親が「これ」をすることで、子どもは成長が遅くなる

11月15日(水)6時0分 ダイヤモンドオンライン

『アルフレッド・アドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉』がダイヤモンド社から発売されたことを記念して、20万部突破の第一弾『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』を特別公開します。アドラーの厳しくもあたたかい言葉に、あなたも勇気づけられてください。


母親が子供の通訳を買って出ると子供は本当に言葉が遅くなる



 親が子供に苦労をかけまいと子供を助けることがあります。しかし、それが結果的に子供を甘やかすこととなり、子供の教育の妨げとなるのです。


 母親は子供に優しく接する必要があります。しかし、優しくするのと甘やかすのは違います。甘やかす、とは子供が自分で何かをなし遂げるチャンスを奪うことです。「あなたにはできないでしょ。だから私が代わりにやってあげる」と母が成長と学習のチャンスを奪うのです。「この子は私がいないと何もできないの……」と子供を自分に依存させ、それにより自分の存在意義と価値を高めます。そして、結果として子供を「親なしでは何もできない」依存的な子供にしてしまうのです。もちろん、これは親子以外にも当てはまります。部下に苦労をかけまい、と甘やかす上司のもとでは、部下は一人では何もできないようになることでしょう。


 教育とは相手が一人で課題を解決できるようにすることです。決して相手を甘やかすことではありません。甘やかしは相手をパラサイト=寄生動物に仕立て上げてしまいます。甘やかされた相手は自力で問題を解決しようという意欲を失います。その結果、一人で課題を解決する能力も育ちません。ですから、親は子供に一人で課題を解決させる機会を与えなければなりません。親がすべきは子供の課題を肩代わりすることではなく、子供が一人で課題を解決できるよう勇気づけることだけなのです。



※本連載は日曜日以外の毎日更新します。

ダイヤモンドオンライン

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