【大阪工業大学】サステナブルな野外フェスを音環境から考える

2024年11月5日(火)15時16分 PR TIMES

本学ホームページ連載「研究力」No.4を配信 機械工学科 吉田準史教授

 大阪工業大学(学長:井上晋)は本学の時代に先駆ける研究をホームページの「研究室VOICE!」内で紹介する連載「研究力」の4回目を本日配信しました。今回は機械工学科 吉田準史教授が登場し、音楽イベントの野外フェスでの音の調査・分析から聴衆にも近隣住民にも満足できる音環境を考える取り組みについて紹介しています。

1. 教  員:吉田準史教授(よしだ・じゅんじ)
2. 所  属:工学部機械工学科
3. テ ー マ:サステナブルな野外フェスを音環境から考える
4. U R L:https://www.oit.ac.jp/japanese/voice/pickup/4_M-yoshida.html
[画像: https://prtimes.jp/i/140284/79/resize/d140284-79-39facf775b6f481962a6-1.png ]

【研究の概要】
 新型コロナウイルス禍をきっかけに、密を避けられることから野外フェスが増えました。しかし、音に対して近隣住民から苦情が寄せられることもあります。主催者側は音量を下げて対応しますが、下げ過ぎると今度はアーティストや聴衆に不満が出ます。
 吉田教授は2023年にFM802と「オトヂカラプロジェクト」を発足させ、アーティストや聴衆が大音量の音を会場で楽しめ、なおかつ住民の環境も守る「適切な音」を探りたいと、万博記念公園で開催する野外フェスの音について調査研究するようになりました。フェス当日にステージから100m間隔で音の大きさや高さを計測し、スピーカーの種類や設置場所、楽曲の周波数特性による影響などを調べています。会場内外での音の伝わり方や適切な音響レベルの上限値を見いだすことから、多くの野外フェス会場での音響設定への活用を目指しています。

【WEB連載「研究力」】
● 会話形式の平易な文体に図や動画を多用し、先端の研究を分かりやすく説明
● 本学の200研究室から毎月1教員を紹介

【「研究力」バックナンバー】
住みやすさを創造する「建築環境工学」 工学部 建築学科 河野良坪教授
https://www.oit.ac.jp/japanese/voice/pickup/1_A-kono.html

未利用熱を有効活用「熱電発電」の新素材を開発 工学部 応用化学科 村田理尚准教授
https://www.oit.ac.jp/japanese/voice/pickup/2_K-murata.html

石油を作る微細藻類に遺伝子解析からアプローチ 工学部 環境工学科 河村耕史准教授
https://www.oit.ac.jp/japanese/voice/pickup/3_V-kawamura.html  

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