貸会議室のTKPが高級カプセルホテルと提携、宿泊業界に募る警戒感

11月20日(火)6時0分 ダイヤモンドオンライン

シャープの東京本社だった建物には、TKPの貸会議室のほか、同社の本社が入る。ここに、カプセルホテル機能が加わった Photo by Wakako Otsubo

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 東京都新宿区のJR中央・総武線市ケ谷駅近くにあったかつてのシャープ東京本社。今ここにある看板は赤いロゴの「TKP」。ティーケーピー(TKP)は貸会議室で急成長を遂げているマザーズ上場企業だ。


 この建物の入り口に最近、新たな看板が加わった。「FIRST CABIN」(ファーストキャビン)という高級カプセルホテルで、11月15日に開業した。同ホテルは、一般的なカプセルホテルより広めの部屋とカフェのようなロビーラウンジ、ビジネスホテルより手ごろな価格で人気が高い。TKPはこれまで倉庫に使っていた別館で簡易宿所の認可を得て、ファーストキャビンのフランチャイズ(FC)となった。


「貸会議室の利用時間は主に午前9時から午後5時だが、宿泊施設を併設すれば夜や翌日も会議室を利用してもらえる」と、河野貴輝・TKP社長は説明する。


 市ケ谷のファーストキャビンの部屋数は165室だが、平日のビジネス客の獲得競争において、ホテル業界の脅威となるのは間違いない。というのも、会議室と宿泊、飲食などの総計で収益を確保すればいいため、会議室利用者の宿泊料を格安で提供することができるからだ。それは、他のビジネスホテルの価格下落圧力になり得る。



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