海外からの学生も受け入れ、大規模な防災訓練。大阪市立中津小学校にて

11月20日(月)10時1分 PR TIMES

2017年11月12日、開成アカデミー日本語学校の学生30人、大阪市北区中津地域の防災訓練に参加させていただきました。

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冷たい風に背筋がピンと伸びる、晴天の日曜日、大阪市北区にある大阪市立中津小学校に284名が集合。大阪市北区防災協会・北消防署の指導のもと防災訓練が行われました。該当地域に学生寮があるため、開成アカデミー日本語学校の学生も住民の皆さんと一緒に訓練を受けさせていただけることになり、合計30名の学生が参加しました。

■避難経路を確認

10:00にスタートした訓練。各町内会単位で安否確認を済ませた後、安全とされている避難経路を確認しながら、中津小学校まで「避難」しました。住み慣れた街では、ショートカットする方法を知っていたり、お気に入りの道順などがあったりしますが、推奨される避難経路を覚えておく必要があります。いざという時のために、実際に推奨経路をなぞるように歩いて移動しました。

■油圧ジャッキの使い方を知る

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阪神・淡路大震災を経験している年代の人は特にシリアスに受け止め、耳を傾けていた、地震発生時に被害を最小に食い止める方法についての消防隊員のレクチャーと油圧ジャッキの使い方説明。人間が何かの下敷きになったとき5cmの隙間があればなんとか救助出来る道が開けるため、最悪の状況でもこの5cmの隙間を作ることを第一に考えてくだいさいという説明のあと、2tを上げることが出来る油圧ジャッキの設置場所と使い方をハンズオンで指導してくださいました。


■三角巾の使い方を知る

まず、三角巾を常備している家庭が減っている現状を踏まえながら、いざ必要になったとき、代用できる身近にあるものとそのアレンジの仕方について、デモンストレーション付きで消防隊員からレクチャーがありました。レジ袋や食品包装用ラップフィルム、雑誌などが例として上がりました。


■「ピンポンパン」で消火器をマスター

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消火器の違いについてのレクチャーの後、使い方のハンズオンの指導がありました。初心者にもわかりやすく、「ピンポンパン」と覚えてくださいと指示があり、日本語学校の学生たちもしっかり覚えることができたようで、実践でも手際よく放水作業にあたっていました。

   消火器の上部に差し込まれている黄色いピン(リング)を抜く

   その後、本体に固定してあるホースをポンと外し

   最後にグリップをパンと握りホウキではくように放射

■煙中訓練で火事の怖さを疑似体験

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テントの中に吸い込んでも害のない煙を充満させ、火事の現場でどのように煙が視界を遮るか、遮られた結果どのような心理状態になるかの疑似体験をしました。学生の中には「煙は上へ行く性質があるから壁を触りながら姿勢を低くし、通り抜ける」という日本語の説明が完璧に理解できたにもかかわらず、高い姿勢のまま、壁際ではなく真ん中を走り抜けて出口にやってくる姿が見受けられました。「話を聞いて想像していたのとは全然違って、視界が完全に真っ白でした。早く通り抜けないと、どっちが出口かわからなくなりそうだった」と、緊張がまだ解けない様子で話していました。

■地域交流と日本で学ぶということ

普段は大災害が起きることを意識することはなくても、このような機会を与えられると話題にするきっかけになり、学生同士で話あうことにも繋がります。海外から学びにきている学生たちは日常生活で壁にぶつかることもありますが、学校や関係者、先輩の力を借りて日々学び、乗り越えて、日本での生活に徐々に順応できるようになっていきます。それは勉強との両立をしなければいけないため、大変ではありますが、時間が解決する部分も多少あります。しかし、病気や怪我、大災害などは予期しない時に、予想以上のダメージを与えます。地震を経験したことがない留学生は初めての地震に一気にホームシックになったりもします。

今回、大阪市北区の防災訓練に参加させていただいたことには、学生たちにとって、大変大きな意味を持ちます。まだ、日本語でコミュニケーションをとることが上手ではない学生もたくさんいますが、みなそれぞれに感謝の気持ちを口にしていました。快く参加を認めてくださった自治会の方々に感謝します。
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■開成アカデミー日本語学校について
学生たちが単に日本語を学ぶだけでなく、日本社会を理解し、円満な社会生活を送るため、『実践的な日本文化教育を提供することにより、日本社会で充実した生活を送ることをサポートする』ことを基本理念とし、学校の様々な活動を通じて、日本とアジアをはじめとする世界各国との良好な関係を築くことに微力ながらも貢献し、共に発展していくことを願っています。
(所在地:大阪市北区茶屋町、法務省告示校)

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