ブレイク俳優・菅田将暉、山崎賢人はすでに飽きられている?

1月2日(月)20時0分 messy

菅田将暉公式サイトより

写真を拡大

 昨年12月にトレンド情報を扱うORICON STYLEから「2016年 ブレイク俳優ランキング」が発表された。2016年はどんな年だったかな、なんて振り返りながら、誰がブレイクしたのかを少し見てみよう。

 見事1位に輝いたのは2016年公開の映画9本(!)、『ラヴソング』(フジテレビ系)や『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)といった連続ドラマに出演したカメレオン俳優・菅田将暉。CM出演も多く、ブレイクを果たしたことは間違いない。典型的なイケメンのルックスではないものの、映画『暗殺教室』でのクールなキャラクターから、『民王』(テレビ朝日系)でのコミカルな役柄など、まったく異なる役をこなせる演技力でさまざまな作品で引っ張りだことなった。とくにauのCMに“鬼ちゃん”役で出演してからは若い女性だけでなく、お姉さま世代からも人気を集めるように。しかしながら、単独主演は実はまだほとんど無く、『溺れるナイフ』は小松菜奈とのW主演、『セトウツミ』は池松壮亮とW主演だった。

 続いて2位は、朝ドラ『まれ』(NHK)で知名度が一気に上がった山崎賢人。数多くの映画で主演級の役に抜擢されるものの、映画『オオカミ少女と黒王子』や『四月は君の嘘』など、そのほとんどが漫画原作の実写もの。“実写化専門俳優”と揶揄されることもあるほど大量だ。少女漫画の実写映画出演についてはその爽やかなルックス効果により観客層(すなわち山崎のファン層)からは高く評価されているが、誰でも無料で見られるテレビドラマ出演となるとそうもいかない。たとえば2015年に放送されたドラマ『デスノート』(日本テレビ系)でのL役に関しては前作での松山ケンイチと比較され、酷評を受けた。今年も『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』『一週間フレンズ。』など、すでに4本の主演実写映画が公開を予定しているが、さすがに<出過ぎ>だ。

 そのほか、3位には朝ドラ『とと姉ちゃん』(NHK系)に出演したモデルの坂口健太郎、4位は月9ドラマ『好きな人がいること』(フジテレビ系)に出演した野村周平、5位にミュージカル界で人気を集め、2016年からドラマやバラエティへ多数出演した山崎育三郎がランクインした。



 ランキングに名前があがった俳優の年齢を見てみると、今年で30歳を迎えた5位の山崎育三郎と10位のラーメンズ片桐仁の43歳を除けば、他は全員20代。ORICON STYLEでは、小栗旬や山田孝之世代に続く、次世代の若者俳優が台頭してきたと紹介されている。しかし彼らは果たして、「ブレイクした」と言えるのだろうか。ブレイクか、「ゴリ押しされていた」だけなのか、判断が微妙なところではないだろうか。やたら多数の作品に出演したことで顔と名前を売ることには成功したが、一方で「食傷気味」との声も大きい。このやり方では俳優として地位を固める以前に飽きられてしまうかもしれない。

 先月34歳となった小栗旬は、20代の段階で『花より男子』(TBS系)や映画『クローズZERO』などのヒットした作品に出演していた。一つ下の33歳の山田孝之は、ドラマ『WATER BOYS』(フジテレビ系)や映画『電車男』で主演を果たして以降、『クローズZERO』や『闇金ウシジマくん』といったハードものから『大洗にも星はふるなり』などのコミカルものまで器用にこなし、山田孝之が出演しているから観に行くという人もいるほど。同世代には、松山ケンイチや藤原竜也、瑛太、妻夫木聡、玉木宏などなど、容姿が整っているだけでない実力派俳優陣が揃っている。

 若手俳優の成長は業界にとって急務であり、若いうちに様々な現場で多くの経験を積ませることも間違いではない。しかしただただメディアに露出すれば良いというものでもなく、出演作品の戦略的な選別が重要だ。数年前にはあらゆる場所でその顔と名前を目にしていた女優・剛力彩芽も、昨年はすっかり露出が減った。数打ちゃ当たる戦法が通じる時代ではないと言えるだろう。

(ボンゾ)

messy

この記事が気に入ったらいいね!しよう

菅田将暉をもっと詳しく

BIGLOBE
トップへ