職場にいる「口が上手いだけの人」と「行動に移せる人」の決定的な違い
2024年11月3日(日)6時0分 ダイヤモンドオンライン
近年、「頭の回転の速さの象徴」としてお笑い芸人が多くの場面で活躍をしている。そんなあらゆるジャンルで活躍をし続けるお笑い芸人たちをこれまで30年間指導し、NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』でも話題になった伝説のお笑い講師・本多正識氏による『1秒で答えをつくる力』が人気を博している。ナインティナインや中川家、キングコング、かまいたちなど今をときめく芸人たちをこれまで1万人以上指導してきた本多氏の仕事に対する考え方をオリジナル記事としてお届けする。
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「口が上手いだけの人」と「行動に移せる人」の違い
仕事をしていると「口が上手いだけの人」もいれば「すぐに行動に移せる人」もいます。後者はどんな職場でも活躍できるでしょうが、前者はなかなかむずかしいでしょう。
そんな両者の違いはどこにあるのでしょうか。一緒に見てきましょう。
まず、口が上手いだけの人は、その場の勢いだけで話してしまいます。「とりあえず、『はい』って言っておけばいいだろう」「前向きなことを言っておけば上司は褒めてくれるだろう」となにも考えずに言葉を発してしまいます。
特に計画性もなく適当なことを言っているだけですから、当然のようにまわりからの信頼を失います。こういった人は自分が信頼を失うだけならいいですが、まわりの人に迷惑をかける可能性があります。
たとえば、皆さんがお願いした仕事を「やります!」と言ったのにもかかわらず、全くやっていないなんてことが平気で起こります。非常に困りますよね。口だけの人はこのようにまわりの人にもダメージを与えてしまうのです。
1つ見極め方があるとしたら「頑張ります!」「やります!」のように具体的なアクションが言葉から見えてこない人は、口だけの可能性があるので要注意です。