抱っこひもヒヤリハット体験 低月齢児の抱っこひも装着は慎重に

12月1日(日)12時15分 PR TIMES

抱っこひも安全協議会 ヒヤリハットアンケート結果レポート

2019年8月、「抱っこひもの安全な使用に関する調査」を実施し、抱っこひもの事故・ヒヤリハット事例を調べました。
その結果、3696 件の回答がよせられ、抱っこひもを使用している時に体験した危険な状況、不注意による危険行為等のデータを得、昨年から引き続き「抱っこひもからの落下」に関するヒヤリハット事例が多く発生しておりました。その中でも低月齢児を抱っこひもに乗せる時に発生する事例が多く寄せられ、具体的な発生状況を検証しています。また、2019年度には、協議会で議論された議題「抱っこひもを使用しての自転車の運転」「おさがり・フリマアプリからの二次使用」に関する質問も追加いたしました。いずれも抱っこひも使用者の現状を知ることができるデータとなりますので、ぜひご覧ください。

 
抱っこひも安全協議会(代表幹事 ラッキー工業株式会社 代表取締役 樋口博之) は日本国内で抱っこひもを輸入・販売する44社で構成され、抱っこひもの安全な使い方や事故事例の共有などを行う任意団体です。2019年8月、「抱っこひもの安全な使用に関する調査」を実施し、抱っこひもの事故・ヒヤリハット事例を調べました。
その結果、3696 件の回答がよせられ、抱っこひもを使用している時に体験した危険な状況、不注意による危険行為等のデータを得ることができました。また、2019年度には、協議会で議論された議題「抱っこひもを使用しての自転車の運転」「おさがり・フリマアプリからの二次使用」に関する質問も追加いたしました。抱っこひも使用者の現状を知ることができるデータとなりますので、ぜひご覧ください。

私たちは、これらの結果を周知することで、抱っこひもの安全な使用を広く使用者に伝えたいと考えております。また会員企業の安全啓発への取り組みがより効果あるものになることを期待しています。結果は、抱っこひも安全協議会ホームページでご紹介しておりますので、下記URLにアクセス頂きぜひご覧ください。
また、ヒヤリハット体験「落下」での増加傾向にあるヒヤリハット「低月齢児の抱っこひも装着」について、当プレスリリースで一部内容を報告いたします。

以下のURLにアクセス頂き、NEWSにある結果報告をご覧ください。
www.dakkohimo.jp

[画像1: https://prtimes.jp/i/22851/7/resize/d22851-7-635101-0.jpg ]

2018年は約31%の使用者は事故やヒヤリハット体験がありましたが、2019年度では26%と5ポイント発生率が下がった結果でした。その中で実際の事故(被害)は2%・55件ありました。落下16件、打撲14件、圧迫7件、転倒5件、挟む4件、その他6件でした。今年度のアンケート結果では 重い事故(被害)は0件でした。

ヒヤリハット体験の種類(複数回答)


[画像2: https://prtimes.jp/i/22851/7/resize/d22851-7-334413-1.jpg ]

ヒヤリハットの種類としては、2019年も引き続き「抱っこひもからの落下」が最も多く、昨年よりもさらに4ポイント上がり、84%でした。

事故・ヒヤリハット体験が発生した状況

[画像3: https://prtimes.jp/i/22851/7/resize/d22851-7-809472-2.jpg ]

事故・ヒヤリハット体験は、「抱っこひもにお子様をのせる時」(41%)、「歩行中」(25%)「かがんだ時」(27%)、の3つの状況で多く発生しております。「かがんだ時」は昨年より3ポイント減少し、改善傾向にあります。逆に、「抱っこひもにお子様をのせる時」は7ポイント増加、悪化の傾向があります。詳しくは、抱っこひも安全協議会ホームページのレポートを参照してください。ここでは「抱っこひもにお子様をのせる時」の具体的行動やお子様の月齢を検証します。

月齢別に見るヒヤリハット事例と発生状況

[画像4: https://prtimes.jp/i/22851/7/resize/d22851-7-158857-3.jpg ]

第1位 抱っこひもにお子様を乗せる時 のヒヤリハット 41%
抱っこひもの装着時は、バックルを留めるなどお子さまから手を離して行うことがあるため、特に注意が必要となります。装着時に体験したヒヤリハットの内容を集計してみると、昨年同様に「すり抜け」「仰け反り」が装着の過程において高い確立で起こるという結果がわかりました。製品安全協会が定める安全基準のように慣れるまではベッド等の柔らかな場所の上で、低い位置で装着を行うことが大切であるといえるでしょう。

今年度新しく、またもっとも高い装着時のヒヤリハット原因としてでてきた回答は「正しく使用できない・装着のミス等」でした。0ヶ月から6ヶ月までの期間、最も高い結果でした。また、「抱っこひも内での乳幼児の姿勢」が原因でのヒヤリハットも1〜4ヶ月の期間のみ高い数値がでていたことも新しい傾向でした。これらの新しい傾向は新生児から低月齢で顕著に表れており、昨年度から7%上昇した理由と考えられます。
以下に「お子さまを乗せるとき」のヒヤリハット事例を月齢別で確認してみます。

