【東京都足立区】図書館業務を担う任期付職員「図書館サービスデザイン担当課長」を募集:令和10年1月開館予定の新たな複合施設における図書館サービスの企画・立案や区立図書館の業務改革等を担当

2023年12月2日(土)17時40分 PR TIMES

[画像: https://prtimes.jp/i/98904/71/resize/d98904-71-fa6d904356cc8a3b8d0e-0.jpg ]

足立区では、令和10年1月に梅田八丁目複合施設(図書館・子育てサロン・NPO活動支援センター)を開設する予定です。
当該複合施設は、隣接する公園や道路等の周辺敷地も含めて整備を進め、それぞれが機能すると同時に「一体的な公共空間」としての価値も創出し、西新井・梅島エリアのランドマークとなる「場」を形成することにより、地域の魅力を高めることを目的としています。
そして、複合施設内には老朽化した梅田図書館を移転し、新たに開館することとなっており、これを契機として区内に全15か所ある区立図書館が本を借りるだけでなく、講座やイベントの積極的な開催等により利用者にとって新たな居場所になるような空間づくり(利用者が集い・つながり・創造する新たな公共空間の創出)を目指しています。
そのために、今後、単に複合施設内の梅田図書館で展開する新たなサービスを検討するだけでなく、その前提として既存の区立図書館全体の業務改革を実施していく必要があり、民間で業務改革(BPR)やサービスの企画業務等に従事した経験を有し、「経営感覚」「分析力」「企画力」「行動力」「プロモーション能力」などに長けた専門人材を迎えることで、区立図書館の新たな展開を実現していきます。

≪業務内容≫
1 既存の区立図書館の業務改革(BPR)に関すること
2 新梅田図書館における新たな図書館サービスの企画、立案、推進に関すること
≪任用予定期間≫
令和6年4月1日から令和11年3月31日まで(5年間)
≪選考受験資格≫
年齢を問わず、以下の1.〜8.の資格を全て満たしていること
1.日本国籍を有していること
2.「足立区読書活動推進計画」「梅田八丁目複合施設基本構想・基本計画」に定める基本理念や基本方針、果たすべき役割を理解し、管理運営、図書館経営、図書館サービスの推進に積極的に取り組む強い意欲と熱意があること
3.現に足立区の常勤職員ではない者
4.地方公務員法等で選考を受けることができない者に該当しないこと
5.大学卒業後、民間企業等において、14年以上勤務した経験がある者
6.民間企業等において、管理職として3年勤務、もしくはそれに準ずる経験がある者
7.民間企業等において、業務改革(BPR)等に関する経験がある者
8.民間企業等において、サービスの企画業務等に従事した経験がある者
≪募集期間≫
令和5年11月14日(火)から12月11日(月)まで
≪選考日≫
一次選考(書類審査(論文)):令和5年12月22日(金)
二次選考(個別面接): 令和6年1月中旬
≪選考基準及び選考方法≫
選考基準:同選考受験資格及び採用予定者に求める専門的な知識経験の内容に合致していること
選考方法:書類審査(論文※)、個別面接
※足立区において想定される図書館業務に関する取り組み及び職員の果たすべき役割に関する内容を書いていただきます(1,500字程度)。なお、正式なテーマは、当日会場で発表します。
なぜいま図書館に外部人材が必要なのか


現在の図書館には、単に本を借りたり情報を消費したりする場であるのに加え、利用者の活動や交流を促進する新たな場としての機能が全国各地で求められています。足立区においても、先進的な民間のノウハウ(業務改革(BPR)やサービスの企画業務等の経験)を有する専門人材の登用を起爆剤として、新たな図書館サービスの推進を実現していきます。
外部人材に求める専門的な知識・経験


足立区における図書館の新たな展開に向けて、当該職員に求める知識・経験は大きく二つです。
一つは、既存の区立図書館のサービスを見直し、業務改革(BPR)を実行するため、現在の区立図書館の現状把握・課題分析や、業務プロセスの再構築・業務マニュアルの見直しを実行するための「経営感覚」「分析力」があること。
もう一つは、新たな知識・知見や人的ネットワークを図書館へ注入するため、図書館に限らず、社会教育施設や民間企業等において企画業務に従事したことがあるなど、「企画力」「行動力」「プロモーション能力」に長けていることです。
足立区における外部人材の採用


足立区では、これまで「シティプロモーション課長※」「ガバナンス担当課長※」「ICT戦略推進担当課長」等の高度な専門性やノウハウが求められる分野に専門知識を有する人材を採用し、区政を推進してきました。図書館分野での外部人材の採用は足立区初の試みとなり、23区でも珍しい取り組みとなります。
※現在はプロパー職員が課長を務める。
「梅田八丁目複合施設」とは


「梅田八丁目複合施設」(以下、「複合施設」。)は、東京都から令和5年3月に取得した土地に、老朽化した「梅田図書館」を移転して新たなコンセプトを持つ図書館として整備するとともに、同じく老朽化の進む「NPO活動支援センター」「子育てサロン関原」も移転・合築して生まれる新たな複合施設です。
複合施設の整備にあたっては、3つの施設が連携するための「子ども」「居場所」「つながり」の視点から新たな複合施設の目指す姿を定め、あらゆる世代の方が利用しやすい充実した施設を目指していきます。
また、複合施設とそこに隣接する公園や道路等の周辺敷地の一体整備を進め、それぞれが機能すると同時に「一体的な公共空間」としての価値も創出し、西新井・梅島エリアのランドマークとなる「場」を形成することにより、地域の魅力を高めることも目指していきます。
なお、11月21日(火)、「梅田八丁目複合施設設計業務委託プロポーザル選定委員会」におけるプロポーザル方式による審査の結果、複合施設及びその周辺環境の設計業務委託契約の相手方として「tomito architecture + 川見拓也建築設計事務所 設計共同企業体」を特定しました。

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