日本躯体処理、工期短縮できるEVA防水テープを開発

12月5日(水)11時40分 PR TIMES

凸版印刷と共同で強アルカリ液の流出を防ぐEVA防水テープ「DJテープ」を開発、手で切れる高い作業性によりデッキプレート工法の工期短縮を実現

日本躯体処理株式会社(本社:埼玉県川口市、代表取締役社長:平松賢士、以下 日本躯体処理)は、物流倉庫や立体駐車場などで採用される、角波形に成形した薄くて幅広の鋼材の上にコンクリートを打つデッキプレート工法で、コンクリート打設時に漏れ出る強アルカリ液の流出を防ぐデッキプレート工法向け防水テープ「DJテープ」を開発しました。建設業界や不動産・デベロッパーに向け2018年12月中旬から販売を開始します。

 本製品は、凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)が独自の材料設計技術を用いてエチレン酢酸ビニルコポリマー(以下EVA)樹脂から生成したEVAフィルムを活用し、日本躯体処理の施工ノウハウを元に設計・開発したものです。
 本製品を、デッキプレート工事を行う際に柱や梁の接合部の隙間に貼る「目止め」として使用することで、コンクリート打設時に漏れ出る強アルカリ液の流出を抑え、コンクリートの劣化やデッキプレートの下層構造物の腐食を防止することができます。また、破れにくく手で簡単に切れる作業性の高い仕様により、ガムテープの上からポリマーセメントを塗布する従来の手法と比較して約40%の作業効率化が可能となり、工期短縮・労務負荷の軽減につながります。

 なお本製品に用いられている凸版印刷が開発したEVAフィルムを基材とした防水テープを、2018年12月5日(水)から7日(金)まで開催される「第9回 高機能フィルム展」(会場:幕張メッセ)の凸版印刷ブースにて紹介します。

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■ 開発の背景
 近年、EC市場の急激な成長などにより物流倉庫の需要が増加しており、建築現場における業務負荷や工員不足が課題となっています。
 物流倉庫に多く使われるデッキプレート工法において、コンクリート打設時にプレートの接合部の隙間から漏れ出る強アルカリ液によるコンクリートの劣化の発生やデッキの腐食を防ぐ場合には、布製のガムテープで目止めが行われていましたが、剥がれやすく、作業中に穴が空いてしまうなど課題がありました。そのため近年ではガムテープの上からポリマーセメントを塗布するなどの工法も行われていましたが、工程の増加により作業負荷がかかり、作業性の改善が求められていました。
 今回、強アルカリ液の優れた流出防止効果と高い作業性を併せもつ、EVAフィルムを使用したデッキプレート工法向け防水テープ「DJテープ」を開発、工期短縮や労務負荷の軽減を実現しました。

■ 「DJテープ」の特長
・用途に最適化した仕様による作業性の向上
高い粘着力で作業中に剥がれにくく、強度があり破れにくいといった性能面に加えて、工具なしで手でも簡単に切ることができる、適度にコシがあり目的の場所に貼りやすいなど、デッキプレート工法に最適な製品仕様により作業性が大幅に向上します。

・高い強アルカリ耐性によるコンクリートの劣化や構造物の腐食防止
強アルカリ液への耐性が高いEVAフィルムを用いることで、ガムテープと比較して、コンクリート打設時に流出する強アルカリ液によるコンクリートの劣化(ジャンカ)の発生やデッキプレートの下層構造物の腐食をより強固に防止します。

・高い流出防止効果と工期短縮の両立
デッキプレートの柱や梁の接合部に貼るだけで目止めができるため、ガムテープの上からポリマーセメントを塗布する従来の方法と比べて工程の削減が実現。約40%の工期短縮が可能となりました。

■ 今後の目標
 日本躯体処理は物流施設やショッピングセンター、商業ビルなどへ拡販し、2020年度までに約3億円の売上を目指します。
 また、凸版印刷は今後もEVA防水テープの技術開発を進め、用途拡大を目指します。


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以上

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