超高給取りの有名経営者、ベンガルネコやカサゴ飼う人も

12月6日(木)7時0分 NEWSポストセブン

日本マクドナルドのカサノバ社長(時事通信フォト)

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 2017年度(2017年4月期〜2018年3月期決算)の有価証券報告書を基に東京商工リサーチが行なった最新の集計によると、1億円以上の役員報酬を得ていたのは704人。前年度と比べ、「1億円超プレーヤー」は、98人も激増した。


“超高給取り”のトップ100を表にまとめたところ、そこには、カリスマ経営者や名物社長の顔ぶれが並んだ。


 堂々のトップは、ソニーの平井一夫・会長(57)。今年4月に社長を退任したことに伴う退職金が11億8000万円含まれているが、それを除いても約15億円の報酬を得ている。


 平井氏に続くのは、海外から招聘された“外国人プロ経営者”たち。特にソフトバンクグループは、ロナルド・フィッシャー副会長(71)、マルセロ・クラウレ副社長(47)、ラジーブ・ミスラ副社長(56)の3人合わせて46億3100万円。同社はトップ100に5人、全体で6人の「1億円超プレーヤー」が名を連ねるが、唯一100位圏外(402位)なのが孫正義・会長兼社長(61)で1億3700万円だった。


 逮捕劇に揺れる日産自動車前会長のカルロス・ゴーン容疑者(64)は、8年間で計80億円もの過少記載を行なった疑いが浮上している。ただ、昨年度の有報に記載された分だけでゴーン容疑者の報酬は7億3500万円(18位)にのぼる。



 日産はゴーン容疑者と、37位の西川廣人・社長(65)の2人がランクイン。同社では1億超えもこの2人のみだ。会見でゴーン容疑者の不正疑惑を詳らかにした西川社長の報酬は4億9900万円だった。


 それでは、有り余る金を手に入れた人たちはどんな使い方をしているのだろうか。


“叩き上げ”でトップに上りつめた平井氏の住まいは、東京タワーを間近に望む、都内でも有数の一等地に聳える42階建ての高級マンション。


「スポーツカーをこよなく愛し、休日は高級車を乗り回す。車の他にもゲーム、ラジコン、天体望遠鏡、カメラ、時計と多趣味です。トレックやサーベロといった世界的メーカーの高級ロードバイクを複数持っている」(経済部記者)


 安倍晋三首相のゴルフ仲間で、キヤノンの御手洗冨士夫・会長(83歳。3億3200万円で63位)は、神奈川県茅ヶ崎市にあるゴルフ場「スリーハンドレッド」のメンバー。会員権は、8000万円ともいわれ、政財界のトップ300人のみが入会を許されるという超名門クラブだ。


 伊藤忠商事の岡藤正広・会長(68)は、5億4700万円で32位。「いいものをつけると背筋がピンと伸びる」という彼は、人生の節目ごとに高級時計を自らに贈る。



 コレクションは、オーデマ・ピゲの「ジュールオーデマ デュアルタイム」(200万円)、ブレゲの「トラディッション 7067」(300万円)、フランク・ミュラーの「トノウ カーベックス マスター デイト(限定モデル)」(320万円)など、40本を数えるとメディアの取材に自ら明かしている。


 8億6800万円で12位のソフトバンクグループの宮内謙・副社長(69)は、夫婦の趣味が高じて、自宅に茶室を作ったほどだ。


 プロ経営者はどうか。日本マクドナルドのサラ・カサノバ氏(53)は今年で就任6年目。これまでに出身のカナダを皮切りに、トルコやロシアに赴任した彼女は、各地の珍しい動物を飼うのが趣味だという。


「マレーシア在住時には、自宅の水槽で有毒の熱帯魚やカサゴを飼っていたそうです。現在は都内の高級マンションで生活していますが、マレーシアから連れてきた希少種の『ベンガルネコ』が2匹います」(経済ジャーナリスト)


 アメリカ人の夫と揃って好角家で、朝稽古を見学しに行くこともあるという。


 逮捕直後、報道陣が殺到したゴーン容疑者の都内の自宅マンションは、約4億円と言われている。



「レバノンには大規模なワイナリーを保有し、自分で楽しむばかりか、ワインの輸出も手掛けていたといいます」(経済部記者)


 トヨタ自動車初の外国人副社長となったディディエ・ルロワ氏(60)は、3億8000万円で52位だった豊田章男社長(62)の約3倍の10億2600万円の報酬を得ている(10位)。ルロワ氏はフランスの片田舎にある人口5000人ほどの町の出身。休日は家族でカヌーや、「キャニオニング」という体一つで渓谷を下るウォータースポーツを楽しむ。


※週刊ポスト2018年12月14日号

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