ウォルター・ヒル監督が放つ“珍品” 「レディ・ガイ」——シネマチャート

1月1日(月)17時0分 文春オンライン

〈あらすじ〉


凄腕の殺し屋フランク・キッチン(ミシェル・ロドリゲス)は、依頼主のマフィアのボス、オネスト・ジョンに襲撃され、銃撃戦の末に意識を失う。見知らぬ安宿の一室で目を覚まし、顔に巻かれた包帯を外すと、そこには女の顔があり、身体も女性になっていた。愕然としながら残されたICレコーダーを再生すると、1年半前にフランクに近親者を殺されたという女性医師(シガニー・ウィーバー)からの「女として人生をやりなおして罪を償いなさい」というメッセージが流れ出す。フランクは銃を入手し、自分を裏切ったオネスト・ジョンの一味と、謎の女性医師への復讐に着手する。


〈解説〉


『48時間』のウォルター・ヒル監督作。狂信的な天才外科医に性転換手術を施された殺し屋の、復讐を描くアクション作品。96分。





  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★☆☆この奇想の物語、映画化は難しい。劇画調の演出はしていても、もともと女にしか見えず。W・ヒル監督、残念な最新作。




  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★★☆キワモノとは切り捨てがたい緩やかな安物感につい依怙贔屓。邦題と模造男根には呆れたが、「腐ったヒル」に味がある。




  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★☆☆男を演じるヤンチャな女優M・ロドリゲスに目が釘付け。小首を傾げる癖が強烈に女っぽくて性別の不思議に迷い込む。




  • 森直人(映画評論家)

    ★★☆☆☆採点は別として捨て難いなあ。まさに「お暇ならどうぞ」級だが、珍品好きには推薦。職人監督が不意に放った妙なお宝。




  • 洞口依子(女優)

    ★★★☆☆コルト・ガバメントが似合うM・ロドリゲスの魅力は満点。プロット、配役も悪くない。コミック映像効果はイマイチ。







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INFORMATION

「レディ・ガイ」(米)

1月6日(土)より、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー

監督・脚本:ウォルター・ヒル

出演:ミシェル・ロドリゲス、シガニー・ウィーバー、トニー・シャルーブ、アンソニー・ラバリア、ケイトリン・ジェラード ほか

http://gaga.ne.jp/lady-guy/




(「週刊文春」編集部)

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