経費と私的利用の線引きはどうあるべき?橋下氏&井川意高氏「トップの公用車の利用は認めるべきでは」

11月20日(水)10時0分 AbemaTIMES

 お笑いコンビ・チュートリアルのと徳井義実が設立した会社が2018年までの7年間でおよそ1億2000万円のの申告漏れを指摘シていた問題で、当面活動を自粛している。14日放送のAbemaTV『NewsBAR橋下』では、この話題をきっかけに、橋下氏とゲストの井川意高・元大王製紙会長が経費の問題について語り合った。

井川:線引きが難しいですよね。衣装だって、経費で落としたものは仕事以外では着てはならず、捨てるかクローゼットに入れておかないといけないのか。あるいは千葉県の森田知事が問題になっているが、経営者だった人間として言えば、公用車については非常に以前から疑問に思っていた。企業のトップが土日のゴルフに使うのはどうなのか、一緒に回るメンバーの中に取引先の人が入っていればいいのかと。でも、車に関しては細かいと言うなよと思う。そもそも企業や自治体のトップというのは、いわば24時間仕事。土日だって関係ないし、夜遅くに色々と対応しないといけないことがある。それなのに自宅と会社、役所の間しかダメだというのはナンセンスではないか。これは税務上の問題とは別に、国民の感覚が違うのではないか。

橋下:井川さんのような有権者が6割くらいいれば楽だった(笑)。議会の進行が止まって待たされることがあるが、知事になりたての頃「再開は6時間後です」と言われたので、ちょっと府庁近くのフィットネスクラブに行ったことがある。その時、僕は警護対象者でSPが付ついてくるので、それでタクシー乗るのも…と思って公用車を使った。そしたら翌朝、新聞が「橋下、フィットネスへ公用車利用!」と。夕方のテレビ番組のコメンテーターたちの嬉しい顔(笑)。そこで僕が言ったのは、警護対象者だから、家から出て帰るまでは安全守ってよということで、名前を「公用車」から「警護車」に変更した。そして24時間使わせてもらうと言った。でも実際には役所と往復にしか使わなかった。やっぱりいろいろ言われるから。

僕が税金の話をするときは言わないといけないと思っているのが、2006年に申告漏れではなく所得漏れということで修正申告をしたこと。井川さんの前で言うのは恥ずかしい額だけど(笑)、1000万円を追加で払いました。経費のところで税務署と見解が違った。着るものからなにから厳格にプライベートにする人もいるが、僕の場合は「これは経費だろう」と判断したものは経費にしていた。でもそこに行き過ぎがあった。でも、色々と見聞きして、そして喋ってお金をもらう仕事だから、見聞きするのは“仕入れ”に当たる。講演会に行ったり、それこそ食べたりすることもそうだという感覚がある。だけど一般のサラリーマンの方からしたら、「お前遊びじゃないの?飲んでるだけじゃないの?」と思われるかもしれないから難しい。

井川:私も事件の前は給与所得者だったが、収入のほぼ100%が大王製紙とその関連会社、そして自分の資産管理会社からの給料だった。自営業者や個人事業主は
領収書を出せば一定の範囲で認められるのに、俺はこれだけしか基礎控除ないのかと思っていた。そこは立場の違いがあると思う。今は本を出したり、こうして番組に出させてもらったりしてお金を頂いているので、給与所得者ではない。全て会計士さんに任せていたが、試しにタクシーの領収書を1年分取っておいて、一定額以上のものを提出したら、全て経費だということで認められた。

橋下:いつも講演会が終わったら服も靴も含めてすぐに脱いで、Tシャツとトレーナーになっている。「いつもそんな格好なんですか?」と言われるんだけど、やっぱり仕事上の経費だと主張するためにもね。それでも、どこかで修正申告になってしまうと思う。100%は無い。(AbemaTV/『NewsBAR橋下』より)
 

▶映像:対談の模様

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