フェイスブックの広告収入、インスタグラムへの依存度が上昇

11月15日(水)12時30分 Forbes JAPAN

フェイスブックの四半期当たりの広告収入は、今年第3四半期(7〜9月)に初めて100億ドル(約1兆1300億円)を超えた。その伸びに大きく貢献したのは、収入の88%以上を占めたモバイル広告だ。

フェイスブックの無料写真共有アプリ、インスタグラムの人気は世界的に上昇している。その人気の高まりとスマートフォンの世界的な普及率の上昇を受け、フェイスブックはインスタグラムの動画広告に力を入れてきた。インスタグラムは今後も、フェイスブックの成長の重要なけん引役になると考えられる。その主な理由は、以下の3つだ。

・増え続けるユーザーベース

インスタグラムのユーザー数は、過去2年の間に驚異的なペースで拡大した。2015年に4億人を超えた後は、2016年に4億5000万人となり、2017年には日間アクティブユーザーが5億人に達した。これは、インスタグラムが毎年5000万人以上のユーザーを新たに獲得してきたことを意味する。伸び率が停滞する可能性はあるものの、こうした勢いは向こう数年間、継続すると予想される。

・高いエンゲージメントレベル

人気の「ストーリー(Stories)」機能」が、インスタグラムのエンゲージメントレベルを向上させている。直近の決算結果では、ストーリーの日間アクティブユーザーが約3億人に達したことが報告された。ストーリーと類似の機能を持つスナップチャットのアクティブユーザーは、2億人に満たない。この数字の違いは、長期的に見たインスタグラムの潜在的収益力の高さを示していると言えるだろう。

・オンライン広告市場でのシェア拡大

フェイスブックの広告主は600万を超えている。一方でインスタグラムの広告主もまた、200万を上回った。オンライン広告市場に占めるモバイル広告の割合が今後も増加すると見られるなか、PCでもモバイルでもそのプラットフォームがユーザーのマインドシェアにおいて強みを持つフェイスブックは、市場シェアをさらに拡大していくことができると考えられる。

モバイル広告収入が増える要因

世界中のユーザーたちはどの媒体よりも、モバイル媒体に最も長い時間を費やしている。2017年にはインターネットのブラウザ利用時間のうち、71%以上がモバイルを通じたものになると推測されている。

その結果、モバイル広告向けの支出が急速に増加し、オンライン広告市場の成長の大半に寄与することになると考えられる。メディア戦略企業のマグナグローバルによれば、モバイル広告業界は2021年までに、2150億ドルを超える規模にまで成長すると予想されている。

Forbes JAPAN

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