紅葉シーズンのオーバーユース問題解決に大きく寄与。国内2例目となるLeave No Trace Japan エリア拠点センターに、栗駒山麓ジオパークビジターセンターを選出

2024年12月2日(月)12時16分 PR TIMES

2024年11月、Leave No Trace Japan(以下、「LNT」)の普及及び東北エリアのLNT指導者の育成や地域活動支援等を目的とした、エリア拠点に栗駒山麓ジオパークビジターセンターが決定

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83659/8/83659-8-cc83cae8e75569a8a39a4baa02ce3168-787x574.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「神の絨毯」とも呼ばれるほど美しい秋の栗駒山。しかし、その裏側では深刻な、オーバーユース問題を抱えている。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83659/8/83659-8-8075757afe423aee603e1fe8c9fb242d-640x425.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]画像参照:photo AC
栗駒高原は、標高1626mの栗駒山を主峰とする高原です。毎年、9月末から10月中旬にかけて、全山が紅葉に染まり、その美しさから、”神の絨毯”等と呼ばれ、多くの登山客・観光客が集まります。一方で、紅葉時期のみ人が集まるなどの時期が限られることや、紅葉時期の週末や、同じ登山コースに登山客が集中することから、渋滞による地域へのインパクトや、登山客が集中することによる登山道の侵食が問題となっていました。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83659/8/83659-8-4867388295ee9925ae63e1f924c788be-843x676.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]紅葉シーズンの栗駒山への登山口、いわかがみ平には長者の列が発生する[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83659/8/83659-8-3555400675757c7fc5aa482851a75494-1477x1108.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]紅葉シーズンの山頂の様子
2022年よりLNTのスポットライトプログラムを活用し、紅葉時期の栗駒高原の楽しみ方 動画作成や、シーズン中のプロモーションを実施。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83659/8/83659-8-17047de9b005acdc2d2ce6866cc72fb7-1024x504.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=roBCjFXL_Zs ]
LNTスポットライトプログラム(https://lntj.jp/spotlight/)
この問題を解決するため、栗駒高原では、LNTのスポットライトプログラム(旧:ホットスポット)を活用し、登山客や観光客に対して、LNTに関連するアンケート調査の実施や、正しい環境倫理知識を身につける、”LNTトレーナーコース”の実施、環境インパクトを最小限にして紅葉時期の栗駒登山を楽しむ楽しみ方をまとめた動画の作成等の取組を実施しました。

ー主に行った取組ー
■2022年9月24日-10月9日 LNTに関するアンケート調査
■2022年11月8日-9日 LNTトレーナーコースの実施
■2022年11月10日 アクションプランの策定
■2023年9月15日 動画「紅葉時期の栗駒登山の楽しみ方」配信
■2023年9月23日-10月15日 LNTに関するアンケート調査
2022年当時は、栗駒高原でのLNT認知度は3%。2023年アンケートでは、33%と大きく伸びている
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83659/8/83659-8-c67c526a9a7210603c3c2606240a9264-1200x669.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2年連続、同時期に取組を実施したことから、2022年当時はLNTの認知度は3%とほとんどの方が知らない状況でしたが、2023年の調査時には、実に33%もの方がLNTのことを知っていると回答しました。観光客や登山客のリテラシー向上や意識改善は、長期的で継続的な取り組みが必要だと考えますが、本取組の2年に渡る変化を見ても、オーバーユース問題の課題解決の前進へ、大きく寄与していると考えます。
LNTは、日本法人設立3年で、会員数1,000名目前。急成長をしている一方で、各エリアでLNT指導者の技術向上・ナレッジ共有・連携等が課題となっている
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83659/8/83659-8-64ac87ab9164e5c65aebf3405bf987a0-778x592.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]栗駒山麓ジオパークビジターセンターにて
急成長を遂げているLNT Japan。順調に、LNTの知識を身に着けた会員が増加している一方で、LNT指導者(トレーナー)の技術力向上や、ナレッジ共有、連携等の場の提供や管理が課題になっていました。今後より、指導者に寄り添いクオリティをあげていきながら、地域での活動を支援していけるようLNTでは、「LNTエリア拠点制度」をスタートしました。第1号は、中部エリアを統括する、長野県「なべくら高原・森の家」を2024年6月に選出及び決定致しました。
国内2例目。東北エリア拠点として、今後、東北エリアのLNT指導者に寄り添い、クオリティを上げていきながら、地域の活動を支援していくことに期待
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83659/8/83659-8-2097b72d3f6e3d7918a613e343d9a26d-784x585.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
今回、紅葉期のオーバーユース問題に積極的に取組み、課題解決の前進に大きく寄与した、栗駒山麓ジオパークビジターセンターを国内2例目となる、LNTの東北エリア拠点センターとして選出・決定させて頂きました。今後、LNT本部も連携しながら東北エリアでのLNTの普及及び、指導者のクオリティ向上等、連携して進めてまいります。

〈Leave No Trace Japan〉
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83659/8/83659-8-117df2c0ee5d775d1f86c9669c8517f1-1605x601.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]LNTとは米国で発祥したアウトドアでの行動基準で、世界94ヵ国に広まっています。環境に与えるインパクトを最小限にして、アウトドアを楽しむための環境倫理プログラムです。すべてのテク ニックが、7つの原則を基にしており、誰にでもわかりやすく、楽しく実践することができます。
HP:https://lntj.jp/

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