武田薬品の超大型買収「経営陣vs反対派」攻防戦の全舞台裏

11月6日(火)17時40分 ダイヤモンドオンライン

武田薬品工業のクリストフ・ウェバー社長CEO。買収反対派は、誠実や正直を信条に掲げる「タケダイズム(スクリーン)に反する」と同氏を批判する Photo by Masataka Tsuchimoto

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「貴会に個別のご回答をさせていただくことは適切ではないと考えております」。買収反対派に対する国内製薬トップ、武田薬品工業の答えは、実に素っ気ないものだった。


 武田薬品がアイルランドのバイオ医薬大手、シャイアーを6.8兆円で買収する案をめぐり、経営陣と買収反対派の直接対決“第2ラウンド”が始まっていることは本誌既報(『武田薬品が買収反対派と第2ラウンド、日本勢初の「メガファーマ」入り目前』、10月25日)の通り。武田薬品の一部の創業家筋やOB約130人でつくる「武田薬品の将来を考える会」は10月1日、クリストフ・ウェバー社長CEO(最高経営責任者)宛てに「買収に伴う借入金の返済計画」、「高額な買収プレミアムの根拠」などを問う質問状を送っていた。


 世界各国の当局の独占禁止法上の判断は順調にクリアし、主要市場では欧州を残すだけ。最大のハードルは来年1月18日までに開かれる見込みの臨時株主総会のみとなっている。


 シャイアー買収の対価の一部は武田薬品の新株で賄われるため、既存株主に新株発行の承認を得る必要がある。つまり買収の是非そのものが臨時株主総会で諮られるのだ。そこで買収反対派の「考える会」が動き出していた。


 回答期限は10月31日。奇しくもこの日、武田薬品の18年3月期第2四半期決算会見があり、ウェバー社長CEOは「まったく稀なチャンス」と、改めて買収の意義を強調した。





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