地方銀行、初の全国シェア4割超 — 全国メインバンク動向調査(2019年)

12月9日(月)16時15分 PR TIMES

楽天・住信SBIネットなど「ネット銀行」、2009年からシェア10倍に増加

 帝国データバンクでは、2019年10月末時点の企業概要データベース「COSMOS2」(約147万社収録、特殊法人・個人事業主含む)をもとに、企業が「メインバンク」と認識する金融機関について抽出し、集計・分析した。また、一企業に複数のメインがあるケースでは、各企業が最上位として認識している金融機関をメインバンクとして集計した。同調査は2018年12月に続き11回目

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<調査結果>
1. 2019年の全国メインバンク社数トップは「三菱UFJ銀行」となった。企業数は9万9681社となり、2009年の調査開始以降11年連続のトップ。しかし、社数では2009年以来10年ぶりに10万社を下回り、全国シェアは6.80%(前年比0.05pt減)で10年連続の減少となった

2. 業態別に見ると、全国で3メガを含む「五大銀行(都市銀行:三菱UFJ、三井住友、みずほ、りそな、埼玉りそな)」のシェアは19.82%と前年を0.05ポイント下回った。一方、「地方銀行」(40.07%)は前年を0.42ポイント上回り、11年連続でシェアトップとなったほか、初めて全国シェアで4割台に到達した
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3. 地域別では9地域中5地域で「地方銀行」が過半数を占めトップシェア。一方、「五大銀行」は6地域で地域シェア低下、2地域も前年比横ばいで推移した

4. 都道府県別では、「東京都」など5都府県で、五大銀行が地域トップシェア

5. 今後も、広域に店舗を展開するメガバンクは、営業エリアや人的資源配置の見直しを目的とした店舗統廃合など経営合理化を進める。他方、地域金融機関を中心にオンラインで完結する融資サービス開始のほか、社会問題化している事業承継や創業支援などコンサルティングメニューの充実、グループ内での金融サービス連携・補完など、融資以外の金融サービス充実を図ることで企業の多様なウォンツ・ニーズに応える動きも進む。融資面以外の魅力度を高めることは、企業にとって、金利面の理由以外でメインバンクを再選択する十分な動機付けになり得る。今後は、金利競争以外の魅力度を高めた金融機関が様々な課題を持つ企業から幅広い支持を得る形で、メインバンクシェアに変化が訪れる可能性がある

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