片岡義男.comでの電子作品公開数が3,000を突破
2024年12月20日(金)14時16分 PR TIMES
片岡義男の小説を原作として1984年に公開された映画『湾岸道路』(https://kataokayoshio.com/contents/162)の主人公・杉本健介を演じた俳優の草刈正雄さんは、以下のようなコメントを送ってくれました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49823/26/49823-26-85a04a91c50c9c89576ed49a0ddcea3e-200x300.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]草刈正雄さん
「片岡義男先生の作品に出演する事が出来て役者として大変光栄だった事を思い出します。先生の作品が3000以上も電子化されたとの事で『湾岸道路』撮影時の記憶が走馬灯の様に甦ってきました。」
片岡義男.comは『スローなブギにしてくれ』(https://kataokayoshio.com/contents/24) 『珈琲が呼ぶ』(https://kataokayoshio.com/contents/2881)など、作家・片岡義男(1939年〜)のすべての著作を電子化し、公開することを目標として2015年7月1日にスタートしました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49823/26/49823-26-0b62106c305948893bbe29b3ed1b9eb6-196x380.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]オープン当初の「片岡義男 全著作電子化計画」サイト
サイトでの作品公開スタート直後の7月4日には、東京国際ブックフェア/国際電子出版EXPOの会場で評論家・佐々木敦氏と片岡義男氏の対談(https://www.youtube.com/watch?v=vukspTF1dVA)も行われました。この対談の中で片岡義男は「過去が大事だということがわかったから、デジタルなんです。闇雲にデジタル化するのではなくて、デジタルで何をするのか、ということ。いろいろな過去を現在と重ねようという試みこそが、デジタルなんです」と語り、この言葉は現在も片岡義男.com運営における大きな指針となっています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49823/26/49823-26-1e23b338a9f5edc504a6ca9e3d90e9a3-500x334.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]東京国際ブックフェア講演会場での片岡義男
この対談の中で片岡義男は「デジタルは現在、または未来そのものだと思われているが、そうではなく過去。過去がないと現在も、もちろん未来もない。過去にはアクセスしたほうがいいですね」とも語りました。
片岡義男.comで公開されているのは過去の作品ばかりではありません。電子化と並行して2017年12月には片岡義男自らが撮影した写真にエッセイを添えた「東京を撮る」シリーズ(https://kataokayoshio.com/search?searchs=%23%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%82%92%E6%92%AE%E3%82%8B)(全67作品)、2019年2月には書き下ろし作品として「短編小説の航路」シリーズ(https://kataokayoshio.com/search?category_ids%5B%5D=1&searchs=%E7%9F%AD%E7%B7%A8%E5%B0%8F%E8%AA%AC%E3%81%AE%E8%88%AA%E8%B7%AF)(全42作品)がスタート。会員限定の作品として公開されました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49823/26/49823-26-26e899c0a47a8379a7ec9416504fcb4c-730x662.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
作品を読む :
https://kataokayoshio.com/contents/3106
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49823/26/49823-26-be294f2846798dd506b40f28c0e14f9b-730x662.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
作品を読む :
https://kataokayoshio.com/contents/5406
現在、片岡義男.comでは、フリーライター時代の作品や、雑誌連載のみで終わった作品なども調査・収集し公開しています。例えば、1975年にトヨタ自動車販売株式会社が非売品として制作した本に収められた小説『ゴーストタウンに紅い薔薇』(https://kataokayoshio.com/contents/9627)のような一般にはほとんど知られていない作品や、ファンの間でタイトルは知られているものの書籍化されなかったため「幻の小説」とされている『横須賀ジョニーの歌』(https://kataokayoshio.com/contents/9185) 『淋しさは川のよう』(https://kataokayoshio.com/contents/9114)といった作品、そして片岡義男が他のペンネームで公開した作品なども公開しています。これらの作品はすべて有料会員登録(月額または一括支援)することで読み放題となります。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49823/26/49823-26-f243cf2949c03f81cc0522fb5b7a3877-1510x674.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
公開作品数3,000の突破は、片岡義男.comスタート当初から会員登録をし、ご支援いただいた会員の皆さま、そしてご協力いただいた皆さまのおかげです。読者の皆さまから頂いた声は作家のみならずスタッフにも大きな励みとなりました。
片岡義男.comはおそらく世界でも珍しい、ひとりの作家の作品を電子化・アーカイブ化して公開し、未来へ残すための試みです。読者の皆さまにおいては、この機会にぜひ会員登録によるご支援をお願いいたします。1970年代から80年代にティーンエイジャーとして片岡作品を読まれた方も、初めて触れる方も、きっとこれまで知らなかった新たな魅力が発見できるはずです。
今後も作品の電子化と公開にスタッフ一同尽力してまいります。
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1992年創業。米国ボイジャーとの合弁。現在は独立企業。日本で真っ先にデジタル出版に取り組み、今日まで市場開発を続けてきた。エキスパンドブック、T-Time(ティータイム)、dotBook(ドットブック)の開発元。デジタル出版のWeb(ウェブ)への移行の状況を受け止め、2010年からインターネットブラウザをリーダーとしたデジタル出版の活動を強化し、“Books in Browsers(ウェブブラウザの中の本)”を基準としたRomancer(ロマンサー)、BinB(ビーインビー)の市場導入を行った。同時にWebでの出版に際して、フォーマットの世界標準を重視し、IDPF(International Digital Publishing Forum)やW3C(World Wide Web Consortium)に参加している。また、EPUB日本語基準研究グループ(EPUBJP)を推進する。出版は「すべての人のメディアである」という考えを堅持し、新時代の技術や方法を多くの人々に寄与する活動を続けている。
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