三菱の4年ぶり新型車にみる、中堅メーカーの生きる道

11月18日(日)6時0分 ダイヤモンドオンライン

エクリプス クロス(広報車両)

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日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)が主催する「2019年次RJCカーオブザイヤー(国産車)」に三菱自動車のエクリプス クロスが選ばれた。12月9日には、自動車系媒体や選考委員らにより「2018-2019日本カー・オブ・ザ・イヤー」が決まるが、その候補である10台「10ベストカー」のなかにも、エクリプス クロスはノミネートされている。 不祥事に伴い経営危機に直面した三菱自動車が、勝負の一手として投入したエクリプス クロスは、じつに同社4年ぶりの新型車だ。パジェロの血をひく車両は、三菱自にとってみればこれ以上ないポジショニングにある。そして、ユーザーはコネクテッド機能と相対し車両を操作していく。走る、止まる、曲がるといったクルマの基礎に加え、コネクテッド機能を読み解くことは、三菱自の意思を読み解くことにもつながる。


エクリプス クロスに込められた三菱自動車のグローバル戦略


 自動車業界では、SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)という名称が定着する以前から、アクティブな走りや豊かな乗り心地といった利便性を追求するSUV的なものへの需要は高かった。2013年頃からグローバルでのSUVブームが起こり、コンパクトSUVと呼ばれる市場の拡大傾向は続いている。


 三菱自動車には、パジェロというSUVの先駆けを世に送り出した自負がある。ウイリスジープのノックダウン生産まで遡るオフロード4WDのノウハウ、A73ランサー、ギャランVR-4、ランサーエボリューションと続く海外ラリー、そしてパリダカ参戦パジェロのラリーレイドでの信頼性と耐久性といった実績も十分だ。こうした名車には今でもカルト的な人気があり、三菱自動車のブランドを支えている。


 一方、事業面では2000年代以降、リコールスキャンダルに端を発した経営危機に直面。この危機を、ルノー・日産とアライアンスを組むことで脱した。あらためて世界に打って出るための戦略車として、エクリプス クロスを投入したというわけだ。





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