーシーに新キャラクター「クッキー・アン」が登場し、グッズメニューの販売を12月21日から開始すると発表した。

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 東京ディズニーシーに、こぐまの「ダッフィー」の友だちとして、垂れた耳と鼻がチャームポイントの、いぬの女の子が登場する。2020年3月27日からは、ミッキーマウス、ダッフィーと一緒に乗車した「クッキー・アンのグリーティングドライブ」を楽しむことができる。

 オリエンタルランドは、1960年に商業地、住宅地の開発と大規模レジャー施設の開発を目指して、京成電鉄と三井不動産が主体となって設立された。千葉県浦安市沖に巨大埋立地を造成し、その一部に1983年、東京ディズニーランドが開園した。

 1986年には経営の黒字化を達成し、2001年に第2テーマパークとして「ディズニーシー」を開園、高品質なホテルと複合的商業施設を備えた東京ディズニーリゾートへと進化した。

 2019年3月期の売上高5,256億円。構成比は東京ディズニーランドと東京ディズニーシーのテーマパーク事業が83%、ディズニーアンバサダーホテルなどホテル事業が14%、複合商業施設、モノレールなどその他事業が3%を占めるオリエンタルランドの動きを見ていこう。

■前期(2019年3月期)実績と今期見通し
 前期売上高は5,256億円(前年比9.7%増)、営業利益は前年よりも189億円増の1,292億円(同17.2%増)といずれも過去最高を更新した。

 営業利益増加の要因としては、東京ディズニーリゾート35周年イベントの好調により入園者数3,256万人、ゲスト単価1万1,815円と過去最高を更新したテーマパーク事業が156億円、ホテル事業が29億円、その他事業が4億円の増益であった。

 今期は、東京ディズニーリゾート35周年イベントの反動による入園者減と単価低下予想により、売上高4,792億円(同8.8%減)、営業利益929億円(同28.1%減)を見込んでいる。

■中期経営計画などによる推進戦略
 今期を最終年度とする中期計画と2021年度以降の方針に基づき、3,000万人レベルの入園者数の定着を目指した事業基盤の構築と、今後の更なる成長を目指して、次の戦略を推進する。

1. 新規プロダクトの導入により「新鮮さ」を提供
 ・東京ディズニーランド: 2018年4月からスモールワールドのリニューアルオープン。
 ・東京ディズニーシー: 2019年7月ソアリンをオープン。

2. ゲストの利便性向上により「快適さ」提供
 ・大規模開発: アトラクション体験人数の増加と全天候型シアターの導入。
 ・大規模開発以外: 座席数の増加と待ち時間の減少を目指したレストランリニューアル、チケット購入などのスマホアプリ開発、海外ゲスト向け対応改善。

3.人財力強化により、「ホスピタリティ」と「オペレーション」を強化。
 ・働きやすい環境の推進: 勤務形態多様化への対応とテーマパークオペレーション社員制度の導入。
 ・成長を実感できる施策: サービス研修の強化とキャストのキャリア形成支援。

4.更なる成長を目指した大規模開発
 ・ディズニーホテル: 315億円を投入して2021年導入予定。
 ・東京ディズニーシー: 2,500億円を投入して新テーマポート「ファンタジースプリングス」とホテルを2022年導入予定。

 「夢、感動、喜び、やすらぎ」提供に向けて、前進を続けるオリエンタルランドの動きを今後も見守りたい。

財経新聞

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