評価は爆上げなのに視聴率はワースト3位となった『紅白歌合戦』

1月2日(火)21時57分 財経新聞

 大晦日に放送された『第68回紅白歌合戦』の視聴率が発表されたが、ビデオリサーチ調べで関東地区で40%割れとなり、ワースト3位の視聴率で終わったことに驚きの声があがっている。

 というのも、今回の紅白は、非常に評判がよかったと、放送中から話題になっていたからだ。総合司会の内村光良の進行はスムーズな上に、出演者一人一人を丁寧に紹介していたし、白組司会の二宮和也とのかけあいも絶妙。3年連続となった有村架純が二人に突っ込みながら進行をするという内容に、内村だけではなく、二宮・有村の評価も急上昇していたのだ。

 ネット上でも「芸人を司会にするのは不安だったけど、内村なら文句なし」「来年もやってほしい」と賞賛の声が相次いだ。

 唯一、欅坂46とのコラボ(これは今回の紅白の目玉でもあった)において、欅坂メンバーが数名酸欠で倒れてしまうというハプニングもあったが、曲中、異変に気付いた内村が平手友梨奈に「大丈夫?」と声をかけ、アイコンタクトをしたあと力強くうなづいたシーンは、欅坂のファンですら「かっこよすぎる」「あれは惚れてしまう」などと好意的な評価が相次いだ。

 さらに後半になるとXJAPANのYoshikiがドラムを解禁し、今回が最後となる安室奈美恵が登場と、最後まで充実した内容であったため、多くの人が視聴率が高いと思い込んでいたらしい。

 とはいえ、今回の結果を受けて、出演者・司会者の評価が下がるものでもないことは明らかだ。

 これまで紅白を支えてきたベテラン演歌歌手は減り、テレビも裏番組だけではなく、ネット番組なども増えて、もはや「マス」というものは存在が難しくなっている。

 特に紅白のような長い番組を最初から最後まで見続けるという人は激減し、ザッピングしながら、好きなアーティストだけを見るというスタンスが当たり前となった。

 逆風の中で結果を出した出演者・スタッフには胸を張って、今年の年末も素晴らしい紅白を作ってもらいたいと思う。

財経新聞

「視聴率」をもっと詳しく

「視聴率」のニュース

BIGLOBE
トップへ