筋肉、刀剣、U.S.A.... 「カオス紅白」まとめたウッチャンに絶賛の声

1月1日(火)14時9分 J-CASTニュース

「三津谷寛治」に扮した内村光良さん

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「近年まれにみるカオスです」——2018年の「第69回紅白歌合戦」で総合司会を務めた内村光良さんは、番組内でこんな驚きの声を上げた。

視聴者が抱いた感想も同様だったようだが、内村さんは、次から次に登場する強烈なキャラの出演者たちと巧みに渡り合いながら、番組を進めていく。その鮮やかな手法を讃える声が、ネット上で出ている。



天童よしみさんの歌唱時に、「筋肉体操」の面々が乱入



2018年の紅白をある意味象徴していたのが、NHK番組「みんなで筋肉体操」チームの出演場面だ。


「筋肉は裏切らない」でユーキャン新語・流行語大賞の候補になるなど話題を呼んだ「筋肉体操」の面々が乱入したのは、なんと天童よしみさんの「ソーラン祭り節」だった。熱唱する天童さんをよそに、武田真治さん、村雨辰剛さん、小林航太さんの3人は、そのマッスルを見せつけながら筋トレを。さらに後半では、武田さんが得意のサックスまで披露した。冒頭の「カオス」発言は、このステージに向けられたものだ。


「刀剣乱舞」ミュージカルの世界から飛び出してきた「刀剣男士」たちも、まさにカオスだった。


自身のステージ後、山内惠介さんとのコラボでは、朗々と歌い上げられる演歌の中で、意表を突く流麗な殺陣を見せた。演歌と若い女性に人気の刀剣男士の組み合わせで、山内さんが、「刀剣乱舞」の劇中の敵である「時間遡行軍」に狙われており、それを守るための闘いを演じた。放送後は、「審神者(劇中で刀剣男士を率いる人物。ゲームにおけるプレイヤー)感はんぱなかった」といった声がツイッター上で「刀剣乱舞」ファンらから上がった。


「カオス」が最高潮に達したのが、後半戦のトップバッターとなったDA PUMPの「U.S.A.」だ。出演者たちがずらりと並んでの「U.S.A.ダンス」に、筋肉体操組と刀剣男士も参戦。ノリノリで踊る様子がアップで映し出された。




「闇鍋」的な楽しさを演出



果敢なクロスオーバーに、視聴者のツイッターはわいた。「カオスなお祭り騒ぎで最高」「本当混沌としてるな今年の紅白」「ごちゃ混ぜの世界観の闇鍋だったのに、うまい」——。


紅白が「カオス」な展開になるのは、もちろん今年に始まったことではない。特に近年は、アイドルから演歌まで幅広い出演者がそろうことに加え、その年の流行を取り入れた企画も多い。たとえば2016年は、映画「シン・ゴジラ」にちなんで、ゴジラを「歌の力」で倒してみせたり、タモリさんとマツコ・デラックスさんによる寸劇がはさまれたりと、独特の演出が多用された。だが視聴者からは、進行の不手際もあり「グダグダ」との揶揄が相次いだ。


一方、2018年の紅白は、「カオス」さを肯定的にとらえる声が比較的目立った。いったいなぜだろうか。



「ウッチャンがMVPかも」



視聴者の声を追うと、多いのは、総合司会・内村さんの活躍をたたえる声だ。


「こんなカオスな番組司会できるウッチャンがMVPかもしれん」

「ギリギリのバランスでまとめられたのもウッチャンの力のような気がします」

「わかりやすいスーパーヒットがいないなかで、このカオスを良い感じでまとめられたのはこの人の功績なのでは...」

2年連続の総合司会となった内村さんは、個性の強い出演者たちを時にそつなく、時にツッコミを入れつつ扱った。かと思えば、自ら「U.S.A.」ダンスに加わったり、往年のバラエティー番組「笑う犬」シリーズで演じた「ミル姉さん」に扮して登場したりと、自ら「カオス」を演出する場面も。さらに、ファンを公言している欅坂46の出番後には、


「平手ちゃんも絶対、拍手贈ってたと思うよ!」

と、ステージに立てなかった平手友梨奈さんの名前を出して賞賛するなどの気遣いも見せた。


こうした多芸かつ安定感ある司会だからこそ、「カオス」な現場をまとめきれたらしい。

J-CASTニュース

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