【企画力】「ゴーストライター」のような存在だった“裏方の存在”を明かした超有名YouTuberとは?

2024年11月8日(金)6時0分 ダイヤモンドオンライン

【企画力】「ゴーストライター」のような存在だった“裏方の存在”を明かした超有名YouTuberとは?

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【YouTube総再生回数60億突破】知る人ぞ知る凄腕クリエイターが初めて明かす「圧倒的な企画力」のすべて。企画・マーケティング・クリエイター・営業職 必読のトップYouTube作家&マーケッター、初の著書『YouTube作家がこっそり教える 「ウケる企画」のつくり方』(ダイヤモンド社)は、企画に悩む、すべての人に向けてノウハウを初公開している。クリエイティブな仕事の全体像を俯瞰しつつ「見えない条件文」「企画発想技12選」「構成は木」「データとの向き合い方」など、わかりやすく解説。とっつきやすい「お題」も出題され、実演しながら学べる構成にもなっており、学びになるコンテンツが満載だ。現在、約30チャンネルへ企画提供をしており、有名企業のコンサルティングやアドバイザーなどを行っている著者が、そのノウハウをPDCA(計画・実行・評価・改善)式にわかりやすく解説した本書から、一部を抜粋・編集したものをお送りする。

画像:こす.くま提供

まずは、僕たちの自己紹介

すのはら
1995年生まれ。YouTube作家であり、株式会社こす.くまの代表取締役。高校時代にYouTube活動を始めたが、当時は「YouTuber」という言葉すら存在しておらず「動画投稿系男子」などと呼ばれていた。カラオケで暴れながら歌ったり、目のまわりに激辛のデスソースを塗ってみたり、高校生らしい体を張った動画を投稿。お小遣い程度の収益をあげただけで、おおいにイキっていた時期がある。高校卒業後、演者としてのYouTube活動はいったん卒業したが、当時のちょっとした成功体験や動画投稿の楽しさを忘れられず、“裏方”としてYouTube活動を再開。それを派生し続けた結果、現在に至る。
たけち まるぽこ
1995年生まれ。YouTube作家であり、株式会社こす.くまの代表取締役。15歳の頃から、テレビの構成作家に漠然とした憧れを抱く。しかし、それとは裏腹に、高校時代は部活もバイトもせず、昼寝に没頭。その結果、夢だと自覚している「明晰夢(めいせきむ)」を習得し、夢の中でよく遊んでいたという不思議な過去がある。高校卒業後は構成作家になるため、作家事務所に在籍。知り合いにテレビのプロデューサーとつなげてもらうなど、意外にも精力的に働く。テレビだけでなくYouTubeやネット動画も高校の頃から視聴しており、テレビやネットというジャンルに縛られず活動した結果、現在に至る。

「裏方」の存在を隠していたのはなぜか?

僕たちはフリーランスのYouTube作家2人組としてのキャリアを2年ほど積んだのち、その活動を事業化した「株式会社こす.くま」を2019年に設立した。

会社を設立した当時、僕たちは「YouTube作家」を名乗って、さまざまな仕事をしていたものの、多くのYouTubeチャンネルでは、そんな「裏方」の存在を隠す傾向にあった。

それは、なぜか?

裏方の存在を隠していたワケ

YouTubeというのは、構成作家という裏方がいて当たり前のテレビの業界とは違って、「企画・撮影・編集をすべてYouTuberが自らやることで、視聴者の共感を集める世界」だったからだ。

そのため、裏方の作家が企画を考えていることが知られると、「視聴者が冷めて、離脱してしまうのでは?」と、多くのYouTuberが懸念していた。

だから、YouTube作家の存在は、本の世界でかつていわれた「ゴーストライター」のような隠すべき存在だったのだ。

2019年が転機となった

そんな認識が変わったのが、2019年だった。YouTubeの視聴者数が急激に増え、芸能界を含むさまざまな業界から、新たにチャンネルを開設する人が急増した。

学研教育総合研究所の調査の男子小学生の将来つきたい職業で、「YouTuberなどのネット配信者」が初めて1位となったのも、2019年8月だった。

『YouTube作家がこっそり教える 「ウケる企画」のつくり方』(ダイヤモンド社)P23より

そして2020年から始まったコロナ禍により、その流れはさらに加速したのだ。


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