なぜその決済方法を使うの? クレジットカード「前から使っているから」、PayPay「還元率が高い」

12月7日(土)13時0分 MONEYzine

 キャッシュレス決済で最も利用されているのはクレジットカード。みんなが使う理由とは? そして、高いセキュリティで注目のICクレジットカードの利用率は?


 ナイル株式会社は、運営するスマホユーザー向けアプリ紹介サービスにて、無作為に選出された20代から70代までの男女1,075名を対象に「キャッシュレス決済の利用に関するアンケート調査」を実施し、その結果を11月5日に発表した。調査期間は10月11日から18日。


 普段の支払い方法で最も多いものを聞くと、「現金」が48.4%で最も多く、以下、「クレジットカード」「カード型電子マネー」「QRコード・バーコード型スマホ決済(コード型スマホ決済)」「非接触型スマホ決済」「デビットカード」「交通系ICカード」が続いた。


 キャッシュレス決済を利用しはじめた時期について聞くと、64.9%が「10月以前から利用している」と回答する一方、「10月から利用し始めた」人も14.7%に。そのほか「キャッシュレス決済を利用したことがない」16.9%、「10月から利用を始めたが今は使っていない」が3.5%だった。


 一方、コード型と非接触型を合わせた「スマホ決済」を利用したことがない」と回答した288人に、最も利用しているキャッシュレス決済についてたずねると、「クレジットカード」が63.5%で圧倒的に多く、「カード型電子マネー」「交通系ICカード(Suica・PASMOなど)」が続いた。


 また、何らかのスマホ決済・キャッシュレス決済を現在利用している855人を対象に、「最も利用している」キャッシュレス決済を使う理由を聞いたところ、「前から使っているから(25.5%)」「還元率が高いから(24.1%)」「素早く決済ができるから(20.4%)」が多かった。


 「前から使っているから」と回答した人が使っている決済方法の1位は「クレジットカード」46.3%。


 「還元率が高いから」を理由とした層が最も利用しているのは「PayPay」42.2%。還元率の高いキャンペーンが多く、キャンペーンの数も他サービスよりも多い傾向にあるため、還元重視の人たちから支持されているようだ。


 さらに「素早く決済できるから」と回答した人が利用している決済方法では、「PayPay」「クレジットカード」「カード型電子マネー」がトップ3となった。


 一方、日本クレジットカード協会は、クレジットカードを保有する20歳から69歳の全国の消費者2,099名を対象に「2019年度 ICクレジットカードに関する消費者意識調査」を実施し、その結果を11月27日に発表した。調査時期は7月26日から29日。


 ICクレジットカードは「IC(Integrated Circuit・集積回路)チップ」を搭載したクレジットカードのことで、カードの偽造や解析が極めて難しく、セキュリティ機能が高い。クレジットカード保有者のうち、ICクレジットカードの利用率は61.8%で、2017年の前回調査時から6.7%増加した。


 主に使っているカードのタイプを聞くと、ICクレジットカードを主に使う消費者は51.9%で、同6.5%増加した。続いて、ICクレジットカードの魅力的な特徴について複数選択で聞くと、「カード偽造が困難」(47.8%)や「紛失・盗難にあっても不正利用されにくい」(46.4%)、「磁気式クレジットカードよりもセキュリティが充実している」(36.0%)などが多かった。


 その一方で、こうしたICクレジットカードの特徴の認知度は、最も高い「磁気式クレジットカードよりもセキュリティが充実している」でも51.5%となっている。


 消費増税対策として10月に導入されたキャッシュレス決済のポイント還元制度の効果で、キャッシュレス決済の利用者が増えている。その中でクレジットカードを利用する人が多いものの、ICクレジットカードについてはそのメリットについて理解していない人も少なくないようだ。


サイトウ イサム[著]、加藤 秀行[著]


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