投資で金運に恵まれない人の3つの行動パターン

12月28日(木)20時30分 All About

投資には、知識・情報・技術が大事という面もありますが、長期で見ていくと、もっと底辺の人間的な部分が成否を分けています。それを象徴する3つの行動パターンをご案内します。大事なことは、知性と我慢と謙虚です。

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投資でお金を儲けられる人とお金を失う人の特徴

同じ投資をしていても、うまくいって資産を作れる人と、悪戦苦闘してお金を失う人がいます。いろいろな行動の違いが見れるのですが、ここでは、象徴的な3つのパターンをご紹介します。

高く買って安く売る

投資で儲かるのは、もちろん安く買って高く売れるとき。当たり前ですね。でも、その当たり前のことが、投資というゲームでできないのが人間の心理なのです。だいたいの人は、高値買いをします。ピーク近くまで値上がりしたような資産を買ってしまいます。ピーク近くで買うのですから、その後は時価が下落することもあります。すると、今度は損をしていることに耐えられなくなって安値で手放します。

なぜ、高値買いをするのでしょう。それは、値が上がって話題になって、その資産に興味を示したからです。知り合いがその投資で大儲けをしたとか、有名人がメディアで話題にしていたとか、派手な広告で見た、営業マンに誘われたなどが興味を持ったキッカケです。

良い成績をあげているから話題になるのですが、それが永遠に続くことではないことを分かってください。むしろ、資産は上がったり下がったりの循環を繰り返しています。本当は、だれも注目していないお宝を見つける方が大事なのです。

あわてて飛びつき、いさぎよく処分できない

お金持ちになる人は、安く買うことができます。なぜなら、買う前に、徹底的に調査して、とことん値切るからです。資産運用では、投資をする前にどれだけ苦労するかが大事です。得する人は、それがよく分かっています。買ってから苦労したくないですからね。

ですから、購入契約や買付注文をする前に相当ねばります。問題や欠点を発見したら、買わなくてもいいくらいの冷めた気持ちで検討をするのです。だから、その厳選に勝ち残った資産は成長するに決まっています。

それに比べてお金を失う人は、買いたくて買いたくて、ウズウズして飛びつきます。これは、不動産でも、株式でも、保険商品でも同じです。説明を受けたり、考えたりもしているのですが、それは欠点探しではなくて、どれだけ良い資産かということを納得させる工程です。自分の選択眼を正当化するための作業となっているのです。甘い選択には、あとでツケが回ってきます。

資産を買うときだけでなく、売るときにも行動様式は大きく異なります。金運のいい人ほど、いさぎよく処分します。ほぼ言い値で売ります。処分する場面で、ねばったりごねたりは全然しません。きっとお金の流れや買う人とのご縁を大事にしているからでしょう。

金運のない人は、自分の手取りを最大化しようとして、駆け引きしたり、ごねたり、哀願したりします。そうして、最後はチャンスを逃して、捨て値で叩き売らなければならなくなります。

足るをわきまえず、欲深い

京都のお寺・龍安寺には、「足るを知る」という名言を刻んだツクバイがあります。300年以上前の言葉ですが、人の徳はこの一文に集約できますね。金運に恵まれる人は、足るを知る人です。”もう十分です”と謙虚でいれるから、運気も巡ります。しかし、凡人は欲を抑えることができません。だから、詐欺師も近づいてくるし、疫病神も寄ってきます。

欲深いから、儲け話にすぐに飛びつく、引き際がきれいではない、後悔や恐怖心も強いのです。人は自分が欲深いとは思いたくないものですが、投資をしてみればすぐに気がつきます。欲深くて、コントロールできない自分がいることに、痛いほど気づきます。投資は、人間の愚かさを自覚させてくれる修行でもあるのかもしれません。

いかがでしたか?投資とは、お金も増やしますが、人間も磨いてくれます。自己鍛錬の一つとして取り組むのも、良いかもしれません。
(文:北川 邦弘)

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