日経平均の株高はいつまで続く?

11月28日(土)9時28分 財経新聞

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●バブル後最高値
 日経平均株価は25日に2万6400円を超えて、約29年半ぶりの高水準となり、バブル経済崩壊後の最高値を更新した。

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 新型コロナウィルスの影響で大きく下落したが、戻りも早かった。だが、未だに感染拡大が続き、経済への冷え込みも懸念される中、株価だけが上がり続けている。

 11月に入ってから特に上昇が目立ち、米大統領選でのバイデン氏勝利による期待感なのか、11月初めの米製薬大手ファイザー製薬によるコロナワクチンの治験結果の有効性なのかははっきりしない。

●過剰流動性相場
 米国株も日経平均同様に上昇を続け、NYダウは3万ドルを超えた。

 間違いなく言えるとこは、大幅な金融緩和によって、市場にある貨幣が通常必要な経済活動の水準を大きく上回る状態の過剰流動性相場であることだ。過剰流動性相場はしばしばバブルを生む。

 2008年のリーマンショック時にもあった過剰流動性相場だが、2014年まで世界の株価は大きく上昇していた。日本もそれに少し乗り遅れる形で、2012年終わりごろからアベノミクス相場があった。

●いつまで続くのか?
 金融緩和は続くと考えられ、少なくとも年末くらいまではこの調子で上昇相場が続くとの見方がある。

 ワクチンのポジティブなニュースが続いたが、逆にネガティブなニュースが出ると売り局面に変わる可能性がある。一旦下げても、大幅な買いが入るという状態がしばらくは続くだろう。

 ワクチンのニュースでは、サービス業界や航空業界など今まで売られていた業種に買いが入った。原油先物価格も一時回復した。

 ただし、買い一辺倒に傾くと、はしごを外される危険性が高い。

 過剰流動性相場は、金融緩和が終了した時に終焉する。

 金融緩和が終了しても、実体経済が回復すれば業績相場へと移行し、株高は継続するだろう。

 緊急事態宣言の影響などを最も大きく受けた2020年4-6月期よりも悪化することは考えにくく、業績も回復していくだろうが、世の中が正常に戻っても以前ほどの回復が無かったりすると失望売りにつながるかもしれない。

 「もうはまだなり、まだはもなり」という相場の格言通り、決めつけはできない。

財経新聞

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