日信工業(7230)、株主優待を廃止! ホンダと日立 による自動車部品メーカーの統合に先立ち、ホンダの TOB(公開買付)によって完全子会社になることに!

10月31日(木)0時35分 ダイヤモンドオンライン

 本田技研工業(7267)向けの製品を多く手掛ける自動車部品メーカーの日信工業株式会社(7230)が、株主優待を廃止することを、2019年10月30日の15時に発表した。



 日信工業の株主優待は、これまで毎年3月末と9月末時点の株主を対象に実施されており、内容は「300株以上の株主に3000円相当の商品(ハム詰合せ)を贈呈。1000株以上の株主に5000円相当の商品(ハム詰合せ)を贈呈」というものだった。


 しかし、今回の発表によると、すでに権利が確定している2019年9月末を最後に、株主優待が廃止されることになった。日信工業は、同時に配当の廃止も発表している。


 廃止の理由は、日立製作所と本田技研工業が手を組み、傘下の日信工業、日立オートモティブシステムズ、ケーヒン、ショーワを統合して、新会社を設立するため。それに先立って、本田技研工業は自らが筆頭株主となっている日信工業、ケーヒン、ショーワにTOB(公開買付)を実施する。


 また、経営統合後の存続会社は、日立製作所の完全子会社である日立オートモティブシステムズで、日信工業、ケーヒン、ショーワは本田技研工業の完全子会社となる。


 日信工業の公開買付け予定価格は「2250円」だが、本日(10月30日)株価は急騰して、前日比+400円(+22.31%)の2193円となっている。これは、10月30日15時に開示されるよりも前に、新聞報道が出たためで、日信工業だけでなくケーヒン、ショーワの株価も急騰している。


廃止される日信工業の株主優待制度の詳細と利回りは?






















◆廃止される日信工業の株主優待の詳細
基準日保有株式数株主優待内容
3月末・9月末300株以上商品(ハム詰合せ)3000円相当(×年2回)
1000株以上商品(ハム詰合せ)5000円相当(×年2回)

 日信工業の2019年10月30日時点の株価(終値)は2193円なので、株主優待が実施されていれば、以下のような利回りになっていた。


(300株保有の場合)

投資金額:300株×2193円=65万7900円

優待品:6000円相当

優待利回り=6000円÷65万7900円×100=0.91%


(1000株保有の場合)

投資金額:1000株×2193円=219万3000円

優待品:1万円相当

優待利回り=1万円÷219万3000円×100=0.46%


 日信工業の廃止した株主優待は、個人投資家に人気の食品系で「ハムの詰め合わせ」だった。株主優待と配当の廃止は残念にも思えるが、今後、株価はTOB価格の2250円前後まで上昇することは確実。直近まで株価は1600円程度で推移していたことを考えると、株主は株主優待と配当を大きく上回る利益が出ているだろう。


 日信工業は、ブレーキなどを主力製品とする自動車部品メーカー。本社は長野県東御市。2020年3月期(通期)の連結業績予想は、すべて前期比で売上高5.1%減、営業利益4.9%減、経常利益3.4%減、当期純利益3.3%増。




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日信工業
業種コード市場権利確定月
輸送用機器7230東証1部3月末・9月末
株価(終値)
必要株数最低投資金額配当利回り
2193円300株65万7900円

【日信工業の最新の株価・株主優待の詳細はこちら!】

※株価などのデータは2019年10月30日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。

※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資金額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。

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