お子さまを乗せる時のヒヤリハット事例 月齢別の発生状況

[画像5: https://prtimes.jp/i/22851/7/resize/d22851-7-623013-6.jpg ]

低月齢では「乳幼児姿勢 首かっくん 折れ曲がり 開脚」 など抱っこひも内での乳幼児の姿勢に関わるヒヤリハット事例が多く報告されています。同じく「正しくしようできない・ミス・取説難しい 落下」使い方に関わった原因で落下のヒヤリハットとなるケースも、低月齢で目立つ結果でした。「すり抜け」「仰け反り」は昨年度同様に高い発生状況となっておりました。 以下にいくつかの事例を紹介いたします。

□すり抜け・仰け反り
●普段使っていない旦那が抱っこ紐を装着した際、バックルを一部とめ忘れてしまった。その際横から子供がすり抜けそうになった。(0〜1ヶ月)
●首の後ろで留めるバックルを締めようと前屈みになったときに子どもが抱っこひもからすべり落ちそうになった(1〜4ヶ月)
●おんぶ練習で、赤ちゃんを右手で押さえて左手を輪に通す時、赤ちゃんが大きく動いて右手から私の前面側に頭から落ちかけた。(4〜6ヶ月)

□乳幼児の姿勢・折れ曲がり・開脚等
●自分の不注意だったのですが片方の足がちゃんと出ていなく、中で折れ曲がった状態になっていました。まだ小さいので足が出ていないことに気づかず抱っこしてしまっていました(1〜4ヶ月)
●赤ちゃんの足をM時にするのをうまくできずに足の形がおかしいと鏡を見て気がついた。(1〜4ヶ月)
●新生児から使えるものを買いましたが、最初はお互いがなれておらず、布の中に入れるのがとても大変で、首がグラグラしてしまいました。また、首の向きが上手に変えられず窒息しないか心配でした。(1〜4ヶ月)

□正しく使用できない・装着ミス・取扱説明書が難しい等
●説明書が私には分かりづらく、新生児がかなり苦しそうに入っていた。(0〜1ヶ月)
●説明書を読んでも、動画を見ても、首が座ってない子供に付ける付け方、足の開き方が分からなかった。YouTubeに付け方を載せてる一般の方のを見てようやくわかった。(1〜4ヶ月)
●製品に問題はなかったのですが、抱っこ紐不慣れな夫が使う時に手伝っていたら危うく地面に落下させてしまいそうになったことがありました。2人がかりでやっていると互いに相方が支えているだろうと思い込んでしまうことがあります。(1〜4ヶ月)

まとめ 低月齢児の抱っこひも装着は慎重に

このたびのアンケートでは、首すわり前の赤ちゃんを抱っこする時にヒヤリハットが多く発生する傾向があり
ました。抱っこひもの装着が難しい・説明書が難しいという状況が原因で発生するもの、装着を誤ったために
抱っこひもの中の赤ちゃんに苦しい姿勢や危険を強いてしまったこと、装着ミスが原因ですり抜けそうになっ
たこと。これらの共通点は、装着・使い方が難しい、または誤ってしまったということに起因します。
低月齢児の赤ちゃんは、体も小さく、自分でバランスをとることもできません。そのため、ご両親が赤ちゃん
をぴったりと抱きしめてあげること、慣れるまでは低い位置で慎重に装着することが、安全な使用にとても大
切になります。また、抱っこひもは、新生児から3歳くらいまで使えるようサイズ変更できたり、抱っこの方
法も複数変えられたりと便利になりました。その反面、慣れるまでは使い方が複雑で難しいと感じることもあ
るかもしれません。そのような時は必ず取扱説明書を読んでいただき、説明を補足するビデオを参考にした
り、直接メーカーに問い合わせるなど、十分な理解をしたうえで、ご使用してください。

プレスリリースでは省略していますが、取扱説明書の保管率は昨年より5%増加、使用前にビデオを見て練習
した方は10%増加するなど、使用者の安全に対する意識は高まってきております。そのような中でも、事故・
ヒヤリハットは継続して発生している状況です。それは抱っこひも安全協議会の安全啓発活動がまだまだ浸透
していないことを意味しています。 毎年使用者は移り変わって行きます。ですから、私たちは継続して同じ
注意喚起をしてゆく必要があると考えます。

不幸な事故を起さないためにも、この事実を抱っこひも使用者に知って頂き、安全に使って頂きたいと考えま
す。
抱っこひも安全協議会ホームページには、より詳細な結果報告を紹介しています。「抱っこひもを使用しての自転車の運転」「おさがり・フリマアプリからの二次使用」に関する質問についての回答結果もレポートしておりますので、ぜひホームページもご覧いただけますようよろしくお願いいたします。
www.dakkohimo.jp


                          ○アンケート実施・検証
                          抱っこひも安全協議会 ホームページ分科会
                          アップリカ
                          キューズベリー
                          ベビービョルン


お問合せ
ご不明な点はHP担当 ベビービョルン株式会社までお問合せ下さい。 
抱っこひも安全協議会 HP・広報担当
ベビービョルン株式会社  
TEL 03-3518-9980  E-mail info@babybjorn.jp 

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