国内動画広告市場、19年は2592億円 5年間で2.7倍へ サイバーエージェント調査

12月5日(木)9時3分 財経新聞

動画広告市場推計・予測 (2018年-2023年)(画像: サイバーエージェントの発表資料より)

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 サイバーエージェントが国内動画広告の市場動向調査結果を発表し、今後の5年間で市場が約2.7倍に拡大すると予測していることが分かった。

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■国内動画広告市場は前年から4割増
 2日、サイバーエージェントが国内動画広告の市場動向調査結果を発表した。これは同社の研究機関であるオンラインビデオ総研とデジタルインファクトが共同で行った調査で、動画広告市場関係者へのヒアリングなどを元にしている。

 国内における2019年の動画広告市場は2,592億円となる見通し。これが18年の1,843億円から40.6%増を見込んでいる。2,592億円のうち、PCは18年比5.7%増の296億円、スマートフォンは同46.9%増の2,296億円。

■5年間で約2.7倍に成長
 資料では2023年までの見通しを発表している。2020年は3,289億円、21年は3,888億円、22年は4,470億円、23年には5,065億円となっており、18年から5年間で約2.7倍となる見通し。

 市場が拡大する原因について、広告主が動画広告を効率的に活用できるような広告配信手法や広告効果を適切に計測する環境整備が進んでいることや、5Gの普及で通信速度の高速化が進むことで動画の需要や供給が増えることなどを指摘している。

■スマホ向けが9割超を見込む
 23年の5,065億円のうちPCは356億円、スマートフォンは4,709億円。動画広告市場全体に占めるスマートフォンの割合は、18年でも84.8%(1,843億円中1,563億円)と8割を超えて十分に高いものの、23年には93.0%(5,065億円中4,709億円)とさらに高くなっている。

■新しい広告フォーマットの普及も
 広告の種類別で見ると、18年の1,843億円中、インストリーム広告(動画中に流れる広告)が756億円、インフィード広告(サイトやアプリでコンテンツの間に挟む広告)が703億円、インバナー広告(広告枠で流す広告)が132億円、その他が252億円。

 19年見通しでは、インストリーム広告が1,079億円(18年比42.7%増)、インフィード広告が1,036億円(同47.4%増)、インバナー広告が157億円(同18.9%増)、その他が320億円(同27.0%増)としている。23年では、インストリーム広告が2,213億円(18年比2.9倍)、インフィード広告が1,886億円(同約2.7倍)、インバナー広告が275億円(同約2.1倍)、その他が691億円(同約2.7倍)と予測し、新しい動画媒体や動画広告フォーマットの普及により動画広告の利用がさらに進むと見ている。

財経新聞

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