内野聖陽や向井理も 朝ドラは大ブレイクする俳優を続々と輩出

1月2日(土)7時0分 NEWSポストセブン

ブレイク中のディーン・フジオカ

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 NHK朝ドラのヒロインは、“新人登竜門”と注目されてきた。一方、ヒロインの相手役の男性、いわば“ヒーロー”を演じたことでブレークした俳優は少なくない。


 ちょっと前なら『ひまわり』の上川隆也(50才)も、『ふたりっ子』の内野聖陽(47才)、『あまちゃん』の福士蒼汰(22才)や、『ごちそうさん』の東出昌大(27才)も、それまで若手イケメン俳優のひとりにすぎなかったのが、朝ドラをきっかけに大ブレークを果たした。『花子とアン』の鈴木亮平(32才)は、下積みの長い実力派俳優だったが、“花子の夫”後、一気に花を咲かせた。


『あさが来た』でヒロイン・あさの夫・新次郎を演じる玉木宏(35才)の場合は、2006年の『のだめカンタービレ』(フジテレビ系)の千秋先輩で社会現象を巻き起こしたものの、逆にそのイメージが強すぎて、その後大ヒット作には巡り会わなかった。が、ここへきての“千秋先輩超え”となった。


 向井理(33才)は、『ゲゲゲの女房』出演前は、端役として話題作に出演していたが、その名前は『ゲゲゲ』後、一気に全国区となり、今に至る。朝ドラ評論家の田幸和歌子さんは、こう話す。


「イケメンを探してくるのがうまいんですよ。それは、原石もそうだし、名が知られている人の新しい一面を光らせることもできるから」


 ヒーローだけじゃない。『あさが来た』では、“五代様”こと、五代友厚(ディーン・フジオカ・35才)が新次郎と同じくらい注目を集めている。


「新次郎はもちろんかっこいいけど、五代様もすてき〜。あさが困ったときにはいつも助けてくれて、理解してくれて。まさに王子様です」(58才・公務員女性)


 他にも、はつの夫・惣兵衛を演じる柄本佑(29才)のファンも急増しているが、ヒーロー以外にもイケメン俳優を配置するのは、近頃の流行だと、田幸さんは指摘する。



「『あさが来た』で真っ先にツイッターのトレンドにきたのは、五代役のディーン・フジオカさんでした。あさに思いを寄せる理由が容姿に対してではなく、人間性や才覚に対してというシンデレラストーリーがなんとも小気味よい。巧妙に女心のツボを押さえていますよね。『花子とアン』では幼なじみの朝市、『カーネーション』では不倫相手の周防、『まれ』では修業先の息子・大輔、などのイケメンがヒロインの心の支えになりました。夫以外にちょっと気持ちが奪われる、なんて気持ちも味わえます」


 それぞれを演じた窪田正孝(27才)、綾野剛(33才)、柳楽優弥(25才)も話題になりブレークした。コラムニストの今井舞さんはこう話す。


「イケメンが、“はい、イケメンでございます”って感じで出てこないからいいんです。民放のドラマだったら、シャワーシーンとかで上半身裸にしてうろうろ、みたいな出し方になっちゃうけど、朝ドラだと彼らもまたヒロインと一緒に成長する心の動きがわかるから、見入っちゃうんです」


 毎朝15分×半年間。その濃密な放送時間が、視聴者とヒーローの距離を縮めている。朝ドラファンの42才女性はこう言う。


「ご近所をのぞき見している気分で、すごく臨場感があるんですよね。朝ドラのヒーローにハマるのは、“こんな旦那さんだったら”って、自分の夫になぞらえるからかしら。夫が医者なので、『梅ちゃん先生』(2012年)に出てきた、同僚で元カレの松岡先生(高橋光臣・33才)には“かっこいい〜”と、思い入れも強かった。毎朝会うヒーローは、下手すれば夫よりも身近な異性。今は、新次郎さんや五代さんに会えるのが、近所のイケメンパパに会えるような朝のひそかな楽しみなんです」


※女性セブン2016年1月7・14日号

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