漫画家・弘兼憲史が語る 「理想の最期」とは?

11月29日(日)6時0分 ダイヤモンドオンライン

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日本を支えてきた団塊の世代も、今や70代。

まだ先は長いとはいえ、「死」が頭をよぎるのも、また現実。

さて、いかにして人生をまっとうするか。

どんな肩書きも外して、「死ぬまで上機嫌。」がいちばんいい。

人生は考え方次第。

苦労の多い人生だったとしても、

「まあ、これでいいか」

と思えれば、万事解決。

終わりよければすべてよし、なのだ。

新型コロナウイルスの感染拡大を経験するなど、

「いつ死んでもおかしくない」という状況を目の当たりにしている。

ただ、いつ死ぬかわからないからといって、怯えてばかりいても仕方がない。

どんな状況を目の当たりにしても

「まあ、これでいい」「こういうこともあるだろう」

と鷹揚に受け入れられる自分でいたい。

そして、『死ぬまで上機嫌。』でいたい。

漫画家・弘兼憲史が「そのとき」が来るまで、

存分に人生をまっとうする上機嫌な生き方を指南する。



ピンピンコロリで人生を閉じることができたら


僕も、漫画家の大先輩、藤子・F・不二雄さんのように、ペンを握ったまま苦しまず机の上で息を引き取り、完成目前だった作品が未完の絶筆になる……みたいな最期を夢想することがあります。


ペンを握っているということは、死の直前まで意識を保って仕事をしていたということ。


入院して何年もベッドの上で苦しみ、たくさんのチューブにつながれ、褥瘡(じょくそう)に悩まされながら最期を迎える人が多い現状からすると、それはそれで理想的な最期だと思います。


あるいは、ゴルフ場でプレー中に事切れるというのもいいですね。


周りの人はビックリするでしょうし、ゴルフ場の方には迷惑かもしれませんが……。


実際に、ゴルフ場で亡くなる方はいるようで、パター中が多いという話を聞いたことがあります。


特に、炎天下で下を向いてパターに集中しているときに、心不全を起こしてバッタリ倒れてしまうのだそうです。


キャディーさんが普段、ゴルフバッグを積んでいるカートは、倒れた人を搬送することもできるように設計されていると教えてもらいました。


ずいぶんよくできているものだと、感心するばかりです。


それはともかく、ピンピンコロリで人生を閉じることができたら、最高のフィナーレだと胸を張っていいと思っています。






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