QO、大阪府立今宮高校で探究学習支援を実施

2024年12月19日(木)13時46分 PR TIMES

〜 探究学習に必要な“仮説を立てることの重要性”にフォーカスした講義 〜

人と社会のために問いを探究する、リサーチとプランニングの会社であるQO株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:恒藤優、以下「QO」)は、次世代にデータやリサーチの技術を受け継ぐ活動「みのり」の一環として、一般社団法人 e-donutsとともに、2024年11月に大阪府立今宮高校の高校1年生約240名を対象に「仮説を重視したリサーチ講義 」をテーマとした50分間の出張講義を行いました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130711/27/130711-27-2d382a1d0650ec6562115e0c7169c96d-1251x806.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■リサーチ概念や仮設立ての重要さを学ぶ機会へのニーズを受けて
2018年の学習指導要領改訂により探究学習が必修となったことを受け、大阪府立今宮高校では現在、総合学習科1年生が8つのグループに分かれ探究学習を開始しています。
探究的な学習を実現するためには、「1.課題の設定 →2.情報の収集→3.整理・分析→4.まとめ・表現」のプロセスが重要と同学習指導要領に示されていることもあり、同校でも、今後の課題設定やフィールドワークを含むリサーチの概念や仮設立ての大切さを生徒が学ぶ機会を設けたいという思いがありました。そこで今回QOは、専門性高く培ってきた「リサーチ」を通して学べる、“仮説を立てることの重要性”にフォーカスした講義を企画し、実施いたしました。

■仮説を立てることの重要さを体感してもらう
当日は、リサーチの概要として、課題発見から分析・解釈までのリサーチの流れを説明した後に演習を実施。「商店街のシャッター街化が進んでいる」という具体的な課題に対し、どんな原因があるのか仮説を立て、その仮説を検証するためのアンケートの聴取項目まで考えてもらいました。課題解決のために仮説を立てることがいかに重要かを、体感しながら学んでもらいました。

最後に、講師を務めたQOでマーケティングやリサーチ業務に携わる社員から、QOの理念や事業内容を伝え、講義で触れたリサーチが事業のなかでどのように活用されているのか、「働くこと」や「仕事」という観点からリサーチの魅力や必要性について触れ講義を締めました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130711/27/130711-27-d9f7482800f4123a18e04c35760493a9-644x433.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ](写真:体育館で講義する様子)
■受講の感想
生徒の皆さんへ、講義を受けての学びや印象に残ったことを尋ねると、「課題に対して、いきなり調べるのではなく、一度立ち止まって仮説を考えることが大切だ」「仮説を立てると課題解決の探究がスムーズに進められると思った」など*、特に「仮説の大切さ・重要性」に関する回答が多く集まりました。課題解決のために仮説を立てることの重要性やそれが探究学習に活かされることの学びが、特に大きな気づきとなったことがうかがえます。
また、“商店街のシャッター街化”という身近な課題であったことから、より当事者として考えを膨らませながら演習に取り組む生徒さんの姿も見られました。

さらに、最後にお伝えした「働くこと」や「仕事」に対する印象を訪ねたところ、「学校での学びが社会でも役立つ」「仕事でもリサーチや仮説が大事だと気付いたので、今のうちから、それらの力を養いたい」などの声が集まりました*。高校で得た学びが社会人となった後でも重要であることや、将来自身が就く仕事のイメージがより鮮明になり、前向きに捉える姿も見られました。

* 具体的な声については、別紙「授業に参加した大阪府立今宮高校1年生の声(一部抜粋)」参照
別紙はこちら(https://www.q4one.co.jp/news/pdf/%E6%8E%88%E6%A5%AD%E3%81%AB%E5%8F%82%E5%8A%A0%E3%81%97%E3%81%9F%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%BA%9C%E7%AB%8B%E4%BB%8A%E5%AE%AE%E9%AB%98%E6%A0%A11%E5%B9%B4%E7%94%9F%E3%81%AE%E5%A3%B0%EF%BC%88%E4%B8%80%E9%83%A8%E6%8A%9C%E7%B2%8B%EF%BC%89.pdf)から


QOでは今後も、探究学習支援プロジェクトにおいて、QOが専門性高く培ってきた「リサーチ」や「データサイエンス」の講義展開を予定しています。引き続き、学びの現場を支えるパートナーとして、マーケティングやリサーチ、データ活用のノウハウ提供に留まらず、学校の抱える悩みやニーズに即した講義により、探究学習の促進を支援してまいります。


【QO株式会社 会社概要】
QO 株式会社は、人と社会のために問いを探究する、リサーチとプランニングの会社です。
博報堂のストラテジックプラニングの知見と、マクロミルのデータアセットおよびリサーチケーパビリティを掛け合わせたJV 企業として、マーケティング機会の発見、戦略策定、コンセプト開発、施策実行のPDCA まで一連のマーケティング活動に伴走します。

代表取締役社長:恒藤優
本社:東京都中央区京橋2-7-19 京橋イーストビル9F
設立:1965年6月
事業内容:リサーチソリューション事業、マーケティングプランニング事業
コーポレートサイト:https://www.q4one.co.jp/

【本件に関するお問い合わせ先】
QO株式会社 広報室 
MAIL:corporate.info@q4one.co.jp

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