「シコ松は深夜でもダメ!」「20歳のアイドルがグアムで飲酒は違法!」「夕方のアニメで女体盛りだなんて…」2016年BPO“ご意見”1月〜3月編

1月1日(日)16時0分 おたぽる

『おそ松さん』公式サイトより。

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 放送への意見や苦情、放送倫理上の問題に対して取り組む第三者の機関「放送倫理・番組向上機構(BPO)」(以下、BPO)。毎日怒涛のように番組が放送されていれば、視聴者からは様々なクレームや感想、意見などがBPOに届くのは必然。しかし時には思わず二度見してしまう突拍子もない意見や、思わず拍手を送りたくなるような指摘などもある。
 そこで今回は、2016年の1月から3月にかけてBPOに寄せられた意見の中でも、特にファンやオタクから反響の上がったものをご紹介しよう。

「深夜帯のアニメ番組で、自慰行為をしようとしたところを兄弟に見られ、からかわれるというシーンがあった。深夜帯ではあるが、もう少し青少年の視聴にも配慮してはどうか」

 この意見は1月4日に放送された『おそ松さん』(テレビ東京ほか)第13話「事故?」に対する意見。絶賛自家発電中のチョロ松が、おそ松にその様子を見られてしまった回だ。それがきっかけでチョロ松は「シコ松」「自家発電三郎」という不名誉なあだ名をつけられ、ケンカに発展してしまうという大爆笑の神回と話題だったのだが、同視聴者は問題を感じた様子。

 しかしこの意見に対しては「えぇぇぇ、深夜に放送しててこれがダメとか厳しすぎやしませんか?」「この程度の下ネタに目くじら立てるとは、どんだけ聖人なんだよ」と怒りの声が相次いだ。ちなみに作中に登場した「シコ松中につきご協力お願いします」と書かれた看板は、箱ティッシュやホワイトボードといったグッズとなり微かに日本経済を潤しているようなので、同放送は国にとっても意義のあるものだったと言っていいだろう。

「夕方の時間帯に放送されているアニメ番組で“女体盛り”について触れたシーンがあり、不快になった。たとえ原作にあった文言であっても、放送倫理、放送時間帯、子どもへの影響を考慮して、放送における適切な表現に変更してほしい」

 これはほぼ確実に、2月13日に放送されたアニメ『名探偵コナン』(読売テレビ系)についての意見とみられる。旅館の大旦那が赤字対策として女将に女体盛りをするように提言するという場面が描かれた。女体盛りのイメージ画像では黒いシルエットの上に刺身がのる映像でかなりオブラートに包んだ表現にしているが、セリフではっきりと「裸の上に刺身を盛って客に振舞うってアレ」と言ってしまっている。これはさすがにBPOへの意見に賛同する者が多く「原作で描かれてたけどまさか放送しちまうとは…狂ってるぜ」「俺も夕方にコナンつけて飯食ってたら『女体盛り』って聞こえてきてみそ汁噴いたわ」「この意見はもっともだ。女体盛り自体に罪はないがな!」といった声が上がった。

「グアムから生放送しているラジオ番組で、20歳のアイドルがお酒を飲んでいたが、グアムでは21歳から飲酒可能なので違法だ。スタッフが現地の法律を知らなかったのだろうが、あってはならないことだ」

 3月4日の深夜に生放送されたラジオ番組『JUNKバナナマンのバナナムーンGOLD』(TBSラジオ)で、ゲストとして登場した乃木坂46の生駒里奈がグアムで飲酒してしまったことに対する意見のよう。同日の放送時点で生駒は20歳だったが、指摘の通りその年齢でグアムで飲酒すれば違法となる。

 番組は公式サイトで謝罪しているが、放送当時は「これは生駒ちゃんは悪くないね、スタッフが悪い」「これ、年齢確認してから飲んでたよな…悪気はないし、生駒ちゃんに罪はないし、批判するほどじゃない」と生駒里奈への擁護の声が溢れた。中には「大天使・生駒ちゃんの前じゃ法律なんか“無”だ!」「マンゴービールだぞ! 可愛いからセーフじゃねーか!」と生駒への愛ゆえか、めちゃくちゃな意見を言うものも。アイドルの飲酒問題となるとすぐに世間は大騒ぎしイメージダウンとなるが、オタの愛は飲酒ごときでは揺るがなかったようだ。

おたぽる

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